癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

ご要望にお応えして・・・その3

2013年01月08日 | Weblog

  

 

敷石を歩いていると

もっと手直ししたいなと思うところがあちこち目につきます。

雪が融け出したら

またがんばろうと思うのですが

敷石はいつも後回しになってしまうのです・・・


新たな庭作りの始まりになった園路の敷石作り

続きはまたあとで・・・

 

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ご要望にお応えして・・・その2

2013年01月08日 | Weblog

  


ところが

あられこぼしに使った石は京御影三色の自然石

その石が全然足りないのです

やはり敷石には自然石を使いたいしね・・・


昔、癒しの庭には小川が流れていて

庭を掘り起こすと

大きな石や小さな石がたくさん出てきました。

この石を使えたのは良かったのですが

色や形の良い石がなかなか無くてね

敷石は材料で出来が左右されます。

 

そこで

川遊びに行ったり、山歩きをしたりすると

気に入った石を見つけてはいただいてきたり

裏の小道で拾って歩いたり

石集めには苦労しましたよ~

昔は若かったなあ(笑)

 


敷石は続きます。続きます・・・

敷いているうちに築山を一周してしまいました~

 

最終はここ!

池の左側から園路を歩き始める時には

ここがスタート地点になります

ここには昔からの蹲いがあるので

プロの庭師が作った造形美のコーナーに

いかにして敷石をつなげていったらよいのか

なかなか苦心しましたよ

 

(続きはその3へ)

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お楽しみティータイム・・・

2012年12月22日 | Weblog

   

春を待ちこがれていま~す。

えっ!結婚式でもあるの? とは庭師の言

そんなことではありませんのよ・・・(笑)

今日は、ティータイムのお話

 

 

 

こんな贈り物が届きました。

早速、二人でティータイムを~

あたたかいお部屋で

氷をたっぷりと入れたグラスに注いで

WEDGWOODの上品な香りと味を楽しめるのは

なんて贅沢なティータイムでしょう

素敵なお心遣いに嬉しくなります。

 

春のバラいっぱいのガゼボの下で

気品ある甘い香りと芳醇なコクが調和した味を楽しむ・・・

最高な気分でしょうね

 

 

待ちこがれる春で~す


 

 このコーヒーも美味しかったですよ

WEDGWOODのティータイムは

おしゃれを感じます

  

おだやかにくつろぎたい時には

香りを楽しみながらのハーブティーもおすすめです

爽やかなハーブティーは、

心と体にそよ風が吹いたように

やさしく元気づけてくれます。 

 

 

 

癒しの庭のハーブたちは

 今は雪の下で寒さにじっと耐えています・・・

 

ハーブティーの定番として人気のあるカモマイル

いろいろなハーブとブレンドして楽しめるので重宝なハーブです。

カモマイルは体を温めるほかに、

気分をゆっくりと落ち着かせ

心身の不調を好転させてくれるのですよ。

 

 

 

免疫力アップには

こちらもおすすめしたいで~す

エキナセアとカモマイル、エルダーのブレンドは

花粉症やアトピーインフルエンザ・風邪予防に効果ありますよ。

 

ハーブは、元気の素です

ほっかほっかティータイムに

こんなカモマイルミルクはいかが・・・

 

 カモマイルミルク(1人分)

牛乳・・・1カップ

ジャーマンカモマイル・・・1~2t


ミルクパンに牛乳とカモマイルを加え、弱火で温めます。

沸騰直前に火を止めて、茶濾しで濾して出来上がり~

ハーブの先生直伝のおすすめのティーです。


  


秋の庭に彩りを添えてくれたローズヒップ

いろいろなブレンドのハーブティーが楽しめてこちらもgood

クレオパトラのティーは

ハイビスカス、ローズ、ローズヒップのブレンドで

美容・疲労回復・ビタミンC補給に抜群ですってよ・・・

 

 

ハーブティーよりは日本茶が大好きという庭師

贈り物のお茶ににんまりしています。

 

 


お茶に目がない癒しの庭の二人は

今日も愛用の萩焼のお茶碗で

ゆるりとティータイム・・・

あれっ、お茶碗がひとつ多くない・・・?

どうしたの?

