降って来るもの

写真と散文とぽえむ

下弦の三日月~変遷~

2023-09-11 21:06:03 | 夜明け前

   今晩は

 何時ものように目覚めたので午前五時過ぎ、何時ものように夜明け前の空を覗くと・・。昏い空に今朝も超slimになった三日月が

一昨日の朝が”ふくよか”な、こんな風な月

昨日の朝が

そうして、クロ雲の間から一瞬覗いた今朝の三日月は

05:02

06:04

何と見事な変遷

明朝は雨の予報ですが、快晴でもきっと”新月”ですね。9/11 21:20 まんぼ

 

     糧に

 

自分の重さの実感は

きっと

一生を通じて知ることがない

自画像の実際を

己が瞳に映せぬように

肝腎なものは

他者を通じて知らされる在り様

未決の囚人のように

その煩悶を

生きる糧にしてゆくしかない

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連続

2023-09-11 05:10:12 | 詩29

     連続

 

連続と言えるものが幾つかある

 

それがひと月なのか、一年なのか

或いは

五年なのか、十年なのか

若しかしたら

二十年なのか、半世紀に亙ってなのか

 最も、生きていると言う事は

 誰でも、生まれてこの方・・なのだが

それはさて置き

どれだけの長さをそう呼ぶのかは

個個人の想いに依りけりだが

兎にも角にも

僕に限って言えば

一つの自負を持って

提示できる”連続したもの”が、数項は有る

 

彼の”生きている!”ことは参考に

長短の是非は順不同にして

思い付くまま列挙してみれば

先ずは、日記か

3年と5年の単行本のような連用日記帳が何冊も

押し合いへし合い書棚に並んでいる

十六歳の時から始めた”綴り方”の足跡群

集大成の形として

その都度、自費出版した詩集が現在26冊になった

今、執筆中のback№が"29”に成る

それから

このブログという媒体に関わって、早や十年を越えた

どれ程の会者定離の哀楽を

情の行き交うこの画面で、受け渡ししただろう・・

今では、誰憚ることなく言える”第二の人生!”の足跡だと

他愛ない事で言えば

朝晩の”血圧測定”と夜の”体重測定”も

そう言えるかも知れない

もう2年目になるだろうか・・

いつ中断しても良いのだが

不思議なことに中々止められない

 

けれど

そのように”連続”している数値や文字を見ていると

或る時ふと見えてくるものが有る

群れが語り出す声が聞こえる

ヒントやチャンスを運んでくれることも

人生に寄り添ってくれるpieceをpresentしてくれたり

新しい発見や

思いがけない感動を享受することもある

きっとそれは

連続性からの贈り物で

その一つ一つが

時間の中に挟まれた、時のplatinumの栞になる

 

さすれば、数多の読本も

その機会を得る一個のpartsなのかも知れぬ

     2023 9/11 05:50 万甫

 

この同い年の作家に出会って、僕は再び”読本家”に成ったのだ。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする