My Library

気まぐれ読書・映画・音楽の記録。本文に関係のないコメントについてはご遠慮させていただきます。

辻村深月「本日は大安なり」

2012-06-22 | 小説
 
一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹、クレーマー新婦に振り回されっぱなしのウェディングプランナー、大好きな叔母の結婚にフクザツな心境の男子小学生、新婦に重大な事実を告げられないまま結婚式当日を迎えてしまった新郎。憧れの高級結婚式場で、同日に行われる4つの結婚式。とある大安の一日を舞台に人生の悲喜こもごもをすくい取る。それぞれの思惑と事情が臨界点に達した、そのとき―。世界一幸せな一日を舞台にした、パニック・エンターテインメント
 
大安吉日の結婚式場で4つの結婚式が行われる。。
どの舞台も…。どうなることやら…。はらはら不穏な要素が一杯で。これが結婚式なのか!!
中盤では、どろーんと憂鬱になることばかりの展開にへきへきしてしまったが、
おや??
そういうことかあ~~~。
結果オーライ!
辻村さん。最後は、はっぴい~にしてくれる小説でした。
やっぱいね。読後感は、ラストに幸福が待っていてくれなければ、
本を読んで救われませんから…
よかったです。
結婚は。Happyじゃないとね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