庭師が言うには

萩焼のお茶碗でお茶をいただくと美味しいから

萩焼を並べてみたのさ・・・ですって。

みなさまも萩焼を愛用されてはいかが・・・

温まっておやすみくださいね。

では、また・・・

 

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春を夢見て・・・心ときめくオールドローズ

2012年12月21日 | Weblog

 

しんしんと雪が降りはじめ

またまた寒さがもどってきました。

静かに積もる雪がだんだんに高くなっていくようです

 癒しの庭は

静かな眠りにつきます。

 

これからの私は

春を夢見て

静かにページをめくる夜がふえてくるでしょうね。

 

どんな花を植えようかな・・・

どんな彩りにしようかな・・・

どんな景色をつくろうかな・・・

などと、思いをめぐらしながら春を待つのも

また楽しいものです

  

 

 

また、また、ふるちゃんが

素敵な本を持ってきてくださいました。


うわっ~、うれしい・・・

“いま心ときめく永遠のオールドローズ”

“早春の野の花”・・・

マイガーデン早春号

じっくり読んでみたくなりました

 

ふるちゃんは、東京から帰ってくると

新しい情報や

たくさんのお土産話がいっぱいで

目がきらきら輝いています。

若いって、素晴らしいですね

 ガーデニング界で大活躍されておられる方々と

一緒にお食事をしながら

お仕事のお話をしてきたみたいです。

 

園芸についての知識が豊かな

ふるちゃん

まるで動く図書館みたいだなあなんて思いますよ。

樹木のこと、花のこと、畜産のこと

染めのこと、糸のこと・・・などなど

ものすごくよく知っているんですよ。

 

クリスマスローズの古葉はなぜ切った方がいいのかを聞いたときにも

切ることによって、新芽が刺激されて出やすくなるし、

葉っぱについている病原菌が広がらないし、

新しい芽が古い葉っぱで痛まないようにするために

大事な作業なんですよ・・・と

即座に教えてくださったんです。

なる程って思いましたね

 

東京生まれの東京育ちですが、

農業の勉強に農業の仕事と

多くの研鑚を経て

この4月から当市においでなったふるちゃん

たくさんのことを教えていただけて

頼りにしている素敵な女性です

  さて

癒しの庭から

心ときめくオールドローズたちを紹介しましょう。 

 

ブラッシュ・ノワゼット

 

 

アリスター・ステラ・グレー

 

マダム・ピエール・オジェ

 

 スヴニール・ド・ラ・マルメイゾン

 

やっぱりオールドローズには魅了されます~

 

今夜は、春を夢見て

心ときめくオールドローズの世界へと

引き込まれるとしましょうか・・・

 

またね・・・

 

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ようこそ癒しの庭へ・・・クリスマスローズと建仁寺の敷石

2012年12月20日 | Weblog

 

早春の庭に咲き出したクリスマスローズ

 

一気に真冬になったかのような寒さです

そんな癒しの庭へようこそ・・・

玄関前で迎えてくれる早春のクリスマスローズです。

こんな寒い中で

どうしているかしら・・・

気になって雪をどけてみました



大丈夫、大丈夫

新芽がしっかりとついていました。

ひと安心です


早春の庭に楚々として

奥ゆかしく咲くクリスマスローズの

優しくふんわりとした雰囲気が、私は大好きです


この玄関前の白いクリスマスローズには

ひときわ思い入れがあるんですよ・・・


玄関の敷石の間に植えているヤツデの下に

クリスマスローズを植えたのはいいのですが・・・

厳寒になると

道路のU字構(堰)が雪寄せの雪で詰まって水があふれ出て

クリスマスローズはその水の下になってしまうのです。

玄関前の敷石は、気温が低いときには

一面に氷が張られたようになってしまいます

そんな過酷な環境にあるクリスマスローズなので

心配でたまらない可愛い子なんですよ

 


雪解けとともに

氷のかけらからでもはい出してきたかのように

力強く咲き出す

クリスマスローズを見るときには

もう感激で胸がいっぱいになるのです。

 

愛おしいクリスマスローズに

来春も元気に会えるように

たくさんのエールを・・・

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/0a/808a7fef51a87b4fd9e1ff917e6a931b.jpg


 

北国の雪との戦いは

生易しいものではありません。

癒しの庭の玄関は北向きなのでなおさらのこと・・・

玄関はロードヒーティングにしていますが

震災後からできるだけ使わないようにしているのです。

朝の雪寄せは庭師が頑張ってくれていますから・・・


ここで、ちょっとだけ玄関前の敷石のお話を・・・

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/64/2f7ea85b6e588d3404c8bf099e3cd5cd.jpg

 

