癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

椛(モミジ)木探し2

2006年10月31日 | Weblog

  県公文書館の懇話会があるので今日は秋田市へお出かけです。 おかあさんはこの会を楽しみにしています。

  私が会議に出ている間にデパートで買い物ができるからだそうです。

   いつもは秋田市へ最短の道路を選ぶのですが、今日は椛の木探しに造園屋さんのある道路を選びました

        

   ここの造園屋さんにはいい椛(モミジ)木はありませんでした。

  ただ、雪見灯籠の典型が並べられていました。

       

   一つ目(左側)の灯籠が一般的な雪見灯籠で、我が家の庭中央にあります。六角形の笠の端が反り上がっています。  

  二つ目は泉湧寺形雪見灯籠です。しかし、この灯籠は普通泉湧寺形雪見灯籠といわれる灯籠より四本の足の幅が狭く、桂離宮にある灯籠によく似ています。落ち着いた良い雰囲気です。

   三つ目は笠の丸い雪見灯籠、よくお寺さんに見られます。

   その後の四つ目も笠の丸い灯籠ですが「宝珠(てっぺんの部分)」がとんがっており、足が内側に入り込んでいます。この形を猫足形雪見灯籠と言いいます。

   五つ目は金沢兼六園で有名な琴柱灯籠です。笠が六角形で足が二本しかありません。兼六園の琴柱灯籠は足がとても長く素敵でした・・・。

   以上五つが典型的な雪見灯籠です。どの形がお好みですか。

 

   

    この造園屋さんでは、椛(モミジ)の中で、一番紅葉がきれいで最高と言われるものが「血汐」という品種であるという説明をしていただきました。

                 

   左側のまだ紅葉していない木が「血汐」です。そのすぐ右奥にある小さな木も「血汐」です。

  その小さな「血汐」のモミジの値段です。3,600円ではありません、36,000円です。

             

    手前のやや大きい方は45,000円でした。

                      

    モミジにもこんな良血種があったとは知りませんでした。

    一度はこうしたモミジの紅葉を拝見したいです

 

                     

 

       

 


椛(モミジ)の木探し1

2006年10月30日 | Weblog

   我が家の玄関の石敷きも間もなく完成、そこで記念樹に椛の木は如何かなと今日は、当市と隣の市の造園屋さんを訪ねました           

    

    

                   

 

                                                

 

    

 

        

   どうにも鬼門の前庭に写る、しっくりとした椛(モミジ)の木は見つかりません。無かったら小さい木から育てるか、今後も根気よく探し求めるしかありません。

   明日は県公文書館懇話会があるので秋田市へ、おかあさんも一緒で、秋田市の造園屋さんを少し見ようと思います。

 

   今日は椛木は良い物を見ることはできませんでしたが、宗福寺をもう一度、しっかり見ることができました。

   盆栽の様子からして、和尚様はそれほどには老齢の方ではないと以前に記しましたが、今日ご挨拶に玄関を訪れたらまさに当たりでした。

   当たり以上に素晴らしかったことは、和尚様に「先にお邪魔したのですが、あまりにお庭が素晴らしかったので妻に見せたくてまたお邪魔しました」と私が話したら、「少しお待ち下さい」と言い、「出来たてのパンフレットです。第1号をどうぞ」とにこにこ顔で迎えて下さいました。・・・・素敵なお和尚さんでした

 

      

 

  

           

  高い屋根から落ちてくる雨を受ける雨受です。我が家でも2ヶ所屋根から落ちる雨が壁を汚している所があります。

    これを参考に、もっと江戸期の雰囲気の感じられるものを作ろうと思います。

 

   睡蓮の池、菖蒲(アヤメ)の畑(お座敷から見ると池に菖蒲が逆さまに写り、2倍の量に見えます)、皐月に伽羅の刈り込み、西日の中に輝いている大木は栂(つが)の木や栃(とち)の木たちです。

   こうした庭は長い歴史が作って来たものです。

   パンフレットによるとこの庭は佐竹西家の菩提寺として、250年程を経ているそうです。

   我が家の伽羅の木も古いものですが、これからどれほど古くなっても、それでも十分に育てることができることを、この庭は私たちに教えてくれています

 

 

 

 

  

 

 

  

  

 

   

   

  

                                 


目地塗りに来て下さいました!

