某月某日「北アルプス・白馬岳北東の白馬大池」

「北アルプス・白馬岳北東の白馬大池」


北アルプス白馬岳の北東にある白馬大池は、海抜2397m、周囲2キ
ロ、サンショウウオも生息しています。最も深い所で13.5m、日
本の高山湖のなかでも、第2位の深さだといいます。


日本の湖沼学の開拓者、田中阿歌麻呂はここで携帯ボートに乗り、
初の高山湖調査を行ったそうです。その湖上にかつて鳥居が建って
いたというめずらしい話があります。


1927(昭和2)年、いまの白馬村森上の後藤敏氏という人が、白馬
岳に天照大神を祭り、天狗っ原に白馬岳神社の祠を建立しました。
いまも天狗っ原に祠が建っています。


続いて彼は、伊勢神宮の外宮の祭神である豊受大神(天孫降臨の随
伴神で、穀物、食物の神)の神霊を受け、白馬大池に鎮め、池の中
に厳島神社のそれにまねて鳥居を建てたということです。いまは朽
ちてありません。
・長野県小谷村



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