玄関前の敷石は、癒しの庭の二人が

考えに考えたあげく

気にあう石が見つかるまで長いこと時間をかけて・・・

ようやく弘前の石のむろじさんに作ってもらった

こだわりの敷石です。

この敷石は中国の琥珀石を使っています

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/e6/700512b2895d1b44d61192efd25a36d0.jpg

 

「建仁寺・方丈・東陽坊茶席」の

露地の敷石をモデルにして

庭師がデザインして作ってもらいました。

建仁寺の路地の敷石は

千利休の高弟であった「東陽坊長盛」が作った露地で

この露地の説明には

千利休の「渡り六分に景四分」の考えで作られたとあります。


我が家の玄関は

おばあちゃんも歩きやすいように

高さを同じにして作ってもらいました。

高低差が感じられるように

石の隙間のモルタルには黒い塗料を混ぜました。

デザイン的には建仁寺の気分を楽しめると思っています。


 https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fe/f750dfba7169a0d12df785ff76b1d1b3.jpg

 

この敷石も当分は雪の下で眠ることになるでしょうね

 

街はクリスマスカラーで

いっそう華やかさを増してきました。

このぶんだと

今年もホワイトクリスマスになることでしょう

トナカイさん、準備はいいでしょうか・・・


先日の旅行で見つけたお気に入り


                  では、また・・・

 

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ツバキとサワフタギ

2012年12月11日 | Weblog

 

 

                          2011.5.8撮影

このツバキは西王母です。

藪椿ではありません。

この西王母の花の色が、実に美しいです

 

 

                          2011.5.20撮影

 

こちらのツバキは、コチョウワビスケ

あまり、きれいに写っていませんけど、

これも、なかなかいい花をつけるツバキなんですよ。

今は、すっぽりと雪の綿帽子をかぶっているけどね・・・

庭に咲くツバキの花もいいのですが

ツバキの木灰は草木染の媒染剤によく使われます。

 

 

 

 こちらは、サワフタギ

西根町の沢口ハルさんの家のサワフタギで

この灰汁も草木染の媒染として使われます。

美しい花では負けないツバキも

紫根染となるとサワフタギには勝てないみたいです。

サワフタギの成分を調べてみたら

ツバキよりもサワフタギの方がいいんですって・・・

今朝も電話で話しておられた沢口ハルさん

元気な声で嬉しくなりました

雪が降ると、ムラサキがネズミにやられてしまうからと

心配してくれてのお電話でした。

優しいお気遣いに胸が熱くなってしまいました~

 

 

昨日は、研修会の仲間で栽培1年根で紫根染をしてきました。

 


左が染色3回、右が染色6回の紫根染です。

結構、栽培紫根でも色が出ました。

 

 

 

こちらは、ハルさんのところで紫根染をしたときの写真です。

染めが終わった時にしたたり落ちる染液が

透明に近かったのが強く印象に残っていて

私たちの紫根染とは明らかな違いです。

やはり、ハルさんはサワフタギで先媒染をしているので

紫根の色素がしっかりと布に吸収されたようです。

私たちの紫根染は、

最後の染液にまだ色素が残っていました。

ツバキを媒染に使ったからかな・・・?

ツバキよりは、やはりサワフタギの方がいいのでしょうか・・・?

ハルさん、曰く

この年までやってきたおばあちゃんと

染めを始めた一年生とは違いますよ・・・って

電話の向こうで、ふふふっ・・・と笑うかわいい顔が見えそうでした。

 

 

草木染には明礬もよく使われます。

ツバキと明礬の媒染剤では

染めの仕上がりがどう違うかを比べてみようと

若い方々がチャレンジしていました

左の2つの作品は明礬を使ったみどりちゃんの紫根染、

右はツバキ灰を使って媒染したたぼちゃんの紫根染です。

果たして、どちらに軍配・・・?

若いって本当に素晴らしいですね

どちらの紫根染も優しい風合いがあって素敵に見えました


ハルさんが語っていた「明礬はね~布地に良くないんですよ~」

という声が妙に耳に残っています。

明礬を使った草木染を見せてくれましたが、

布地は大分傷んでいました。

大地と自然の恵には、人間の力も及ばないようです。

 

 

 

帰り際に、なるちゃんが

紫芋の手作りお菓子をくださいました。

ムラサキに染まった優しい手から渡された紫芋のお菓子は

ふんわりやわらかな感触がたまりませんでした。

ムラサキの神様

きっとにっこり笑って見ていたかも・・・・ 

美味しくいただきました

ごちそうさま・・・

 

 

残念なことに

サワフタギは、今ではあまり見られなくなってしまいました。

 

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ホテル森の風で宮沢賢治の童話の世界を楽しんで!

