癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

小鳥のさえずりを聞きながら、小道をゆくと

2012年06月30日 | ガーデニング

 

今日も、日中は熱いのなんのって・・・30度を超していました。

今年一番の暑さだとか・・・

 

今朝、早起きして一番に目に飛び込んできたコレオプシスです。

コレオプシスで、桃山型灯籠が一面に黄色になりそうです。

 

 

 

小鳥のさえずりを聞きながらの

朝の涼しいうちの草取りは気持ちよくできます。

はかどる、はかどる・・・

 

レンガの小道が綺麗になったでしょ

  

 

ここは、築山の後ろ、我が家の庭の一番の奥の方です。

南の位置ですが、、ヒバの垣根のために半日陰になってしまいます。

勝手に私は、ここを「アスチルベの小道」と名付けました。

 

    振り返ってもう一度・・・

 

このアスチルベの小道を作りたくなったのは

昨年訪れた仙台の泉ボタニカルガーデンのアスチルベの植栽が

あまりに素晴らしかったからです。

ほんのちょっとだけ真似をしてみました。

我が家のアスチルベは白っぽいのが「シスターテレサ」

赤っぽいのが「ショースター」

これから、少しアスチルベの種類を増やしてみたくなりました。

キョウカノコも似合いそう・・・

 

 ホワイトガーデンが少しずつ白い花が多くなってきました。

ペンステモンのハスカーレッドも

サルビア・ネモローザも、

バラのスプレイ・ウッドもホワイトガーデンに馴染んで・・・

 

 

 今日のラウ・ブリッターは白いバラ「ペネロペ」とのコラボです。

 

ピンク色のバラたちが輝いて 

 

名前が不明です。どなたかご存じの方は

スムース・エンジェルという名前が

ついていたようにも思えるのですが・・・?

 

 お気に入りのイングリッシュローズのヘリテージ

 

 ポールド・アプリコットの名札は本当かしら・・・?

 

 アーチに咲くニュードーン(白)とのサハラ98

 

 今年はサハラの花数が多く、色も綺麗です。

朝の草取り作業をすませた後は、庭が輝いて見えますね

小鳥のさえずりがいっそうかわいらしく思えてきます

 

 

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バラ庭の朝の散策

2012年06月29日 | ガーデニング

 

今日は今年一番の暑さになりました。

6月なのに30度を超す暑さでした。

朝は爽やかな空気につつまれ、庭は輝いていました。

朝の庭散策は気分爽快で幸せ気分

 

築山の周りの園路を通って、バラ庭へと足が進んでしまいます。

 

バラ庭の入り口のアーチのバラ

ニュードーンが優しく迎えてくれます。

 

今日の一番のバラは

ノスタルジー

我が家の庭師が特に気に入っているバラです。

 

青いベンチに座って眺めるバラ庭

青いアーチのアンジェラに

スカーレット・クイーンのバラもすっと伸びています ・・・

 

 パット・オースチンの前のラムズイヤーも立ち上がってきました。

 

スノー・ホレの可憐な花に心をときめかせ・・・

  

ころんころんとしたラウ・ブリッターの花を愛でながら・・・

至福の時間を楽しみます 

庭師が誘引のために作ってくれた竹のラティスは風情がありますね。

 

今日のピエールド・ロンサールはより輝きを増して・・・

 

後ろを振り返ってみると

フウロソウのロザンネイが咲き出していました。

もう夏なんですね。

 

朝一番の楽しみは

何と言ってもお庭の散策です  

 

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庭木の剪定や刈り込み、その2

2012年06月28日 | ガーデニング

 

 

 今日は、シルバー人材センターの庭師の方3人に

庭木の剪定や刈り込みをして頂きました。


 

 

                         

 

 

 最初は一番手がかかる黒松の剪定です。

ミドリ(新芽)を適度な長さで摘み

古い葉を取り除く作業です。


黒松の剪定を進めるなかで

先日、プロの庭師が剪定した枝垂れヒバと

今日、剪定を進めている黒松の間にトラブルが生じました。


 

こういう事です。

プロの庭師さんの剪定した枝垂れヒバは

枝を伸ばすための剪定をしているので

黒松の枝とぶつかるので良くない。

枝を止める剪定をすべきだ

ということです。


そこで、庭師の私(セミプロ)は即答を避け

その問題の枝を良く見たら、その答えが見つかりました。

 

