不幸のドラマ

自分が恵まれている環境にあることに気づかない人もいる。

何だかみんな幸せで、自分は不幸だと思う。

どこからが不幸とも言えないし、不幸比べもできないけれど

置かれた環境によって打たれ強くはなってしまうものだ。

環境は大人になれば自分で変える事は可能だ。

最近あるような事件や出来事は別として。。。

子供の時は不幸ということもあまり気づかず、

人から「大変だったね」などの見方や評価によって

だんだんと、不幸を感じ始めたりする。

それぞれに人生のドラマがある。

そのドラマの中でさまざまな経験をしながら歩んでいる訳だ。

そのドラマをどのようにしていくのか、

どのようなエンディングにしようとしていくのかは

自分で創り出していく。

不幸を抱き続け、そのドラマを創り続けることも出来る。

または違ったエンディングを創り出すこともできる。

不幸や幸せの自分の中の定義を変え

もっともっと心の豊かさ、幸せであろう。

いい状況になるほどに

自分が良い状況（一般的に見て）になるにつれ

自分自身が変化していないか気をつけてみたほうがいい。

高級取りになる、役職が上がる、

とてもいい条件のパートナーと付き合い始める、結婚する

などなど、状況がとても良くなるに従って

言動が変化し始めていないだろうか？

本人自体は気がつきにくいので本当に気をつけたいもの。

自信や立場がまるで自分自身が

とても立派になったかのように感じさせるのだろう。

以前ではしなかった言動を平気でするようになる。

もともとそのような性質は持っていたので

野心があったのだ。

個人的には野心より情熱を持っていたい。

欲しいものを認識する

親、または誰かにご馳走になるときや

何かを買ってもらうときに値段を気にするだろうか？

人によっては親にご馳走になるときや買ってもらうときは

全く気にしない人もいるかもしれない。

私は親とご飯を食べに行っても高いものを頼まない。

逆に私がご馳走するときは値段は気にしない。

別に親に経済力がないわけではなく、

人に出してもらうときは気がひけるのだ。

人がお金を出してくれるときは親であっても気を遣う。

いくら親、または誰かががお金を出してくれるからと言って

いい歳をした大人が無邪気にメニューの中で

一番高いものを気にせず注文をするのは気になってしまう。

私には気を使えない人だと感じてしまうのだ。

育ち方なのかもしれないけれど

考えてみると妹はメニューの中で高いランチを気にせず頼んでいたけれど

私は今日のオススメのような安いものを頼んでいたっけ。。。

いまだにその性格は続いていて

なかなか単に食べたいから、単に欲しいからで

一番に欲しいものを値段も考えずねだることはできない。

けれど、そんなことをしていると

本当に欲しいものが分からなくなるのだ。

迷うことに慣れていて選択することが苦手になる。

もう少し、単に欲しいからで物事を選ぶ練習をしてみようかな。

豊かさ

アメリカなどでは1歳のお誕生日は盛大にやるらしい。

ここグアムではとても盛大なパーティーをする。

以前、１歳のお誕生日パーティーに行ったことはあったけれど

大勢来ていても、家の庭でやるような大きなパーティーで

今回行ったのは本格的な地元式のパーティーで本当に盛大だった。

バンドやダンス、人数も本当に大勢だし

場所を借りてやるものだった。

最近はホテルのイベントホールを借りてやるそうだけれど

今回は外のイベント開催場所を借りてやっていた。

それほど盛大なのだ。

１歳の本人は覚えていないような年齢だけれど

その子のために大勢が集まりお祝いをする。

愛情を沢山もらっているのがわかる。

私はそんな様子を見ながら

全く愛情を受けない子供がいる一方で

こんなに愛情を受ける子供もいるのはなぜだろう？と複雑な気分になった。

考えたところで答えは出せないのだけれど。。。

経済が進むにつれて物質的には豊かになっている。

けれども年々、痛ましい事件も頻繁に目にしている。

物質的な思考は本当に心を豊かにしているのだろうか？

物質と精神との思考バランスが崩れているのではないか？

特に物質に多く囲まれているような環境の中では

バランスを意識して保たないと偏ってしまう。

自分は違う、と思っていても

思考はいつの間にか侵食されている場合も多い。

それくらい物質的な中においてバランスを保つことは難しい。

何事においてもエゴが強く

都合よく奪うことばかり考えている人が多過ぎる。

純粋な愛を自分の中に大きく育てていたら

自分だけ、自分たちだけと言った狭いものではなく

もっと無条件に与えられるようになるのかもしれないけれど。。。

欲深い人たち

世の中は本当に欲が強い人が多い。

それが普通なのかもしれないとも思う。

それこそ、精神的な物事を言っていながら

お金儲けばかり考えていたり

自分さえ良ければいいと考えている人たちも多い。

また、そう言った考えの欲は凄まじく

どんな手を使っていても何とも思わないので

人を蹴落とすことも、奪うこともやっていく。

だからこそ、望む成功に近づいていける人が多い。