2006年10月29日 | Weblog

  日曜日なのに、「石のむろじ」さんの方が来て下さいました。

    塗り始めたら、ポツリポツリと雨が・・・

         

         

   シートを掛けての作業でしたが、やがて晴れて来ました。

   終日の頑張りで中央の乱ばりの所は完成、左側の目地がまだ残りました。来週中にまた来て下さるそうです

   丁寧に仕事をして下さり有り難いです。こうして丁寧に仕上げた敷石は、末代まで残り続けます・・・削岩機で壊さない限りは残り続けます・・・。

       

   一番上に4cmの「琥珀石」が、その下に2cmのモルタルが、その下 5cmのコンクリートの中にロードヒーティングのパイプが埋まっています。ここまで11cmが固められています。その下は3cmの断熱材、その下は21cmの砕石の展圧部分です。

  こうした構造物の表面の仕上げは美しく仕上げたいものです。「石のむろじ」さんの仕事にはただ感謝です。有り難うございます。

         

        

   このHB101は、相模原のsachiko姉さんから紹介していただいたものです。                               

   黄色いハイビスカスにもよく効く、霊験あらたかなお薬です。

    

 

    八幡平の紅葉はほとんど終わっていましたが、我が家の紅葉は次第に深まっています。

    まだまだ紅くなるでしょう

    おかあさんと、椛(モミジ)木の前庭への移植などを検討しました。

    椛木は落葉樹です。間もなく葉が落ち冬眠を始めます。その時が移植の時期なのです。

    庭師は理想の紅葉の庭を求めてこれからも忙しくなります

                  

 

 


八幡平の紅葉は今いかに?

2006年10月28日 | Weblog

玄関前敷石工事は一時中断です。追加工事の分と今回の工事の石の不足分?が届くのが11月中旬、工事の再開は15日の予定です。 ということで、終日休日でした。

   

                   

                     

   ここ数日、ハイビスカスが毎日大輪の花を2~3咲き続けています。

   どうして、毎日大輪の花が咲き続けるのでしょうか。

   我が家のガーデナーさんに聞くとこれまでの管理が良かったのだそうです。

          

   ハイビスカスは、5月23日に植え替えをし、週一回液肥を与えた他に、6月から月1回位このHB101(活力剤)の1000倍液を与え続けてきたのです。

   この魔法のお薬 (HB101・活力剤・¥2300)は、杉、桧、松、オオバコ抽出エキスで化学的処理は一切していないとのことです。  ・・・・ 私にもこうしたお薬があればいいのですが

    今日の八幡平の紅葉

                

          

                                                       

 

    例年八幡平の紅葉10月20日頃、今年もやはりそうでした。ここ1週間、玄関前の工事の間に八幡平の紅葉は銭川温泉(トロコ付近)まで下りてきており、いつもの大沼付近は葉がすっかり落ちていました。

    今日はゆっくりと綺麗で大きな温泉に入りたかったので、大沼付近の「ゆらら(市の施設、団扇があるので半額です)」へ、案の定お客さんは誰もおらず、広いお風呂にゆっくりと入ることができました。

   泉質は、成分91mg/kgと少ないのですが、たまには誰も居らない広い温泉を選ぶのもいいものです。

   当市が何故貧乏なのかその訳を、温泉の中で実感した一時でした


敷石工事4日目の最終日、しかし出来上がりませんでした!

2006年10月27日 | Weblog

 

        

    今朝の玄関前の石敷きの様子です。写真上の乱ばりの部分が、手前の角板の延べ段の部分より5mmくらい高いのです。

                    

   ところが、おかあさんがこんな所を見つけました。中央の丸い小さい石は、右の「延べ段」よりいくらか低いのです。予定とは逆になっているのです。

   今朝は、作業の人3人と「石のむろじ」の若旦那さんが来てくれました。若旦那さんに話すると、すぐに取り外して高くするよう指示してくれました。他に高さがあまり感じられない所を4ヶ所位直してくれました。

    ・・・良かった、良かった

   さて今日は、若旦那さんは門に入れる照明を電気屋さんと打ち合わせしました。

 台所のスライダックス(調光器)で、明るくもできるようにすることにしました。

   作業の方は終日、目地(めじ)塗りです。

                            

