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国府弘子「Welcome Home」

2010-08-29 | 音楽・芸術

国府弘子がデビュー作『モア・ザン・ユー・ノウ』を発表したのは1987年。これはそれ以降の自身の活動を総括したベスト・アルバム。といっても単なる寄せ集めではなく、新録音や新ヴァージョンも追加されている。
   たとえば88年の『グローブ・トロッティング』に入っていた<3>はTOKUやオスカー・カストロネヴィスらが参加した2002年録音の新バージョンだし、デビュー作で本多俊之と共演していた<5>は、このベスト盤のためにフルートの赤木りえとのデュオで録音しなおした新ヴァージョン、といった具合だ。<9>は2001年のソロ・ピアノ集『ピアノ・タペストリー』録音時の未発表曲、<10>はまったくの新曲で2002年録音の清々しい演奏。自身のリーダー作だけでなく、ビル・エヴァンス追悼作『メモリーズ・オブ・ビル・エヴァンス』に入っていた<13>も収録されている。これはサンバでやっているのが痛快。
   というわけで、ここには国府弘子の過去と現在が凝縮されている。音楽に対するひたむきな情熱がストレートに伝わってくる好企画盤

えへへ!ライブでげっと。国府さんの生演奏を聴いて。混雑のなか素早く手にしたのが、オリジナル曲「忘れないよ」が入ったこれ!アンコールで演奏した曲が入ったのが良いなあとおもって。並んだケド。ちゃんと握手もして。「ビタミーナ」で始まって「忘れないよ」このアルバム誰かに勧められましたと国府さんから聞かれちゃった。残念なことに。このCDだけ、サインを入れるには。マジックのノリ悪い。から。ジャケットのほうにサインを入れていただきました。

でも、充分。素敵な音楽をありがとう。それに…。「Listen To My Heartbeat」TOKUさんの演奏だよ~。めっちゃうれしい。

JAZZっていいよなあ~。誰とどんなセッションをするのか…すべてが自由であり。一曲一曲が演奏する人の手で、あるいは会場の雰囲気で、毎度毎度作られていくから…。CDは、そう言う意味で面白みがないのですが。お部屋で、心地よい程度に静かにかけながら、過ごすには良いな。

今年は、JAZZの街札幌で。ロングランのジャズフェスティバルも開かれていたので。北海道の爽やかな(といっても今年は暑いが)夏と青空と海。山。夏雲。JAZZ。これ最高です。

1.Vitamina   2.Going,Going On   3.Listen To My HeatBeat   4.Passarada  5.Lady Moonlight   6.Baked Potato Man   7.Keep Hope Alive   8.GO GO Godzilla   9.Interlede   10.Sky Dancing   11.Luck In The Rain   12.For My Friend   13.My Romence   14.I Do What I Want   15.Slingshot   16.忘れないよ



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