赤い水性の部屋

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梅雨に入ったということは・・・

2015年06月15日 | Weblog
 梅雨入りしましたね。学校にある梅の木に実がたくさんなっています。

 
 さて、土曜日は浜松駅前でのプロムナードコンサートでした。プロムナードは暗譜で・・・とはいうものの、暗譜でやるとどうしても最後まで集中できないような気がします。20分を過ぎると一気に演奏がグダグダになるのですが、中学生に与えられた30分間という時間、最後まで高い意識で演奏を続けられるようになることが今の課題です。
 間違えることはあります。失敗することもあります。しかし、忘れていた、そういえばそうだった、というのは良くありません。そして、これらは、この日の演奏で起こったことではなく、毎日の練習で起こっていることです。本番でうっかりする人は普段もそうです。マーチングでエラーする人も大体同じです。本番で「カランコロン」とやる人は、本番だからではなく、普段もやっているのです。本番前や舞台そでで楽器が壊れることがありますが、そういう時は、2週間前に始まっています。
 そういうわけで、学校に戻ってもう一度やり直しました。やっぱり同じミスをします。本番の緊張してたかも・・・というのは関係ないのです。なぜそうなるのか、自分に問いかけましょう。「そんな、プロじゃないんだから・・・」と言われることもありますが、「そうなんです。プロじゃないから、失敗しても許されるんです。だから、次の機会に向けてやり直すことができるんです。プロならもう、とっくにこの世界から消えてます。」と答えます。次のチャンスは近くで、20日(土)です。イオン市野5%オフの日ですが、演奏も割引ではいけません。10%増しにしましょう。

 そして日曜日は3年に一度の浜松で開催される県民合唱祭でした。

午前中は講習もあり、充実した一日でした。ストレッチや体操で「腕を広げてー」とやるだけで、すでにオーラのある子、ない子がわかります。演奏するまでもありません。何人も、何団体も見ていて思うことは、人前で自己紹介してお辞儀でもすれば、もう演奏は聞かなくてもいい気がします。それどころか、手のひらを広げればそれで十分です。これは教えて身につくことではないように思います。その子のもっているパワーというか、エネルギーというか、わかりやすく言うとヤル気のようなものでしょうか。
 演奏のほうですが、まあ、始めたばかりの曲で毎日短時間の練習ですのでそれなりの仕上がりでしたが、それでも気になることはいくつかありますね。挙げればきりがないのですが、まずもって声。これは今すぐ直せませんし、今から直してもどこまで直るかわかりません。こればっかりは1年前からやって気が付けば最近なんとなく声がよくなってきたね・・・的なものですから地道な努力です。そして、同じパートのピッチ。例えばソプラノだけ、アルトだけだったら同じ音なのですが、ピッチが悪すぎます。特に高音は出ればよいだけで終わっています。これは吹奏楽も同じですが、音が高ければ難易度が高くなるのですから、それなりの訓練が必要になるでしょう。精神的にも肉体的にも戦わなければいけないところです。

 それはそうと、吹奏楽コンクールの申し込みも締め切られました。地区の学校すべて、コンクールのエントリーを期日までに済ませてくれたので、事務局としては大変ありがたいです。横のつながりでまとまりのある西部支部を目指していますが、本当に皆さん協力してくれます。全団体の課題曲も自由曲も立場上わかるのですが、こちらは連盟の公式発表を待ってください。 

 さあ、週が明けて多くの中学がそうであるように、ウチモ試験休みに入ります。試験勉強に専念しましょう。そして、試験が終われば、また自分たちの活動に切り替えます。