 

確かに、プロの庭師さんは

石の右上から伸びてきた枝垂れヒバを

どんどん伸ばそうと

そのための剪定をしていることが読み取れます。


プロの庭師さんは

どうしてこの枝を伸ばしたいと考えのでしょうか。


この石の下には

小さな二段の滝があり、いつも水音が聞こえます。

プロの庭師さんは

この滝が深山渓谷の滝であるように

枝垂れヒバの枝が、滝上の石にふわふわと垂れるようにと

この枝を伸ばそうと考えたと思います。


黒松の枝との衝突は

枝垂れヒバの誘引や黒松の剪定の仕方で解決できます。


とても素晴らしい考えなので

10時の休憩時間に

シルバーの庭師さんにお話ししたら

しっかりと納得していただくことができました。


 

 

その後の大刈込みなども順調に進み

枝垂れモミジとの対比の景も良くなったと思います。

自画自賛です

 

庭師(セミプロの私)は、今日は大きな木を切りました。

今日切った枝は、全てシルバーさんのトラックで

運び処分してもらうことができます。

 

我が家の庭師とガーデナーは

この銅葉のスモモの木と

その右のミドリの葉のスモモの木を

 

シルバーの庭師さんのお力をお借りして

半分以下の大きさに詰めることができました。

 


シルバーの庭師さんが

電動ノコでドウダンツツジを刈り込んで下さいました。

本当にまん丸で上手な刈り込みです。

私も電動ノコで

今日できなかった小さなサツキなどの刈り込みを

これからするので、手本とする刈り込みです。


しかし、電動ノコでは裾をきれいに刈ることはできません。

刈り込み鋏での作業の時間がなかったようで

私に、今後の作業をたくされました。

私が裾をきれいに刈りたいと思います。


今日のバラたちは、もりもりと元気です。 
 

 

 

 

 

 今、盛りを過ぎようとしているバラも出始めています。

バラがお好きな方は、早めに見にいらしては

 

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これは「ポールズヒマラヤンムスク」でしょうか

2012年06月27日 | ガーデニング

 

今年の4月にポールズヒマラヤンムスクの苗を購入しました。

長尺の大苗で、丁寧な梱包で送ってくださり

植栽するとぐんぐん育ち、逞しい苗を送ってくださった業者の方に感謝しておりました。


そして、待っていた開花が始まりました。

すると、カミキリムシでやられた昨年のポールズヒマラヤンムスクとは、花が違います。

 

この花は

中輪で八重、ピンク色は全くなく、花の開き始めには中心部に薄い黄色が見られます。

葉は小さく、照り葉で、葉柄の裏には小さい棘があります。

香りがいくらかあります。

 

 

 

 

 

昨年のポールズヒマラヤンムスクの花は

花の大きさなどは同じ位なのですが

花の色が違って、薄いピンクが入っています。

花びらの数が多く

花が散るときは、まるで桜の花が散るように

ヒラヒラと散ります。

この色合いと風情のある散り方は見事です。

 

 

 

 


さて、今年購入したバラはポールズヒマラヤンムスクなのでしょうか。

もし、ポールズヒマラヤンムスクでないとしたら

この白い花のバラは、なんという名前のバラなのでしょうか。


お分かりになりましたら

コメントなどで教えていただければ幸いです。

よろしくお願いします。


 

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バラ庭が華やかに

2012年06月26日 | ガーデニング

梅雨が明けたかのように暑くなり

 ようやくバラ庭が華やかになってきました。

 

桜の下のアーチから見たバラ庭です。



  

  向こうに見えるアーチのスノーグースの右にはパフビューティが・・・


 

花壇の後方には 黄色いバラ、グラハム・トーマス


 

優しい色合いがお気に入りのレッチフィール・ドエンジェル


 

 雨に濡れているグラミスキャッスル


ひときわ明るい レディ・エマ・ハミルトン

 

 

 

ピノキオ


 

 イングリッシュローズのパット・オースチン

華麗な姿で心をときめかせてくれています

 

