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 恐ろしい地震前兆が続いている

2021年10月26日 | 未分類
 さきほど、東大阪市のラドン定点観測者、高井さんから過去数年のラドン推移グラフが届いた。
 実は、この数ヶ月、ちょっと言葉にできないほどの超異常な現象が起きている。ラドン値がありえない値を示しているのだ。これほどの変動ならば、起きる地震はM9クラスだろうと、我々は戦々恐々とする毎日なのだ。

 全国のラドン定点観測をグラフ化していた「ラドグラフサイト」が、何らかの事情で、データを公開しなくなって、視覚的理解がしにくくて困っていたのだが、東大阪観測点だけ栃木の研究者にグラフを作ってもらったので、以下に表示する。

takairadon1026.jpg


  上のグラフ推移を見れば分かるように、高井さんがラドン測定器(米国製)を購入して、観測を始めたのは2015年7月である。
 ラドン計は、立方メートルあたりのラドン222の崩壊数(ベクレル値)を毎時単位で表している。計測値は、一週間ごとに平均を表示する。
 過去6年あまりの平均値は、33~36ベクレル程度。最低収束値は、10月中旬の15ベクレル。

 それが、今年6月ごろ、いきなり400ベクレル毎時(㎥)を超え、450前後まで上昇した。その後、大きな事象も確認できないまま平均値付近に収束したが、10月23日から再び、急上昇が始まり、25日には800ベクレルを超え、現在も850ベクレル付近を推移するという信じられない値になっている。

 これが何を意味するかというと、ラドンは、地下数十キロメートルにある花崗岩の巨大な岩盤(地殻底部)に凄まじいエネルギーが関与して割れ(クラック)を起こすと、そこにラドン222が生成される。
 このとき、岩盤には、数千万ボルトという巨大なピエゾ電気(圧電効果)が発生し、猛烈な高圧電気や化学変化が起きるので、クラックを伝って地上にガスが噴き出してくる。

 400ベクレル毎時とか800ベクレル毎時という値は、東大阪付近にある古い断層(上町断層?)から、ピエゾ効果によって、ラドンが地上に噴き出している状態と理解できる。
 このとき、ラドン222は数十分で、ビスマス214に壊変し、609キロの強いガンマ線を放射する。

 空中に飛び出したラドンは、たちまち周辺にある水分に溶け込み、降雨にはビスマス214の強いガンマ線が含まれることになる。
 これが何度も波状に繰り返されて、どんどん激しくなり、本番大震災に至ると考えて良い。

 問題は、ラドン値が上昇すれば地殻変動のサインかというと、ほとんどの場合、急上昇後に、今度は収束し元の平均値に戻ろうとするが、このときに大地震が起きやすい。
 現在、850ベクレルあるラドン値が、平均的な収束点である30ベクレル以下に戻ると、そのときに大地震が起きる疑いがある。
 ただし、ラドン急増データの消長が、大地震発生まで何度繰り返されるのか、はっきりしない。
 ラドンの大規模な噴き出しから地震発生まで、数日から数十日のタイムラグを経て地震が起きるケースが多い。M9クラスともなれば、もっと長い可能性もある。

 この地震前兆としてのラドンの収束は、ラドン222の娘核種であるビスマス214のガンマ線でも同じことが起きる。
 過去20年にわたって、清瀬市で、ガンマ線の定点観測を続けているコスモスさんのデータが、私の掲示板に記録されているので参照していただきたい。
 http://tokaiama.bbs.fc2.com/

 コスモスさんのガンマ線(RDAN・GM計)が急速に、平均値よりもマイナスを長時間記録すると大地震になる可能性が強まる。
 経験的には、コスモスさんのガンマ線が「爆縮」と呼んでいる収束を起こすと大きな地震が起きるケースは、相当に確度の高い地震前兆観測である。
 コスモスさんが「爆縮マイナス」を書くと、ほとどの場合、太平洋岸や関東内陸で、震度3以上の大きな地震が起きることを確認している。

 今回、850ベクレルのラドン値が、30以下に収束するときは、極めて危険な現象が起きる疑いがある。
 以下は、日本列島における現在の地震リスクを図化したもの。
 https://twitter.com/earthquakejapan/status/1445624086965587980

jisinnkiken.jpg



 もう、まともに中央構造線=西日本や南海トラフを示している。つまり、この前兆は、西日本の中央構造線付近で、もしかしたらスーパー地震が起きる可能性を示す。
 もし、そうなれば四国の伊方原発は、とても耐えられず、爆発大崩壊する疑いがある。
 伊方原発は加圧水型で、原子炉で実に160気圧以上の超高圧をかけて運転しているので、大地震で耐圧容器にヒビでも入れば、凄まじい大爆発を起こしながら、内部の莫大な放射能を環境に放出する。こうなれば、日本列島は人間が住めなくなるかも知れない。
 それは、フクイチ事故の数十倍以上の被害が想定されている。

 なお、麒麟研究所でも10月23日に、東日本大震災のアウターライズ巨大地震=房総沖から青森東方沖を警告している。
 https://twitter.com/kirinjisinken/status/1451722297874604037

 南海トラフ地震も東北関東沖アウターライズ地震も、M9近い地震になると予想されているので、今、何をすべきなのか、各自で準備していただきたい。