   私も目地塗りを頑張りました。

   かえって、邪魔になりそうで(仕上げをしてもらわないといけないので)私もやりたいと言えないでいたのですが、午後になり今日一日でできそうにないことが分かり、私もやることにしました。

    水をかなり控えてねったモルタルを、細い鏝(こて)を使って、目地に入れます。それを最後に水を含ませた刷毛(はけ)でなでて仕上げるのです

   問題は、石と石の間にどれ位入れるかです。

   ベテランの職人さんに「これ位でいいですか」と聞いてみたのですが、教えてくれません。

   「やってみないと分からない」というのです。

   意地悪をしているのではありません。まさにその通りなのです。 程よくモルタルが入っているように見えても、鏝でしっかり押したのか、ただ軽く入れたのかで、後で水を含ませた時に違いがでます。

  軽く入れただけでは水を入れるとずっと引いて足りなくなってしまいます。

   やはり「繰り返し繰り返しやってみて初めて分かる」のです。

   若い職人がベテランの職人にセメントを練っていて「これ位で良いですか(砂や水の量が)」と聞くと、「適当に」とたった一言、若い職人は「はい」と言って自分で決めていました。  

                                                                                                                           

   私は、「適当に」と言われた時に、若い職人にちらりと嬉しそうな表情が見えたように思いました。

  「任せられた嬉しさ」なのでしょうか。私も「任せられる人」になりたいものです

 

                               

       

    暗くなってからは、照明をつけて作業が続けられました。

 

   残念ながら、目地塗りの仕上げが半分ほど残ってしまいました。責任者の高橋さんは、会社に都合をつけてみますとのことでした。

   そして、帰り際会社の日程の都合がつかない場合は、「日曜日に自分1人で来ます」 と話して帰りました。

   なんと責任感の強い方です。

   こんな人に仕事を任せていると本当に安心です

 

  追伸   夜8時過ぎ八HIROさんたちが、青森・弘前経由で遊びに来ました。久々ににぎやかな、きりたんぽの会食でした                  

 

    

 

 

               

 


敷石工事3日目、順調です!

2006年10月26日 | Weblog

   玄関前の敷石工事もきょうで3日目、順調に進んでいます。

                      

      

    誇り高き男は埃をかぶって石を切ります(失礼!)。

    4cmの厚さで結構堅いのです。切るのも大変、丸く切るなどは至難の業です。 

                                 

 

   HPには琥珀石はあまり出ていません。

                   琥珀石(ガーデニング用)HP

 

    琥珀石の作品(宮城県名取市の石材店)

          

  

 

    石(角板)が不足したので、目地の下塗りが始まりました。

       

 

     今日はここで作業は終わりです。

 

   明日は目地の仕上げをし、第一期工事の完了です。

 

  不足分の石は11月中旬に中国から横浜港経由で届き、それ以降の工事で完了します

    門もその時に完成するそうです。

             

    理想的には、中央の乱ばりと脇の延板ばりの高さの差は1.5cmにし、2段階の差で全部で3cmにすると(4cmの板の厚さがあるのでOK)陰影が出、立体的造形の素晴らしさが感じられるようになると思います。 

   しかし、「段があると歩きにくい」とか、「つまずきそうで危険」というこの玄関を通る人の声が聞こえそうで、段差は全て3~5mmとし、つまず(躓)くことのないようにしました。

   (「用」と「景」の割合で意見が異なった茶人の話を思い出します。・・・今の私は「用」6分、「景」4分の千利休の考え方をしています・・・最近はいつもそうです。)

   玄関は多くの方をお迎えする所、我が趣味にだけこだわる訳にはいきません・・・(大所局所から考えて、併せ呑んで) 

   今日目地塗りを一緒にやってみました。    

   できることはできるのですが、プロの方とはスピードも仕上がも、1/3位のできです。

   明日も挑戦し差を1/2位にしたいのですが、仕上げの明日も私に塗らせてくれるでしょうか


延段(のべだん)の貼り方、修正!