 忙しいふりをしていると、庭は正直ですね・・・

ロックガーデンが荒れ状態に・・・ 

早いとこ草むしりをしてやらないとね。

  

 

 

 宿根草の庭は野趣あふれる感じになりましたが

たくさんの花を咲かせ喜ばせてくれています。

エキナセアやラムズイヤーが咲き出すのもすぐでしょう。

 

 のびのび競争をしているかのようなクガイソウとリシマキア

風にゆれる風情を楽しんでいます。

 

忙しい日々もようやく落ち着きを取り戻し、

存分に庭を楽しめるようになりました。

 

 さてさて、今日はどこのお手入れをしましょうか・・・


まずは、ひと休みしてと・・・

ここが我が家で一番涼しい所なのです

  

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砂紋を引く

2012年06月25日 | ガーデニング

 

 

 

今日は砂紋を引く道具を作りました。

 

 

この砂紋を引く道具は、かなり以前に作ったことがありました。

庭の広い部分に、除草のためにモルタルを塗り

その上に青森県の平川の砂利を敷きました。

その砂利に

例えば、「龍安寺石庭」などにある「砂紋」を引いてみたくて

この道具を作りました。

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/24/49b99a6e465f90709953222d300320fe.jpg

 下の大きい道具は山が5つです。

右のは山が2つ、左上は山が1つの修正用です。


隣町のK宅でお庭を作られたので

この大小の道具をもう一式作って差し上げました。


とても愛用して下さり

山間が狭いものが欲しいという希望がありました。

それから、随分たって今日ご希望のものをお届けすることができました。


K宅のお庭や砂紋です。

 


 

 

これからは、いくらかは細やかな表現が

楽にできるかもしれません。

あまり重くないように作りましたので



我が家の砂紋です。

何も物を置かないと、大きな砂紋を引けます。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/bd/527aa932253c13dbcff94c5848524820.jpg

  https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1e/05c3155ff60ffa3eda92773b58d1b4cc.jpg


雨が降った後の夜の砂紋も面白いです

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/67/3cd6686251fb9c9d4c9b47822d3808dd.jpg

 

 

                    参考  小堀遠州作 頼久寺庭園(岡山県)

 

 

 

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小岩井農場でみんなで遊びました

2012年06月24日 | ガーデニング

 

 

 

     

やって来ました、素敵な鐘の鳴る小岩井農園です

 

 

まずはこちらに挑戦


                               

 

     

 そして、お馬騎乗の方も

 

 

たくさん遊びました

 

 

 

 

 

  

  

 

 

ヒツジのショーは素晴らしくて写真を撮ることはできませんでした

 

 シャボン玉を追っかけました 

 

 

 

 かわいい二人は、こちらのお花をしっかり見ました

  

 

 

 

庭師とガーデナーはこちらの植栽をしっかりと ・・・

 

 

 

 

 

 

 小岩井には素晴らしいガーデナーがいます。

今日はたくさん遊んで、たくさん勉強した小岩井農場でした

 

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かわいいお客さんが来訪、実物の収穫開始です

2012年06月23日 | ガーデニング

 

  かわいいお客様がおいでくださいました 

   

   

 

            

                  

 

 バラのお庭を散策したり、池の鯉にえさをやったり

音楽に励んだり

そして、ガーデナーのポタシェでの収穫です

 

                 

 キュウリやイチゴは収穫、これからはどんどん収穫できるでしょう。

トマトやブラッックベリーはもう少し待ちましょう

 

 

今日のかわいいお客様はこちらが大好き、オクラです。

さて、ここでクイズです。

このオクラは、左のように上を向いて実るでしょうか。

それとも、右のように下を向いて実るでしょうか

                  

 

 

 正解は、左のように上を向いて実るでした

 

たくさんの実りのために働いている方に

感謝の気持ちを込めて撮影しました

 

 

 

 

 

 今年のサクサンボの収穫は、ったの2個です。

去年は、1個でした。

来年は3個でしょうか。

それとも、もっとたくさんでしょうか

  

  

庭師は、今年は絶対に強剪定はしないことにします

  

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バラが賑やかに

2012年06月22日 | ガーデニング

 

 

黄色いバラのインカや真っ赤なクリスチャン・ディオール

白いクレマチスのダッチス・オブ・エジンバラもたくさんの花をつけて・・・ 

 

