赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

優勝

2008年10月01日 | Weblog
そういうわけで優勝グループに入ったスイホウガン。

この種の特徴である水泡のバランスが大変よく、背中の柄の色のと形のバランスが大変良い。また、ムナビレ(手を広げたようなヒレ)にも鮮やかに赤が入り、大変キュートで美しい。尾開き(尻尾がもみじのようにパッと開くこと)がよければ最優秀候補であっただろうが、なかなか完璧はないのである。飼育に難しいこの種をここまで育てたオーナーの努力に敬意を表したい。

三大行事

2008年10月01日 | Weblog
 お休みがほしいなあ~と思う暇もなく、10月になってしまった。トップコンサートでは、自分の出演はなかったものの、たくさんのお客さんが入ってくださり、企画側としては満足。課題は山積だが、石川中学選抜を迎えることにも成功したし、ひとまず安心。

 さて、このイベントのおかげ(?)で、私が8月末からまったく休まずに働いていると思われている方、実はしっかり21日にはお休みを頂いたのだ。
 江南中の三大行事は『体育大会』『文化発表会』『クロスカントリー大会』だが、我が家の三大行事もあるのだ。『静岡県金魚品評大会』『岐佐神社の祭典』『正月』である。そして親族に『初盆』があれば四大行事になるのだが、後期高齢化のすすむ我が一族では、何やカンやで、毎年『初盆』がある。
 
 去る9月21日(日)に『静岡県金魚品評大会』(要するに金魚のコンクール県大会)が盛大に行われた。審査員には弥富金魚漁業協同組合から、研究部長の伊藤進先生、購買部長の深見泰範先生、研究部会長の木下初弘先生をお迎えし、厳正なる審査でプロから愛好家、マニアにいたるまでの自慢の金魚が審査された。
 この大会はその年に生まれた子供の金魚で競う『当歳(とうざい)の部』と2歳以上の『親魚の部』に分けて優勝グループ、準優勝グループのようにグループ分けされる。中日コンクールの大編成と小編成の部があり、各賞のグループに分けられるのと同じと思って良い。コンクール好きな自分としては、なかなかこのイベントそのものがエキサイティングなのだ。そして最優秀には中日の文部科学大臣賞と対等レベルの農林水産大臣賞がいただけるのである。他にも、県知事賞や衆議院議員賞、浜松市長賞など、大変豪華なのである反面、大物賞やカワイイで賞(要するに小物賞)など、ユニークな賞も用意されている。
 また、会場には無料の『金魚すくいコーナー』も用意されているが、この金魚すくいがすごい。金魚すくいの金魚はナンキンやランチュウ、オランダシシガシラなどの、高級金魚ばかりがいるのだ。

 なによりも重要なのがこの場が貴重な情報交換の場であることだ。最新の飼育技術や設備から、その年の国内の流通する金魚のクオリティ、他地区のレベルや優勝魚の様子などが話題になり、専門雑誌『金魚伝承』『アクアライフ』の編集部やカメラマンと専門家やプロ専門業者から愛好家、マニアがコーヒーやビールを片手に金魚談義で盛り上がっている光景は、バンド維新や響宴、ジャパンバンドクリニックや普門館、浜松吹奏楽大会の交流会となんら変わりはないのである。

 吹奏楽とはまったく縁のないこの世界と思いきや、この日のために一年間手塩に掛けた金魚を持ち寄り、みんなで自慢しあい、お互いに批評し、また来年に向けて優れた金魚を育て、美しさを競う。コレは我々の世界に通ずるものがある。この世界で頂点を極めた人の金魚は本当にすごい。何事もそうだが金賞優勝をする人というのは、それなりに含蓄がある。何事も勉強になるものである。