2012年12月08日 | Weblog

 

 

 

昨日から岩手県の鶯宿温泉に出かけ

帰ってきたら、なんとまあ

癒しの庭はすっぽりと雪の中・・・


びっくり続きで

三陸沖M7.3地震

怖かったね!

ひんやりしてしまいました

楽しかった出来事が吹っ飛びそうなくらい・・・


大きな被害がなくて

今は、ほっと胸をなでおろしています。

 


昨夜の楽しいイベントから一夜明けて

ホテルの部屋の窓から見る光景は

一面白銀の世界に包まれていました。


 

 

ホテル森の風の館内には

けんじギャラリーがありましたよ。

宮沢賢治の童話の世界を楽しむことができました


 

 

ギャラリーの中に入ると

 今にも語りかけて来そうな人形たちが

光りの中に浮かび上がって

独特な雰囲気です。



女優で芸術家として活躍している結城美栄子さんの

陶器による宮沢賢治の童話の世界でした。

 

 

 

 

注文の多い料理店の作品は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

個性豊かな表情の猫たちは・・・

 

 

 

セロ弾きのゴーシュは・・・

 

 

 

雪の中のホテル森の風は

幻想的な世界に包まれて・・・


 

 

 

 

宮沢賢治の世界に魅せられました

 

 


そう、そう

ホテルのエレベーターの扉に描かれた絵

目が引きつけられてしまいましたよ。

 

 


大きなカーネーションの花が豪華に生けられて・・・

やはり、華やかなお花には心が癒されますね


ホテル森の風鶯宿


 

 根雪にならなければ良いがと思いながら、昨日ホテル森の風(雫石)へ出かけたのですが、今日家に帰ったら完全な根雪になっていました。ホテル森の風は素晴らしい(超)ホテルで、会も楽しく終えることができました。その様子は明日8日のおかあさんのBLOGをご覧下さい。

 

帰ってきた癒しの庭は

夜になって

しんしんと雪が降り続いています

 

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南天もお祝いしています!

2012年12月06日 | Weblog

 

 


庭の南天の実が真っ赤に色づきました。

南天の木は、「難を転じる」と言われ

縁起の良い木とされています。

庭師が、“鬼門に植えるのは南天”と言って

大分前に植えた木です。

 

南天は、冬の寒いときにも可憐な真っ赤な実をつけるので

慶事の飾りにも使われ

お祝い事や気分一新には最適のようです。

今日は、これからお出かけなんです

兄のお祝いの会で

鶯宿温泉まで行ってきま~す

 

 

 

外は寒いけど

気分はルンルン・・・



プリンセス・ヒサコ

花言葉は「神秘」「成功」 

 

 

 ノスタルジー (郷愁)

赤いバラの花言葉は「情熱」「模範」「あなたを愛します」


 おめでとうの心をこめて

癒しの庭のバラを

皆様にもたくさんの幸せを・・・

                         

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コハゼの実を見直す!

2012年12月05日 | Weblog

 

 

                                       10月29日撮影

 

庭の木々の肌がやけに寒く感じるのは

気のせいでしょうか。

コハゼの実が木漏れ日の中で輝いて見えたのも

なんだか妙に懐かしく思えてきました。

癒しの庭にあるコハゼの木の実は

すっかり小鳥の餌になって

今はもう一つも残っていません。

 

ところで、これは何かご存じでしょうか?

私は初めてお目にかかりました。

 

 

先日、草木染の仲間の方のお宅で

ごちそうになったものなんですよ。

 

 

実は、これ、スエーデン製の乾パンなんです。

脇にあるのは手作りのコハゼのジャム。

乾パンは、さくさくとした食感でそんなに固くもなく、

甘さも少しあっておやつにちょうどいい美味しさでした。

コハゼのジャムが、これまた美味しくて

酸っぱさと甘さが絶妙な混ざり具合で

とても気に入ってしまいました。

 

 

我が家のコハゼは小鳥のおやつになっているお話をしたら

なんともったいないと言うことになって・・・

私はコハゼを見直してしまいましたよ。

 

 