 

サマーレディです

四季咲き大輪花でさわやかな色合いに優しさを感じます。

 

カフェラテ

バラ庭の中では地味で

あまり目立たないのですが

深みのあるシックな色合いに、大人の魅力を感じています。


 

ラ・フランス

1867年に発表されたハイブリッド・ティーローズ第1号のバラ

四季咲きの品種で楽しませてくれます。

 

レディ・エマ・ハミルトン

バラ庭で際だつ色合いのイングリッシュローズ

今年お仲間入りのニューフェイスです。

 

フラウ・ホレ

ひらひらと花びらが散って地面を覆う様は

まるで雪化粧のよう...。


 

ブレマー・スタッド・マスカンテン

7年前に求めたバラです。このような名前がついていました。

大きな棘には手こずってしまいますが、

照葉で、かわいい花を次々に咲かせるお気に入りのバラなんです。

 

 

 クイーン・エリザベス

イギリスのエリザベス女王の名を冠したバラです。

樹高も高く、その気高さが一際目立ちます。


 

 

   プリンセス・ヒサコとメアリーローズ、エヴリンの競演です。

プリンセスヒサコは

高円宮憲仁親王妃殿下である久子様にちなんで名付けられました。

ハッとするような明るいピンクの色が目を引きつけます。
 
                         (中央の濃いピンク色)

 

イングリッシュローズの中では香りの強さが一番と言われる甘い香りのエヴリン

ガゼボの入り口に誘引して香りを楽しんでいます。

(右上の大きな花) 

 

カップ咲きのシャクヤクのようなメアリーローズ

房咲きの花を次々に咲かせ 

庭を華やかに優しい雰囲気にしてくれるイングリッシュローズです。

(中央、後方の花)

 

                         この花たちは

バラ庭へどうぞと言っているかのように心をはずませてくれます 


 

 

こちらは、バラではありません。

先日、赤いモミジと交換の移植をすることに

プロの庭師と我が家の庭師が決めた築山のキンシバイです。


今日、築山の上で早々と一輪だけ咲きました。

ここで咲くのは今年だけと、名残を惜しんでいるようです

  

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プロの庭師は将来を見ている

2012年06月21日 | ガーデニング

                    

先日のプロの庭師さんのお仕事で

とても感心したことがありました。



滝の上の枝垂れモミジの

芯を立てて下さったときのことですが


その立てた芯をよく見ると

芯は1本で良いはずなのに

2~3本は立っています。


どうしてですかと、お聞きしたら

「保険だよ!」とのことです。

もし、1本だけ芯を立てていたら

雪などで折れてしまったらもとに戻ってしまいます。


こうして数本立てていたら1本折れても代わりがあります。

加えて、数本同時に立てていた方が丈夫です。

プロの庭師さんは常に

先々のことを考えて仕事をしておられます。


我が家の枝垂れ桜(シダレザクラ)です。


 

プロの庭師さんは低いところから出ている枝も

それより遥かに高いところにある枝も

さらにその上にある枝も

抜いてしまいました。

今まではこの枝に花が咲いていたのです。


そして、枝先は外に広がるように切っています。


プロの庭師さんの一言

「枝垂れものは、高いところから枝垂れさせなければだめだ」、と


その通りです

お陰様で、これからは高いところの枝が伸びて

2ランクも3ランクもアップした

見事な枝垂れ桜を見ることができます。


私がこれまでに見た最高の枝垂れ桜は



 平泉毛越寺の枝垂れ桜です。

2位、3位は、

角館武家屋敷街でしょうか、弘前のお城でしょうか


 

 

いずれにせよ

プロの庭師さんが、枝垂れる枝が長くなるよう

上手に剪定を続けていたのです。

 プロの庭師さんの先々を考えることや

確かな技術を身につけていこうと思います


 


 

 以前に、わが家の宝石と紹介したアストランチャ

わが家の庭には少しずつ色の違う3株がありました。

とても得をしたような気分です 

  

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プロの庭師は全体を見ている

2012年06月20日 | ガーデニング

 

昨日のプロの庭師さんの仕事で

特に印象に残っていることがあります。

朝からの仕事が一段落した10時のお休みの時間に


我が家のガーデナーが

プロの庭師さんにこう質問しました。

「我が家の庭でだめな所はどこですか」と...


