癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

素晴らしい披露宴に招かれて

2016年11月29日 | ガーデニング

 

 

 鹿角紫根染・茜染研究会で

 郷土が誇る

伝統の鹿角紫根染・茜染の復活と伝承をめざし

一緒に活動している会員のお二人が

めでたくゴールイン

先日披露宴にご招待されました


  新郎はユネスコ世界遺産大日堂の宮司さんのご子息で

新婦さんは大きなりんご農家のお嬢さんです。

新郎は

お祖父様が人間国宝の栗山文次郎さんが染めた

紫根染の袴をもっているので

いつか自分で染めた

紫の袴をはきたいと話されていました。

神社の周りから採集した茜で染めた新郎の染め色も

澄んだ晴れやかな色で

みんなと違う美しさを感じます。 

 

新婦のお人柄がにじみ出た

絞り模様や刺繍を施したふんわりと優しい作品は

見る人の心をとらえてしまいます。

新郎の心を見事にキャッチして

お二人が佳き日を迎えられたことは

本当に喜ばしいことです。

 

お二人の披露宴は

人の絆を大切にした

心のこもった

 素晴らしいものでした

 

 


幸せいっぱいのお二人が

準備してくれていた素敵なブローチです

男性には紫根染

女性には茜染のブローチを

160名の全員の胸に飾ってくれました。

新婦が染めて

新郎がブローチにしたプレゼントです

市長さんも教育長さんも

紫根染のブローチに大喜びされていました。




地元の銘酒千歳盛りで鏡開きが行われ

乾杯に振る舞われました。

 

 


新郎のお父様は

新郎が生まれたときに誕生を祝って詠んだ

お祖父様の短歌を3首紹介されました。

ご家族の深い愛情につつまれて

大切に育てられたことが伝わってきました。


 

 

新しい門出を祝って

研究会から祝電バルーンをお届けいたしました。

今頃 素敵なキャンドルが

幸せいっぱいのお二人の笑顔を照らしているかも・・・


最後の新郎新婦のあいさつで

お二人は

1300年前から続いてきた

大日霊貴神社(オオヒルメムチジンジャ、通称大日堂)

伝統の大日堂舞楽と

同じく1300年前奈良時代から伝承されてきた

鹿角紫根染・茜染の伝統の文化を

二人で大切に守り続けていきたいと話されました。


お似合いの素敵なお二人の

感謝と新しい人生への決意を伝える

心のこもった披露宴に

感動の一日でした。



幸せいっぱいのお二人に

来年3月に

 花輪商店街のアーケードに

 タペストリー60本をなびかせて行う

 研究会のイベント

「伝統の紫根染・茜染彩る街」に

 華やかな彩りを添えてもらいたいと

私の祝辞の中で述べさせてもらいました。


すると なんと

 それに感激した方から

タペストリー60本を

 無料でコーティングしてあげたいという

お話を頂きました

すごい、すごい

 

 

 

素晴らしい伴侶を得たお二人は

 きっと豊かな人生を美しく染め上げてくれることでしょう


 

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茜の雅か におえる紫

2016年11月27日 | ガーデニング

 

 

 

ひらひらと

舞い落ちてきたモミジの葉も

あっという間に

どこかに散っていってしまいました。

 

まるで日本茜で染めたような

モミジの葉・・・

 

 

 

あかねのみやびか

におえるむらさき~

校歌に歌われる茜染と紫根染を

ふるさと学習で学ぶ

3年生の本染め体験

 

鹿角ふるさとたんけん隊の

個性豊かな模様がならび

教室に子どもたちの歓声が響きわたりました

 

 

 

 鹿角の伝統の絞り模様は

難し過ぎるよね


 3年生は

輪ゴムを使っての絞り模様です

 

前の下染の学習をしっかりと覚えていて

紫根染・茜染について

知っていることをたくさん発表してくれました

 

 

 

 

 

 

下染を120~130回も施して

染め上がる

優美な鹿角の紫根染・茜染


小学生も下染は椿の灰汁で5回を行い

本染作業をしましたよ~

 

 

 