コハゼの木の紅葉は美しく

隣のシャラの木とのコラボは

散策の時の楽しみな場所の一つです。

今まで、この実をごちそうになどと考えてもいませんでした。 

 

 

そう言えば、実家の母がまだ元気だった頃に

よくこのコハゼは美味しいんだよと言っていたっけ・・・

母はコハゼの寿司ご飯が好きらしく、

こうしておくなんてもったいないねえと

コハゼの木を眺めては話していたのを思い出します。

今ではごちそうしてやりたくてもかなわなくなりました・・・

 

 

鮮やかな紫、ブドウのような甘酸っぱい香り

きっとお菓子のない時代には

このコハゼの実が

子どもたちのおやつだったのかもしれませんね。

郷愁を誘うコハゼの実です。

 

 

癒しの庭の木々を観賞用にしておくだけでは

やはりもったいないですね。

小鳥さんから少し分けてもらいましょう。

来年は、コハゼのジャム作りも、コハゼご飯も・・・

冬籠りになったら、レシピでも考えてみようかな。

 

 

先日お邪魔した柊さんのキッチンからの眺めに

心が安らぎました。

おそばの花が咲く時季には

一面に白いお花で素晴らしい風景でしょうね。

柊さんはこの窓から眺める夕茜の色に感動して

草木染を始められたそうです。

いつもながら温もりを感じる素敵な柊さんの草木染です。

 

 

                             またね 

 

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かわいそうな鼻水顔のピエール・ド・ロンサール!

2012年12月04日 | Weblog

 

 

凍てつくような寒さとは、まさにこんな感じでしょうね

今朝のピエールド・ロンサールです。

かわいそうに・・・

 

 

あまりの寒さに

ピエールちゃんが鼻水顔になっているみたいですね。

まあ、鼻水顔なんて失礼なことを・・・

お詫びに

かわいいピエールちゃんを紹介しましょう~

 

 

春のピエールド・ロンサールです。 素敵でしょ

  

 

来年のお楽しみですね

  

 

 

クリスマスローズの古葉切りが

やっとのことで間に合いました。

セーフ

 

 

 

 

 雪の中から小さい芽がちょこんと顔を出していました

 

 

 

 

 

午後から用事で出かけて帰ってきたら

残っていたバラの冬囲いを

庭師が全部仕上げてくれていました。

嬉しくて、嬉しくて~

 

これで、来春の準備はOK

癒しの庭に、また、きらきら輝くバラたちで

笑顔があふれるでしょう。

素敵なバラたち

来春はどんな出会いを作ってくれるでしょうね。

楽しみに待つことにしましょう。

 

 

 

 

 

 冬支度が終わった庭に

庭師が引いた砂紋がありました。

花車がなくなり、砂紋を思いっきり引いたようです。

 

 

 きりりと力強い砂紋です。

さあ、雪よ、向かって来い

  

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  ご訪問ありがとうございました

 


寒空の畑に響きわたる歓声・・・紫根堀り!

2012年12月03日 | Weblog

                           紫根染のお札入れとふくさ

平安朝から伝えられてきた伝統の文化

崇高優美な憧れの色と称えられる紫根染です

この紫根染は、ムラサキの根で染められる草木染です。

いよいよ年の瀬もせまってきて・・・

 

 

急きょムラサキの畑の紫根堀りをすることになりました。

師走の風が身にしみる12月1日

気温は0℃か1℃くらい、ぶるぶるっ

 

 

畑のムラサキの苗はすっかり雪に埋もれていました。

このムラサキは

八幡平市からポット苗で求め7月24日に植栽したものです。

当日は曇り空とはいえ、28℃の暑い中

400本を4人で植栽するのは大変だったみたいです

 


このムラサキは、2011.6.11の苗ですが

今年はこれよりも生長した10~30センチ位の苗を植栽しています

 

 

 


今日の作業は総勢7人、私は撮影担当で

ありがたいことに掘りあげ作業は若い方たちが頑張ってくれました。


 


思ったより黒土がやわらかく

掘り起こしやすかったからか

みんなの顔には収穫の喜びがあふれて・・・


 


わあ~い、掘れた、掘れた~

これは太い、立派な紫根だ~

いい色だねえ~

寒空の畑に歓声が響きわたりました。

まるで、子どもたちのサツマイモ堀りみたい・・・

はしゃぐ気持ちがわかりましたよ~

 

 

 

 


掘りました。掘りました。

こんな山が3つも・・・

 

 