2006年10月25日 | Weblog

  玄関前のロードヒーティング上の敷石工事2日目です。 敷石全体は、中央の通路の「乱ばり」の部分と、その周囲の「延べ段」でできています。

 私たちは、茶室等に見られる「乱ばり」で全体を作ることを考えていたのですが、「石のむろじ」の若旦那さん(社長の弟さん、安田さん)は、中央通路は「乱ばり」それ以外は「延べ段」で作ることを提案してくださいました

   素敵なアイディアです。手が込んでおり、作業が大変です

   昨日は通路部分の「乱ばり」が完成しました。今日はその周囲の「延べ段」を貼ります。

   「石のむろじ」の若旦那さんは、今日は午後にいらっしゃる予定です。

  

         

   「延べ段」は、様々の素材で作りますが、今回は4cm厚の板状の琥珀石を並べ、必要な長さにカッターで切って使います。

                                  

             

   午後2時頃、ここまでできた時に「石のむろじ」の若旦那さんがいらっしゃいました。

  庭石と板石がぶつかった所の貼り方が自分の考えていたイメージと違う、曲線にはしない方が良いとおっしゃいました。

   庭石や乱ばり部分の曲線に合わせて、板石を切り、合わせて貼ることは、今朝、私と代表の高橋さんとで決めたことなのです。

            

  所用で出かけていたおかあさんも帰って来、「石のむろじ」の若旦那さんと私の3人で相談しました。

   結果、3時の休憩の後は、曲線部分にしたところは、取り外してやり直すことにしました。  

  

    「石のむろじ」の若旦那(デザイナー)さんは、何度も道路に出て、遠くから敷石全体を眺めています。中央の乱ばりの通路の部分が良く見えるかどうかに意を注いでいるのです。

   板石の角のだんだんにはモルタルが入ります。5mmほど下がります。その高低、色の対比なども考えておられるのです 

   私は局所(部分)しか見ておらず、「石のむろじ」の若旦那(デザイナー)さんは大所からも見ておられたのです。

   私も、これからは、何事においても、大所からも局所からも見たり考えたりできる人になれるよう努力したいと思います 

 

    

   庭も大分紅くなってきました。しかしまだ局所だけです。

   これから日増しに全体が紅葉していきます。

  楽しみです・・・

  11月の中旬には、門(門灯つき)もでき、玄関の全て完成して、冬を迎えます。

   誰か、遊びに来ないかなあ~~~  

 


「石のむろじ」さんが今日から作業!

2006年10月24日 | Weblog

  弘前の「石のむろじ」さんが今日から4日間で、玄関前に敷石を敷いて下さいます。

  弘前で石を積み、高速で、午前10時少し前に、トラック3台、乗用車1台で6名の方が、作業に来てくれました。

     

 

     

    この石は、「琥珀石」横浜港から陸揚げされました。中国からです。            (石の箱に添付されていた表示です)

 

         

 

         

 

    

 

 

 

           

       

         

      石屋のみなさんは、一生懸命敷石をし           いて下さいました。庭師の私は、三波石          のぶどう石などが、私たちの孫達が石の          上にのっても「ぐらっ」とならないよう            に、コンクリートで固めました。

           午後は池に入って(特長を履いて)内             側も固めました。庭は安全で楽しい所で          なければなりません

                      

 

    ニシキギの実が真っ赤になりました。 

                                                     玄関前に融雪装置が、おしゃれなものができ始めました。

           今年は、楽しい冬を過ごすための、様々の準備を        

                                       しようと思います

 

 

 

 


今日は終日お休みです!

2006年10月23日 | Weblog

   寒くなり床暖も焚き始めたのでテンプレートも変更です。

   今日は「「石のむろじ」さんがいらっしゃる予定でしたが、早々とお電話があり、明日ということで、今日は終日空いてしましました。

       

   なおなおさんからご紹介を頂き、3日程前からMixiに参加できました。なおなおさん、ありがとうございました。

   Mixiにすっかりはまりました。東京清澄庭園でこの花を見つけたのですが何という花でしょうか、という問い合わせが花のコミュニティーにありました。

   我が家に、この「シュウメイギク」の八重、白、ピンクの3種類があるので、写真を掲載し、お応えしました。

    庭師の方、ガーデニング愛好家野方、歴史研究、仏像愛好、等々、さまざまのコミュニティーがあり、眺めているだけでも楽しく時間を忘れてしまいます。なおなおさんには、本当に感謝です。

