降って来るもの

写真と散文とぽえむ

土竜の言い分⑧感性の朝

2021-10-07 06:09:50 | 詩24

     土竜の言い分⑧感性の朝

 

午後十時の無意識から

産声のように

最初のひと呼吸で蘇生する

午前三時

 

 fantasticな物語の

最初の読点のように

時を確認する瞬間

 漆黒の忘我の漂泊から

最初に生まれる有限の一行の

一語目のように

ふと目覚める時間

 長い休符の

メロディーのない楽曲の

最初の一音符のように

再開する現生の時刻

 

慣習のように

もはや習性のように

夜の間に動き始める僕の

感性の朝

 

まあ,いいか・・

 

 

     土竜の言い分⑨対価

 

抑揚のない言語の会話も

heroに成れない日常も

叙述語を見つけられないstoryも

悲恋の嘆きも,貧の哀しみも

百一個の胸の痞つかえも

会者定離の掟も,生者必滅の運命も

一行を認める安寧も

刹那の開眼も

束の間のecstasyも

 汚泥から静かに湧き上がる

 一個の奇蹟の泡あぶくのように

僕らは此処に来たのだ

全てはその対価

それでも尚

Homo sapiensとして

此の碧い惑星に

inochiを繋げるシアワセ

 

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

トップページから小難しい?或いは意味不明?若しかして鬱陶しい・・?展開になりましたが、それでも我慢して此処まで読み進んできてくれた人に

それでも続きは”飽きられてしまう程に”何時もの朝の”blueblack”の空を

スッキリぶる~の南の空を・・、恐らく初めてのUP

いい日になりますように    10/07 06:30:30 万甫

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 土竜の言い分⑦実験 | トップ | 海鼠の原論 Ⅰ 往来 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