掘りあげたムラサキを置いたところの雪が

紫色に染まっていました。

凄い、凄い。いい色が出そうだ

また、また期待が高まって

寒さも吹き飛んで笑顔に・・・

 


掘りあげた後にはムラサキの種がこぼれていました。

 

 

 

両端の畝が今回掘り上げた所

こぼれ種から来春芽が出るように期待してしまいますね

 真ん中の畝は来年2年根を掘りあげます。

 

 

 

 

 

なんと、この箱11個も掘りあげました

 

 

冷たい水で手がかじかんで大変な作業なのに

みんな本当によく頑張りました

高貴な紫の色を早く見たくてね・・・

 

 

凍りついた苗に、しっかりと種がついていました。

この種から、また来春新しい命が輝きます・・・

 

                        ムラサキの花

 

 


この栽培1年根のムラサキから

素晴らしい紫根染ができましたよ~

ご報告はまた後でね。

 

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三浦眞理子さんの2回目の講話 「絞りあれこれ」

2012年12月02日 | Weblog

 

三浦眞理子さんの第2回目の講話がありました。

今回の題は「絞りあれこれ」です。

会場にあらわれた三浦眞理子さんの今日の装いは・・・

 

 

 

秋田黄八丈、うねおりの着物姿でした!

これまで30数年間染織をなさってこられたという

三浦眞理子さん

今回は、有松絞りを勉強に行ったときに出会った

榊原あさ子先生のお話をしてくださいました。

榊原あさ子先生は、

日本の絞りの伝統的な技を

50年余りにわたって研究してきた第一人者で

有松・鳴海絞りの伝統的技法、約50種を用具による技法別に収録した

「日本伝統絞りの技」の著者です。

その先生、当時はなんと76歳で、これから大学に入学して

勉強しようとしているところだったそうです。

 

 

素晴らしい人との大きな出会いが

人の生き方にどのくらい大きな影響を与えるかを

熱っぽく語ってくださいました。

榊原先生のように

76歳になっても、何歳になっても、

人間はやりたいことができる!

やりたいことがふつふつと吹き出てくる!

そう語る三浦眞理子さんの言葉がとても印象的でした。

 

 

絞りの糸を切るときにははさみは使わない。

ぷちんと引っ張って切る!

軽くなめると針の穴に通しやすい!

そうなんですって・・・よ

 

 

この指ぬきは絞りに欠かすことができないとのこと、

中には何が入っていると思いますか?

10円玉と厚紙が入っているんですって・・・

今回は、有松・鳴海絞りの素晴らしさをたくさん伝えてくださいました。

 

 

                           日の出絞り 

 

 

 

                             すじ絞り

 

                           かのこ絞り

絞りの世界もなかなか奥深いですね。

縮めたストローの袋のようにしたり、綿を入れて糸で絞ったり、

たくさんの技法にびっくり・・・

こんな絞りも見せてくださいました。


 

日本を知るには、世界の流れを知ることが大切と語る三浦先生

この絞りはいったいどこの国の絞りでしょう?

と、問いかけられました。

 

 

 

 この絞りは中国の絞りだそうです。

絞りの最大の特徴は、布に凹凸ができることです。

イッセイミヤケのPLEATS PLEASEのシリーズは、

実はこの凹凸の美しさを応用して作られたもののようです。

 


 

初めて見るイッセイミヤケの作品です。

若い方々は、モデルになってルンルンと・・・

イッセイミヤケをはじめ

数々の最新ファッションに絞りの技術が応用されているんですね。

薄い生地のプリーツが絞りなんて、

目からうろこの私です


絞りは

染料に漬ける前、生地に糸を巻きつけて

染料の着色を防ぎ、絵柄を出す染色技法です。

気が遠くなりそうな、緻密な作業で行われているのでしょうね。

 

 

 

当市の伝統のふくさ絞りこそ

素晴らしい文化遺産であると褒めてくださる三浦先生

他の産地のものを追いかけるのではなく

地元の良さを生かして絞りや染めを継承していく

このことが大切ですとエールをおくってくださいました

 

 

 最後に、お茶のふくさのデザインを考えてみること・・・

かわいいイチゴのデザインを描いた方に

イチゴの実と萼をしっかり描いた絞りにして、

葉っぱはない方がよいとアドバイスされました。

 

 

 三浦先生のおじいちゃんの羽織の裏地の絞りだそうです。

古きものに、モダンな感じがする素敵な作品が多いですね~


 


そう言えば、癒しの庭にこの秋、不思議なバラがありましたよ

プリンセス・ヒサコのバラに白い絞りを発見しました

三浦先生、バラまで絞り模様ですかね~(笑)

 

 

            

                         またね・・・

 

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感謝をこめて・・・癒しの庭の殿堂入りのバラたち!