  休日の庭師は考えています。

    この裏庭の、池の向こう側、中央に見える大きなサツキが無かったら、この庭はどう見えるのでしょうか。

    「この庭が作られた江戸時代の状態に戻してみたい」とは、9月30日の如斯亭(秋田市の名庭)での剪定学習会で学んだことです。

   このサツキ(赤と白の2色咲き分け)を築山の奥に上げると、見えていない庭石が見えるようになります

   以前に石を配したのは、石と樹木の調和を見て欲しかったのですが、木(サツキ)があまりにも大きくなり過ぎたのです。

  大きい木はやはり奥になければなりません。

   やはり、ご先祖が見て欲しいと植えた石は、見えるようにするのが庭師の仕事、今日はそんなことを考えていました。

 

       

       

                  

    

    如斯亭での剪定学習会のビデオ(DV)の静止画です。 古いビデオカメラですがこの画像はblogには使えそうです。

  残念なことに、所有者の方にお聞きしたら、今後如斯亭は年中非公開とのことです。本当に残念、こんなに素晴らしいお庭を誰も見ることができないとは・・・・

   所有者の方に、私は秋田観光コンべーション協会(観光ボランティアの会)に如斯亭の鍵を預けて下さいと頼みました。 「検討してみます」とのお答えでしたが・・・

    「大衆依拠」、昔から好きな言葉です。如斯亭は入園料を取って、ボランティアの方々に開閉園を任せるべきと思います

   多くの人の力を借りないとこの庭園は、良い状態を継続できません。たくさんのお金が必要なのですから・・・

  お庭が再び朽ちる前に勇気ある決断を、私も私の庭の大幅な改善に取り組む日が近づいています

 

               

 

 

 

  


日曜日は工事はお休み、庭師は前の池の石組みを・・・!

2006年10月22日 | Weblog

   明日は「石のむろじ」がいらして、玄関前のロードヒーティングの上に石を敷きます。

  昨日打ったコンクリートは堅くなり歩けるようになったので、前庭池の石組みの改修をしました。 以前プロの庭師さんが作ったものを改修することは、とても勇気のいることですが、明日は「石のむろじ」さんが石を敷くと、池の石組みの改修が困難になります。

          

  手前の石が今日組んだ石です。下に昔からの石があり、その上に化粧の石を置いた感じです。

   手前真ん中の大きな石は、宮城県の秋保(あきゅう)産の石です

  平成7年6月、裏庭右側の作庭時に仙台の石山さん(庭師)が運んで下さいました。

  その左右の石は三波石(群馬県)です。前庭のほとんどは三波石(緑色や焦げ茶色)です。

       

    この石の右も左も三波石です。真ん中のこの大きな石も三波石ですが、三波石の中でも一級品の「ぶどう石」という石です。もう群馬では採れなくなっているので、貴重品です。

   我が家の前庭の一番大きい石とこの石が「ぶどう石」です。我が家の「宝物」です  

   この石は群馬の石屋さんが売りに来て、私とその人とで植えた石で、大きな「ぶどう石」の右下にありました。

   今回の玄関前の改修で、この石の色の美しさをたくさんの人に見て欲しく、黒松やサツキを移した後のここに移動しました。

                  三波石1

                   三波石2

                    三波石3

                         三波石4

 

   この石の見事さを愛でる人がいてくれたら嬉しいです

   緑色の石には四国伊予(愛媛県)の石、北海道色丹の石などがありますが、三波石のぶどう石が一番深みがあると思うのですが如何でしょうか

   池の向かい側の石組みや水の取り入れ口の改修は、今後の課題です。

   池に今後も確実に水が入るのかの確認も、これから課題です ・・・

  

   

 

 


もうパイプは見えません!

2006年10月21日 | Weblog

      朝一番はここから 

        どんどんと・・・   

           午前中には

  

   車庫前は融雪入りのコンクリート仕上げです。

  庭木の後などの狭い所は融雪なしで敷石が敷かれます        

      ・・・ もう草は生えません

 

         ボイラーは、出力3系統なのに!