プロの庭師さんは即座に

「あそこです」と指さしました。


 

池の向こうの一番手前にある大きなサツキがよくないというのです。

このサツキが大きすぎるので良くないのだそうです。


このサツキには中輪の紅白の花が見事に咲きます。

そのためにこのサツキは大きく丸く刈って花を楽しんでいたのです。

しかし、あまりに大きくなりすぎているので


私(セミプロの庭師)は

一昨年からある程度切り詰めて小さくしていたのです。

それでも大きすぎるというのです。


そこで

お任せしますので、調度良い具合に切り詰めて下さいと御願いしました。


そしたら ...

切ったも、切った、切りました。

こんな具合です。

 

 

 

そして、もう少し他のも、切らせて下さいとのお願いがありました。

今切り詰めたサツキの左側(滝のすぐ右)の

小さく丸く刈っているキャラの木の

「裾を切り上げたい」、というのです。


 

 

池に入って刈り込みをすると思ったので

特長の長靴を準備したのですが

さすがはプロ、陸(おか)の上から手探りで剪定をはじめました。

 

 

 

そしてできあがったキャラがこんな具合です

キャラの下の石組みが見えるようになりました。

そして、何よりも滝がよく見えるようになりました。

「キャラの裾を切り上げたい」といった意味がよく分かりました。


 

 プロの庭師は、見えない石や見えない滝を

よく見ていて、それがよく見えるようにしてくれたのです。


大きなサツキは小さくしたので

その後にある石組みや植えている植栽も

よく見えるようになりました。


その上

 

プロの庭師さんは、後のよく見えるようになった

ツツジやツバキの木の刈り込みもして下さいました。


ツツジはまん丸に刈るのではなく

このように、「お皿を伏せたように刈るのがいいよ」と

刈り込みの見本をみせてくれたのです。

 

 

 そして滝の後の築山には「足りないものがある」

というお話をしてくれました。

 滝は、深山渓谷にあるもの

奥山の雰囲気を出すための役木(やくぎ)が必要だということです。


それは、松やモミジの木がよいということなので

我が家にある赤いモミジ(年中赤い)を移したらどうですか

とお聞きしたら

みんな緑だから赤いモミジで良いでしょう

といって下さいました。


来春の移植を共にさせていただくことをお願いしました。


 

実は我が家の築山の中央には

黄色い花をたくさん咲かせるキンシバイの大きな株があります。


私(セミプロの庭師)は、サツキの紅白の花の鮮やかさや

キンシバイの黄色い花の見事さだけを見ていて

庭全体を見ていませんでした。


プロの庭師さんにはたくさんのことを

教えていただきました。

ありがとうございました


 

 壁面に誘引しているピエールド・モンサールも

大分開花し、頭を下げ始めました

 

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枝垂れヒバ、枝垂れモミジなど、枝垂れものの剪定は

2012年06月19日 | ガーデニング

 

年に一回のプロの庭師さんがお出で下さいました。

たくさんのお仕事をお願いしましたが

まずは、枝垂れヒバや枝垂れモミジの剪定をして頂きました。

私(セミプロの庭師?)は、終始一貫お側に ...

 

切り下ろした枝の後始末をしながら

じっくりと剪定の極意を見せて頂いたり、説明をお聞きしました。

 

 伸びすぎて、もわもわになっている黄金の枝垂れヒバの剪定です。

 

 太い枝を切り、その上にある細い枝に替えることで

枝垂(しだ)れる枝の柔らかさ、風にそよぐ枝をつくっています。

 

 

 

 必ずしも、太い枝のの細い枝を使わなければならないとは限りません。

枝垂れる枝をつくれる手頃な(柔らかい)枝があったら

こんな具合に、下の枝も使う自由な剪定を行っています。

 

プロの方は、ワンパターンの発想はしせん。

目的のために、最善のテクニックを考え実施します。

 

 

 左が剪定前、右が剪定後です。

枝先の柔らかさに

枝垂れる樹木の良さを感じることができるようになりました。

 