タボちゃん手作りの

紫根染・茜染ものしり博士に贈られた賞状です。

子どもたちは大喜び~

 

研究会では

鹿角ふるさとたんけん隊の子どもたちに

9月に先媒染を3回施した布に

さらに下染体験をしてもらいました


本染めの前日には

朝8時~夕方4時過ぎまでかかって

茜の煮出しをしたり

染色の試し染めをして染めを体験してもらったり

本染めまでの準備が大変でしたが

子どもたちの笑顔で

疲れは吹っ飛んでしまいます。

研究会の仲間の頑張りが誇りに思える日々です

 

 

 

 

媒染液の灰汁を90リットルも作って運ぶのは

それは、それは大変でしたけど

茜色のモミジと一緒に

どこかに飛んでいってしまいました


 

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初雪の癒しの庭と冬囲い

2016年11月23日 | ガーデニング

 

 

 早くも初雪に見舞われ

冬支度の心配をしていましたが

やっとのことで

庭木の冬囲いを終えることができました

 

 

 

 

 

 

今年の冬囲い作業は

プロの庭師さんたち3人です。

 

私は学校の茜染の授業があって留守にしていましたが

さすがはプロの庭師さん

見て楽しむ工夫があちこちに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 それぞれのてっぺんには面白い飾りが見えます。

2本のものや4本のもの

3本のものなどなど・・・

 

 

 

 

バラのウィーピング仕立ても

しっかり冬支度ができました

もうこれで大丈夫

プロスペリティ

 

 

 

窓辺に置いたハイビスカスの

真っ赤な花に

心がほっと温まります

 

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ハーブ王子の茜染と野草講座

2016年11月20日 | ガーデニング

 

 

 

今全国的に活躍され

きらきら輝きをはなっている

素敵なハーブ王子様をお迎えして

鹿角の茜染体験と

野草講座を開催しました


 

 

山下さんは

日本の大切な植物やハーブの素晴らしさ

活用法をいろんな世代の方々に知っていただき

守っていきたいと

ハーブ王子として講習会やセミナーを開いておられます。

 

 

 

鹿角市文化の杜交流館

コモッセで

鹿角紫根染・茜染研究会の茜染に挑戦


 

 

 

 奈良時代から伝わる栗山家の

古代鹿角茜染は

下染を130回施し

鹿角に自生する日本茜を臼と杵で搗いて

12回も染めるという

手間暇のかかる古代技法です。


 

 

 

 

会員たちが採集した根を搗き

3ヶ月前に下染をしたシフォンストールを

3回染めた茜染です。

この鮮やかな赤にはみなさんの思いがこめられ

感動しました~

と 色合いを絶賛してくれたハーブ王子


 

 

 

茜染の作業の合間に

ハーブ王子の野草講座を楽しむことができました。

 

スギナは

ミネラルが多いので

乾燥させてパウダーにしてクレイパックに混ぜて

肌につけるとツルツルになるんですって

 

ギシギシ(イタドリ)は

酸っぱいのでジャムにすると美味しいそうですよ。




札幌の野草講座を終えた

ハーブ王子は

鹿角まで

白馬に乗って~ではなく(笑)

青森から山菜ガールのなっちゃんの車に乗って

おいでくださいました。


 

 

ハーブ王子と

山菜ガールの笑顔に

鹿角の茜染が映えて・・・

 

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ホトトギスと秋バラ

2016年11月08日 | ガーデニング

 

 

 

 

 お久しぶりです。


ひっそりと佇んでいる

ホトトギス

実に長く咲き続け楽しませてくれた

お気に入りの山野草です。

 

 

 

 

 

 

花期の長い

ホトトギスにちなんだ花言葉は

「永遠にあなたのもの」

「秘めた意思」

なんだか素敵過ぎますよね。

癒しの庭のホトトギスはまもなく終わりそうですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は里にも雪予報

今年最後のバラの輝きになるでしょうね

 

 

 

 

 

 

お出かけが続いているうちに

赤く色づいていた木々の葉も

一枚、一枚と

地面を彩っていきます。

 

 

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