              

    センサーは3種類、左の写真は積雪のセンサーで、その裏の突起が気温のセンサーです。

    右はコンクリートの中に埋まる地中の温度のセンサーです。

      1、雪が降っているかどうか?

      2、気温が低いかどうか?

      3、地中の温度は低いかどうか?

    これらのセンサーが、ボイラーを燃焼させるかどうかを決めます。私は電源のオン・オフと2段階の高温と低温の燃焼温度を決めるだけです。

                     

  ボイラーの位置はここです。雪に埋もれないように55cmの高さの土台の上に置くことにしました。 

  

      

  玄関前の融雪工事に付き合っているうちに、我が家のモミジやドウダンツツジも紅くなり始めました ・・・

   来週(明後日)からは、石のむろじさんが融雪のコンクリートの上に敷石を敷きに来てくれます。

   私たちの今年は、十和田・八幡平・八甲田の紅葉は見にいけそうにありません・・・我が家の紅葉で我慢をします

  


雨のためコンクリート打ちは延期!

2006年10月20日 | Weblog

 

                

   ロードヒーティングのパイプです。

   右が今回使用したパイプです。黄色いパイプの中に白いパイプが入っていて、その中を熱せられた不凍液が流れます。パイプとパイプの間は空気の層になっています。左の従来のパイプより太くなっている分、熱の伝わる面積も広がり、熱効率が良くなるのです。

       水平器

                        

                  水平をとるために打った金属の棒

  朝激しい雨が降ったのですがやがて止みました。工事の人は水平にコンクリートを打つための目印をつける金属の棒を打ち込んで、午前中だけで帰りました。

    赤い細い紐が規準で、それに合わせて、この棒に印をつけていきます。この印に合わせてコンクリートを流し、流し終えたらこの棒を抜いて、表面が凸凹にならないようにするのだそうです。

    賢いですネ   

 

            

   昨日、古文書の学習会が終わってから、庭師は木の移植をしました。

   左の写真の、右側の木はおかあさんが退職時に、我が家の子ども達やその奥様方からお祝いに頂いた三色の花の咲く桃の木です。2年半でこんなにも大きくなりました。そこで、仮り植の場所から、定植の場所へ移動です。

   どこがよく見える場所なのか探し、右の写真の場所にしました。わずか2mほどの移動です。これまで赤松のあった所です。     ここが三色の桃の花が一番よく見える場所というのが結論です  

   さて、赤松はどこへ行ったのでしょう

         

    30年以上、私の剪定修行に使われた赤松です。毎年切りつめているので太れずにいます。元気な木ですが、枝打ちが悪く今後大成の見込みがないので、お隠れ遊ばして頂きました。ご免なさい。長い間お世話になりました。

   ゆっくりお休みください

  

  

  


ロードヒーティングにパイプが・・・!

2006年10月19日 | Weblog

 今日の午後、おかあさんと古文書の学習会(初級)に出かけようとすると、ロードヒーティングのパイプの敷設作業が始まりました。

   帰ってくると殆ど終わっていました。玄関中央位置にはセンサーがありました。

  パイプの敷設が終わるとコンクリートで被ってしまい、終生見ることができなくなります。構造を見ておいて欲しいと思います。

  近くのお寺さんも新築に伴って玄関前をロードヒーティングにしていました。パイプの上はアスファルトで仕上げていました。我が家に来ている人たちが工事をしたのですが、今は中は全く見えず、単なる真っ黒なアスファルトの路面でした。

  我が家の仕上げは、コンクリートを半分入れその上に敷石を敷きます。

          

       

   パイプは二重になっていて、中を不凍液が流れその外は空間になっています。以前は単なるパイプを使っていたのだそうですが、この方が燃費が良いのだそうです。1シーズン(約4ヶ月)三万円位の灯油代(工事費は別として)をみるといいそうです。

   これまでの年間の除雪費を考えるとOKかも・・・

      

   左がコンクリートの中に埋め込まれるセンサーです。右はボイラーの置かれる場所です。3回路6本のパイプが見えます。詳しい説明は明日聞くことにします。

   温度のセンサーの他に、積雪のセンサーも必要だと思うのです。そうでないと寒くても雪が降らない日もあるので、手動の操作が必要になると思うのです。

   そうした操作も楽しいかもしれませんが、明日確かめてみましょう

 


玄関前に断熱材が!