2012年12月01日 | Weblog

 

 

 

 池には氷が張り

きりりと身が縮むような寒い朝です。

今日は、一日草木染研修のために出かけていて、

帰ってきた私に、留守の庭師が

「珍しいお客様が来ましたよ!」と・・・

どなたがおいでになったかしらと思ったら、

なんとまあ・・・

 

招かざるお客

鷺(さぎ)です。

 

 

いつものように池の鯉をねらっているようです。

今日は、庭師と目があったら逃げていったそうで、

鷺もよほど怖かったのでしょうか・・・

被害無しで、良かった、良かった~

寒くなって餌が無くなるこれからが大変です。

かわいい鯉たちよ頑張って隠れてよ~

 

さて、癒しの庭の暗い話題は吹き飛ばしましょう

たくさんの喜びをもらった癒しの庭の

殿堂入りのバラの話題を・・・


殿堂入りを果たしたバラというのは

3年に一度の世界バラ会議で選ばれた

 美しいバラにのみ与えられる世界で最も栄誉ある賞です。

つまりは、

世界中のどんな環境でも育てやすく

病害虫にも強く、暑さ寒さに負けず強健で、

各国の人々が美しいと認める

世界レベルの美しさをもつ

スペシャルなバラです


さて、癒しの庭の殿堂入りしたバラ3種に感謝をこめて・・・

 

 

 

  ニュードーン 1997アメリカ

 

バラ庭のアーチを飾ってくれた優しいピンクのバラ

甘い蜜のような香りで、

「ようこそバラ庭へ」と迎え入れてくれたニュー・ドーンです


遅咲き品種で他のつるバラが咲き終わった頃に咲きだし

秋にも繰り返し咲いてくれました~

棘が痛くて扱いは大変だけど、とっても丈夫で、

陽をあびて透き通るようなやわらかなピンクの花は

さすが殿堂入りにふさわしいバラと言えます

名前の響きもなんだか素敵でしょ

 

  

  

  ピエール・ドウ・ロンサール2006フランス

 

このピエールド・ロンサールから

バラの魅力にとりつかれたという人が随分多いらしいですね。

癒しの庭では、いつの間にか迎え入れたバラの中に

このピエールド・ロンサールが入っていて

咲いてみて初めて、自分も

魅力にとりつかれた一人に・・・

毎年シュートも良く出て枝を更新でき、

壁面をあっという間に覆って

可愛い花をたくさんつけ

まるで夢見るプリンセス気分を味わえそう・・・


ニュー・ドーンもピエールド・ロンサールも

癒しの庭に偶然に迎えた殿堂入りのバラです。

ラーッキー ハッピー

たくさんの花をつけて歓喜あふれる癒しの庭になりました

 

 

  グラハム・トーマス2009イギリス

 

癒しの庭の黄色いバラの中で

特別好きなバラグラハム・トーマスです。

インカやゴールドバニーとは違った

深みのある花色は

辺りをぱっと明るい雰囲気で

見る人を引きつけてしまいそうです。

イングリッシュローズの中ではこのバラが初受賞です。

バラ庭の後方は、グラハム・トーマスにとって

あまり居心地の良い場所ではなさそうで

来春一番に植え替えてあげたいな~

殿堂入りのグラハム・トーマスの魅力を

もっともっと引き出してあげないとね・・・


殿堂入りのバラについてもう一つおまけ・・・

2012年第16回世界バラ会議は南アフリカで開催され

殿堂入りを果たしたのは、『サリー・ホームズ』という

イギリス作出のシュラブ・ローズだそうです。

初めて聞く名前です。

いつかこのバラの魅力にひかれる日が来るのでしょうか。

バラの魅力は奥深いですからね。

 

 

 バラの華やかさに負けないほど

真っ赤なかわいい実をつけるイチゴ

赤い実をつけることを約束してくれているかのように

じっと寒さに耐えています 

さび~

 

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癒しの庭の殿堂入りのバラ

2012年11月30日 | Weblog

 

 


バラの花もエキナセアの花もモミジの紅葉も姿を消して

すっかり寂しくなった癒しの庭は

雪の世界です

 