 次は、こちらの枝垂れモミジの剪定です。

枝が伸びすぎて、枝の向こうにある古い灯籠はまったく見えません。

 

 

 

 枝垂れヒバと同じように太い枝を止めて

細くて柔らかい枝に代替わりをさせています。

 

そして、モミジは一ヶ所から三本に枝分かれするので

三本のうちの一本を切り

枝先が込み合わないようにしています。

 

 枝先が二本になっています。

しかし、必ず二本にしなければならない

ということではありません。

 

樹種は異なりますが

枝垂れモミジの下にあるアセビ(馬酔木)は

混み合っているので

二本に分かれている枝を

細い方の枝一本だけにしています。

プロの方の発想は、極めて柔軟です。

 

 

こうして枝垂れモミジの剪定が終わりました。

左が剪定前で、右が剪定後です。

後の灯籠が見えるようになり、枝が風にそよぐようになりました。


 

 

池に落ちる滝の上にしつらえた枝垂れヒバの剪定です。

この枝垂れヒバはそんなに大きな木ではありません。

プロの庭師さんはこの木はほとんど切りません。

逆に、この木がより大きくなるようにしました。

 

真ん中に竹の棒を立て

一部の枝(二本)をその棒に誘引して

その枝をこの木の芯にしようとしています。

 

枝垂れモミジの良さは、より高いところから枝垂れてくる所にあります。

そのために、まずこの木の樹高を上げないと

枝を垂らすことができないのです。

プロの庭師さんは長い目で庭木を見ています。

私もそうしようと思います。

 

しかし、私がやろうとしてもできないことを

プロの庭師さんが始めました。

大きな枝垂れヒバの先端によじ登って剪定を始めました。


 

 

 実は、庭師の私は高いところが怖いのです。

なさけな~~~い 

 

 

庭師のつくった青いアーチには

アンジェラの開花が始っまています

 

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フジ(藤)の剪定

2012年06月18日 | ガーデニング

 

庭師は、フジ(藤)の剪定を行いました。

昨年のフジの剪定は、プロの庭師が行いました。

 

                                                                5月26日の藤の開花状況


私は、お気に入りのプロの庭師に年に1回だけ来ていただきます。

共に仕事をしながら

庭師の仕事を学ぶためです。

昨年の6月末に、このフジを剪定していただきました。

樹形を整えるための強剪定を行ったので

今年5月末の花はたくさんは咲きませんでした。


今年の剪定は、我が家の庭師が

来春にたくさんの花を咲かせるための剪定を行いました。



藤棚の右も左も、藤蔓(ふじづる)が思いっきり伸びています。

この蔓をどのように切るかが、今後の開花に影響します。

まずは、フジの様子を観察します。

 


昨年の春から夏に伸びた枝(茶色)

より充実した短い枝に、今年の花が咲いています。

 


昨年の間延びした枝には、花が咲いてはいません。


藤の蔓は、放任しておくと、ぐんぐんと長く伸びます。

そして、そのために肝心の花芽が少なくなります。


その理由は

蔓を伸ばす「栄養生長」が旺盛になり

花や実を育てる「生殖生長」が弱まるためです。

今回の剪定は

まずは、長く伸びている蔓を取り除くことが大切ですが

今後必要とする枝を残すことも大切です。


そして、7月上旬に再度剪定が必要になります。

 翌春咲く花芽が形成されるのは、7月下旬から8月なので

7月上旬には、さらに伸びようとする勢いの強い枝を剪定します。

こうすることで

「栄養生長」を抑えて、「生殖生長」を促すことができます。

この時は、日光が株の内側まで当たるようにする剪定も行います。


そして花を盛大に咲かせるためには、三度目の剪定が必要です。

落葉期の冬の剪定です。

 冬の剪定が花を見るためのメインの剪定です。

この時期には

花芽と葉芽が肉眼で区別できるようになっています。

花芽の方が葉芽に比べてふっくらと丸みのある形をしています。


長く伸びすぎた枝や、花芽の付いていない枝を切りとって

来春の開花を迎えます。


 

                                                                        剪定後の藤棚

 

我が家の庭師は、職業のための庭師ではありませんが

来年の開花を楽しみに

我が家の庭師を楽しみたいと思います


昨年のフジの剪定をして下さったプロの庭師が

夕方に、「明日雨が降らないと来るよ」と

連絡に来て下さいました。


台風の前日ですが

明日は雨が降らないので

是非来て下さいと御願いしました。

明日のプロの庭師と一緒の庭仕事は楽しみです


 

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ピンクの花は他にもたくさん

2012年06月17日 | ガーデニング

 

昨日は、我が家のピンク色の花たちを紹介したのですが

今朝になると、ピンク色の花がたくさんに増えています。

昨夜の雨のせいでしょう。

「私たちも紹介して」と、催促されてしまいました ...