2006年10月18日 | Weblog

 

  

        

   玄関前にはスタイロフォーム(断熱材)が貼られ、その上にはワイヤーメッシュが置かれました。

   断熱材は地中に熱が逃げないように、ワイヤーメッシュはこの上に配管されるパイプが折れることのないように置いています。

                

   融雪用のボイラーです。サンポット製、灯油で不凍液を高温にし地中のパイプを循環させることで、雪を溶かします。仕組みは床暖と同じです。

   さて、このボイラーはいつから稼働するのかな・・・

   雪が降らないと稼働しませんネ

  


今日は真澄の歩いた跡をたどる!

2006年10月17日 | Weblog

 私は当市の菅江真澄研究会のメンバー、これまで3年欠かさず全国研究大会に参加してきました。 今日は、総勢14名車4台に分乗して、隣の市の見学です。

 

                      移植前                          植後(灯籠の左脇へ) 

   昨日痩せた玄関前の黒松の移植は終わりました。黒松は男松、やはり陽を一杯浴びたくましく育って欲しいです(赤松は女松と言われ、葉に触っても痛くなく、枝振りも文人木風に作ることができます)。

  ちなみに、先日の如斯亭(秋田市)での剪定実技見学会時では、如斯亭の中央に黒松が1本だけあり、周りには赤松がたくさんあります。そこでこの日の庭師さんは、中央の黒松を赤松の剪定のように枝先が柔らかく(長くしなやかに伸び、透いて見えるように)、周りの赤松と調和するよう剪定していました。

   さらに、追加すると、秋田市や能代に黒松はたくさんありますが、もともとは赤松しかなかったのだそうです。防砂林として黒松を移植し増えてのだそうです。能代市の街路樹は黒松です。

     

  灯籠の左に移植、幹(樹)を丈夫にしたかったら枝を切ってはいけないのです。2~3年は放っておくと良いのですが、なかなかそれができず、鋏を入れてしまうのです。

    いずれ、無事冬を越すことができるといいのですが・・・    (常緑樹は梅雨時に移植、モミジなどの落葉樹は葉が落ちてから移植します。)

   今日の現地学習は、ほとんどお寺や神社の見学です

   しかし、庭師の私は宗徳寺(佐竹西家の菩提寺、佐竹氏のお墓の見学の予定)のお庭も、全員が見ることにしてしまったのです(この会の事務局は私ではありません)。

        

        

   さすが、佐竹西家の菩提寺のお庭、お寺そのものは新築されていますが、お庭は本当に古い、この古さ・巨大さには驚き、感動です

   ご住職にはお会いしませんでしたが、イワヒバ、サツキ、松(五葉松)、オモトの鉢がたくさん、本当にたくさんありました。私の予想では、ここのご住職はさほど年齢のいった方ではないと思います。多分年齢は50代ではないかと思います。何故かと言うと、サツキも松もオモトも若いのです、数はたくさんあるのですがまだ趣味を始めたばかりという感じです。丁寧に手入れがされている盆栽です。きっと几帳面な方だと思います。

              宗徳寺のイワヒバ

                        イワヒバとは                       

    ご住職様に、いつの日か、お目にかかることを楽しみにしています

 

      

  こちらは、鳥潟会館(花岡)のお庭です。最初から昼食の会場の予定になっていましたが、見学の目的はお庭ではありませんでした。私はお庭や住宅、茶室などを見たいのですが(見ましたが)、鳥潟家(藩政期は肝入、後博士などを輩出)の墓地の見学が目的です

  現地研修は計画した人によって大きく左右されます

     

   鳥潟家のお墓、古いお墓には屋根が、鳥潟博士が整理されたのでしょう。黒いお墓全部に鳥潟隆三建立と記されています。鳥潟隆三さんは京都大学教授、理学博士です。

   私は、お墓は立派でなくていいけれど玄関前のロードヒーティングと敷石、門だけはちゃんとでかしたいと思います。

   今日の工事は、土を彫り上げ、採石を入れ、展圧し、門灯のための電線埋設用のパイプを入れました。

          

   門灯に灯りがともるのは何時の日でしょうか。素材の石は中国から船に乗ってやってきます。予定では10月中に完成の予定です