降って来るもの

写真と散文とぽえむ

連続

2023-09-11 05:10:12 | 詩29

     連続

 

連続と言えるものが幾つかある

 

それがひと月なのか、一年なのか

或いは

五年なのか、十年なのか

若しかしたら

二十年なのか、半世紀に亙ってなのか

 最も、生きていると言う事は

 誰でも、生まれてこの方・・なのだが

それはさて置き

どれだけの長さをそう呼ぶのかは

個個人の想いに依りけりだが

兎にも角にも

僕に限って言えば

一つの自負を持って

提示できる”連続したもの”が、数項は有る

 

彼の”生きている!”ことは参考に

長短の是非は順不同にして

思い付くまま列挙してみれば

先ずは、日記か

3年と5年の単行本のような連用日記帳が何冊も

押し合いへし合い書棚に並んでいる

十六歳の時から始めた”綴り方”の足跡群

集大成の形として

その都度、自費出版した詩集が現在26冊になった

今、執筆中のback№が"29”に成る

それから

このブログという媒体に関わって、早や十年を越えた

どれ程の会者定離の哀楽を

情の行き交うこの画面で、受け渡ししただろう・・

今では、誰憚ることなく言える”第二の人生!”の足跡だと

他愛ない事で言えば

朝晩の”血圧測定”と夜の”体重測定”も

そう言えるかも知れない

もう2年目になるだろうか・・

いつ中断しても良いのだが

不思議なことに中々止められない

 

けれど

そのように”連続”している数値や文字を見ていると

或る時ふと見えてくるものが有る

群れが語り出す声が聞こえる

ヒントやチャンスを運んでくれることも

人生に寄り添ってくれるpieceをpresentしてくれたり

新しい発見や

思いがけない感動を享受することもある

きっとそれは

連続性からの贈り物で

その一つ一つが

時間の中に挟まれた、時のplatinumの栞になる

 

さすれば、数多の読本も

その機会を得る一個のpartsなのかも知れぬ

     2023 9/11 05:50 万甫

 

この同い年の作家に出会って、僕は再び”読本家”に成ったのだ。

 

 

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2 コメント

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Unknown (一歩)
2023-09-11 07:32:51
万甫兄おはよう御座います😊
まさにこの゙場゙も貴兄の゙連続゙のお陰でごあいさつさせてもらっています😃
フト昨日ヘンプクと漢音で呼ぶ蝙蝠と言う字を改めて見ると蝙は遍に通じ「あまねし」で蝠は福に通じていて、中国では縁起がいいとされるとコメントありました。今までどちらかというと気持の好くない生き物でしたが、コウモリくんには申しわけないことでした。「植物は人間がいなくても生きていけるが、人間は植物が居なくては生きてゆけない。」と言われた牧野富太郎。身の回りのものを又別の思いで見ることが出来るといいなと想いました🎶
Unknown (まんぼ)
2023-09-11 21:36:54
こんばんは、一歩さん

続けるのが、若しくは続けた方が
大概の場合、良いに決まっているのですが
そこは脆弱な人間という群の業
まあ、立派なヒトばかりでも息が詰まるので
丁度いい割合になっているのでしょうか
この世の中は・・
最近はそのバランスが壊れかけているようにも・・

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