 

 

アンチューサ(青い花)の向こうに、ピンク色のたくさんのフクロナデシコが ...


ソニアが雨にぬれて ...

 

ハーモニー、たくさんの開花が待ちどおしい


 

 

エヴリンは黄色がかった薄いピンク色 ...

 

待っていたピノキオ、元気にたくさん咲く様子が楽しみ ...

 

  

オールドファンタジー 、背の低い花期が長い花です ...

 

 

 

ダブルデライトの咲き始めとジギタリス

 ダブルデライトの色はダブル、詳しくは後に ...


青のシトリオドラ&サマーレディ(バラ)等々 ...

 

ルピナスさんにはピンク色が多かったのに

失礼しました ...

 

丈夫な丈夫なコンフリー、でも花は可憐です...


 

ウツギと斑入りウツギ、どちらも白花とピンクの花が入り交じっています ...

斑入りのウツギは、大きな木に育てようと心に決めている木です

でも、背丈は大きくしません

近くのウツギが既に背が高くなっているので ...

こちらは背が低くて、枝数の多いウツギ

花も斑入りの葉もよく見えるようにします

 

盆栽からも、山の光です。

丈夫で、地味ながら芸も達者、飽きのこないサツキです

 

 

 

今年始めて見たアストランチャ、これは我が家の宝石ですネ


 

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我が家の気になる葉っぱ、その1

2012年06月16日 | ガーデニング

 

 

 

 

 

我が家の気になる葉っぱは

ツワブキ


ツワブキは石蕗と書きますが、艶蕗とも書きます。

ツハブキの葉には艶(つや)があります。


 最近、購入できたツワブキです。

これまで我が家にあったツハブキは葉が丸いのですが

こちらの葉はギザギザです。

名前があるそうです。


モミジバツワブキという名前のようです・・・


 

艶のないフキもあります。

上は、斑入りの蕗で園芸品種です。

下は、秋田蕗です。

秋田蕗の上には、茜染めのアカネが這い上がっています。


我が家のツワブキは2種類とも斑が入っていますが

斑の入っていないものが原種です。

二ノ丸庭園(東京)では

たくさん見ることができます。


ツワブキHP

ツワブキの成長HP



庭師が気になっているもう一つの葉っぱがこの葉っぱです。

我が家のガーデナーが植栽した葉っぱです。

どんな素性の葉っぱなのでしょうか

とても気になる葉っぱです。


ブルンネラですよ。

我が家にはもう一つブルンネラがあります。

2種類の違いが見つけられたかな?

ジャックフロストとシルバーウィングス


ブルンネラのHP


 

今日の我が家には

ピンク色の花がたくさん咲いています ・・・


 

ピエール・ド・ロンサールがついに開花しました。

この花は自分の重さで下を向くので

高いところに誘引した方がいいと紹介したあのバラです。

 

ガートルードジェキル 


メアリーローズ 


マダムピエール・オジェ 

ブルボン系のオールドローズです。

近くで香りを楽しめないのが残念でしょ。

 

 バラではありません。

シャクヤクです。

遠目には、ピンクのバラかと見間違うことは ・・・

白花のシャクヤクもあります。

 

こちらもバラではありません。

サツキです。

庭師の父が我が家の庭を管理していた頃

庭師が最初に付き合ったサツキ盆栽が

この「一生の春」でした。

 

なでしこのピンク色も鮮やかです。

なでしこの右は、花の終わったオキナグサ(翁草)が種を実らせています。

 

 

エゴの木が満開です。

 

 

 

 

 この花は花期が短いようです。

ブラックベリーの花、薄いピンク色です。

庭師も、始めて見ました。


 

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