赤い水性の部屋

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現場の力

2009年11月26日 | Weblog
 このところ、立て続けに高速道路を利用することがあった。土曜日曜は1000円ということで、一般乗用車がとても増えたという。サービスエリアやパーキングエリアでも観光・行楽の客が増え、現場で働く従業員や関係者の負担は大きくなったことが予想に難しくない。トイレの清掃員やゴミ回収などは、圧倒的に忙しくなったに違いない。なかなか目に付かないが、洗剤の詰め替え回数やトイレットペーパーの量などが増え、経費が急増し、忙しくなった割には儲からないのではと、変な心配さえしてしまう。

 さて、朝早かったので、朝食をとって、「ごちそうさま」と、普通に食器を返却口に出すと、「ありがとうございました。お天気が心配です、お気をつけて!」と、奥のおばちゃんが気持ちの良い笑顔で声をかけてくれた。この言葉にすっかり気を良くし、目的地まで気分よくドライブができたのだ。
 食器洗い係やトイレ清掃員などは、まさに現場最前線である。チームの末端がそのチームのクオリティを示している良い例だと思う。なるほど、ここのパーキングエリアは、清掃や表示も充実してしっかりしている。ウチの部活も部長団三役を中心とした幹部ではなく、末端の一年生の一般部員のクオリティが部活のクオリティなのだと教えてもらった気がした。
 
 どんなに優秀な経営陣であっても、現場の誰でもできる仕事が支えている。1%の天才は99%の平凡によって支えられているといって良い。
 誰でもできる平凡に一生懸命取り組むことが大切だと改めて実感した。

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