本当に誠実で真面目で正義感が強く計算しない人で

高い地位、成功を収めている人は稀だ。

生まれながら恵まれた環境があり、もともと一目置かれている人は別だ。

でも、成功と心の豊かさは比例しない。

ゴールに近づこうと猛進しているだけに過ぎず

近づいているはずのゴールにはいつまで経っても達しない。

幸せ、心の豊かさを求めていても

そこに集点を当てようとはしないように見える。

やはり、この物質に溢れた中にいれば自然と目に入るものも多く

人とも比べてしまいやすいからだろう。。。

魅力とはそんな安っぽいものではないけれど

目に見えるものに魅力を感じる人が多い。

だから、それらを欲する人が圧倒的に多いのだろう。。。

顎関節

最近、顎関節症が悪化していて

食事がしずらいほどだ。

６月ごろに父の看病をしていたあたりから

口が開けずらくなっていたのが続いている。

２、３ヶ月忙しくしていたので、その影響だと思う。

昔、歯医者さんで調べてもらって

完全に歪みを治すには手術だと言われたけれど

とりあえずマウスピースを作ったり

矯正したりしたけれど歪みは治っていないので

時々、悪化するのだ。

でも、今回はちょっとヒドイので

また病院で検査しなくてはいけないかなと思っている。

理想は正確に

理想というのは大事で

自分を明確に分かっていないと間違った理想を掲げてしまう。

私もそのことを具体的にやっと最近気づけた。

いつもの悪い癖。。。くらいに思っていたので

自分の行動を気をつけるくらいのことと感じていたけれど

最近、似たような状況がまた起こり

よくよく考えていたときに閃いた。

私が使った言葉は私がしたいことじゃないと。。。

似たようなことでも、

言葉に落とすと違ったことになるものもある。

私はそんなことを望んではいないのに

選んだ言葉ではそれを望んでいたわけだ。

嫌だと思うことに繋がるようなことをわざわざ理想に掲げていた。

分かった時には笑ってしまった。

自分の本当の理想をきちんと自分自身が理解していないと

自分で負担を増やすようなことをしてしまう。

「そこじゃない」というような。。。

無意識に呼び込んでいたわけだ。

早速、その言葉を消して適切な言葉が見つかるまでは

書き込まないようにしよう。

度を越さない

何事も、いいと言われることであっても過剰過ぎると逆効果だ。

私もつい過剰になる傾向があるので物事によっては

図に乗らないように気を付けている。

特に中年になってからの健康に関することは注意している。

それも、大怪我したのは大きくてトラウマになっていて

以前より臆病というか、自然と注意するようになった。

また、意外とできてしまう体力に対して図に乗らず

度を越さないようにあえて控えている。

女性は年齢が上がるとともに

男性より骨に影響が出てくるので骨折しやすくなる。

もちろん、男性も女性も自分が思っているより

筋肉や関節なども硬くなっていることを意識せずにいると

いつもより少し無理するだけでも身体を痛めてしまう。

一度痛めると回復に時間もかかるし

もしかしたら、繰り返しやすくなるものもあるので

とにかく出来るからといってやり過ぎない方がいい。

長く続けることを意識して

度を越さずにコツコツ続けるのが結局必要なことだから。

身体は今日の結果ではなく

日々の積み重ねの結果が今出ているのだ。

食事や運動は

この身体という乗り物を長く快適に使うために

何事も度を越さず、点検とメンテナンスを取り入れながら

必要に動かしていくのが良いのではないかと思う。

Give & Take

人に親切であることと

それを当たり前のようにあてにされることは別の話だ。

けれども、都合よく利用しようと考える人は非常に多い。

与えることを与えていると考えなしにしていても

やってもらう事が平気な人は

都合よく人の好意をあてにしてくるものだ。

けれども、

人の欲、利己心が働き始めた途端に関係は終わる。

考えてみたら

人間関係もそうなのだから

目に見えない関係の中にも同じだと言うことに気づく。

下心を持った瞬間に関係が薄れる、切れるのかもしれない。

関係は常に純粋さが必要なのだ。

純粋さがないところには問題が起こる。

純粋さがあるところは静かなものになる。

自分や誰かの生活、人生の邪魔もせず

淡々と自分の人生を満喫できるものになる。

知っているも思い込み

「自分は知っている」と思うことは成長や機会を逃しやすい。

自分が経験し「知っている」と思うこともあるし

誰かの話や本などから「知っている」と思うこともある。

また、同じような経験であったとしても

違う条件の元となれば「その知っている」も

また違ったものになる。

そして、それぞれ「知っている」の深さも違うかもしれない。

「知っている」と思い真剣に話を聞いていない、

または聞くつもりもない人もいる。

それは、残念なことだ。

「知っている」という思い込みは

たくさんの「知る」機会も失っていく。

「知ってる」と言ってしまいそうになったら

注意してその言葉を飲み込もおう。

どんな時でも、しっかり話を聞いた方がはるかにいいのだ。