連続
連続と言えるものが幾つかある
それがひと月なのか、一年なのか
或いは
五年なのか、十年なのか
若しかしたら
二十年なのか、半世紀に亙ってなのか
最も、生きていると言う事は
誰でも、生まれてこの方・・なのだが
それはさて置き
どれだけの長さをそう呼ぶのかは
個個人の想いに依りけりだが
兎にも角にも
僕に限って言えば
一つの自負を持って
提示できる”連続したもの”が、数項は有る
彼の”生きている!”ことは参考に
長短の是非は順不同にして
思い付くまま列挙してみれば
先ずは、日記か
3年と5年の単行本のような連用日記帳が何冊も
押し合いへし合い書棚に並んでいる
十六歳の時から始めた”綴り方”の足跡群
集大成の形として
その都度、自費出版した詩集が現在26冊になった
今、執筆中のback№が"29”に成る
それから
このブログという媒体に関わって、早や十年を越えた
どれ程の会者定離の哀楽を
情の行き交うこの画面で、受け渡ししただろう・・
今では、誰憚ることなく言える”第二の人生!”の足跡だと
他愛ない事で言えば
朝晩の”血圧測定”と夜の”体重測定”も
そう言えるかも知れない
もう2年目になるだろうか・・
いつ中断しても良いのだが
不思議なことに中々止められない
けれど
そのように”連続”している数値や文字を見ていると
或る時ふと見えてくるものが有る
群れが語り出す声が聞こえる
ヒントやチャンスを運んでくれることも
人生に寄り添ってくれるpieceをpresentしてくれたり
新しい発見や
思いがけない感動を享受することもある
きっとそれは
連続性からの贈り物で
その一つ一つが
時間の中に挟まれた、時のplatinumの栞になる
さすれば、数多の読本も
その機会を得る一個のpartsなのかも知れぬ
2023 9/11 05:50 万甫
この同い年の作家に出会って、僕は再び”読本家”に成ったのだ。