心弾んだ日々に思いを馳せて

今日は、気分だけでも晴れやかに

バラのお話におつきあいを・・・


癒しの庭の殿堂入りを果たしたバラです


 

クイーンエリザベス


ダブルデライト


ジャストジョイ


バラの種類は現在2万種以上もあるそうですが

その中で、世界でもっとも愛され選び抜かれた美しいバラが

バラの殿堂入りを果たしたバラです。

世界40カ国のバラ会が加盟する世界バラ会連合によって

3年に一度開催される会議で

世界に愛されるバラの中から選び抜かれた

美しいバラにのみ与えられる世界で最も栄誉ある賞です。


ちなみに、殿堂入りの名誉に輝いたバラたちは~

1976年~ピース

1978年~クイーンエリザベス

1981年~ドフトボルケ

1983年~アイスバーグ

1985年~ダブルデライト

1988年~パパメイアン

1991年~バスカリ

1994年~ジャストジョイ

1997年~ニュードーン

2000年~イングリッドバーグマン

2003年~ボニカ82

2006年~ピエールド・ロンサール、エリナ

2008年~グラハム・トーマス

 

これらがバラの歴史上に残る名花と呼ばれる

スペシャルグレードなバラたちです。

癒しの庭にも殿堂入りのバラがいくつかあります。

その中から、まずはこのバラを・・・

 

  

クイーンエリザベス1979イギリス

 

エリザベス女王に捧げる花として命名された

ピンクの四季咲きのバラで、丸弁の花びらが平たく咲きます。

その清楚な花姿からは想像できないほど丈夫で

強健な品種のバラです。

バラ栽培家の鈴木満男さんは、

東日本大震災による津波の被害にあった土地で

きれいな花を咲かせているクイーン・エリザベスと出会ったそうです。

さすがはクイーン・エリザベス

癒しの庭でも秋遅くまで

大きく存在感のある花を楽しむことができました

 


 

 

 ダブルデライト1985アメリカ


庭師の一番好きなバラがこのダブル・デライト

個性的な花色で

クリーム色に赤が色のりし、最終的に赤に近くなるバラで

香りの良い品種です。

ダブル・デライトとは「二重の喜び」を意味するそうです。

クリーム色から赤色に移りゆく花弁の美しさと

濃厚なフルーツの香りが二重の喜びを提供することから

名づけられたそうです。

 花色のグラデーションには

 庭師でなくても引きつけられてしまいます。

 花色と花姿に、甘い香りと・・・二重の喜びどころでなく

 トリプルデライトと名づけても良いくらいですよ 

 

 

ジャストジョイ 1994イギリス

 

このバラは、アプリコット色で

フリルの入った丸い花弁の抱え咲き、

そして濃厚なフルーツ香を放つジャストジョーイです。

の花に作出家のロジャー氏は

愛する妻の名を捧げたそうです。

バラ界の貴公子と言われているバラ栽培家の大野耕生さんは、

父親とともにバラ公園の植栽の仕事をしていた時に

ジャスト・ジョーイと出会ったそうです。

当時、剣弁高芯咲きがもてはやされた時代に、

フリルのついたやわらかな花弁のバラを見て、

「こんな優しいバラもあるのか・・・」

と一目ぼれしたそうです。

大人の魅力を感じる素敵なバラですね

 

 

 

足音が軽やかに弾んだバラ庭への小道です。

来春はどんな出会いが待っているでしょう

 

癒しの庭の殿堂入りのスペシャルなバラも

今は、ただじっと静かに眠っています。

 

 

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吹き荒れた癒しの庭!

2012年11月28日 | Weblog

 


台風でも来たかしらと思うようなもの凄い雨風の音で

夜中に何度か目を覚ましてしまいました。

朝、起きてみると

まあ、どうしましょう・・・

吹き荒れましたねえ



飛んでる、飛んでる

バケツにちり取り、ポリタンク・・・

庭のオブジェになってますよ(笑)



砂紋も雪で浮き上がって美的な庭に・・・



園路の石もなんだかアートに見えてきます



雪で凍えそうなエキナセア

かわいそうにね。



雪囲いが間に合わなかったスプレイウッド

猛吹雪でたいへんだったでしょ

かわいそうなことをしてしまいました


 

 

 

癒しの庭の最後のバラたち

冬支度の前に花瓶におさまりました。

味わい深い色合いに心が温まります


 

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