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生活がむちゃくちゃ苦しくなった

2021年10月02日 | 未分類
 値上げラッシュだ。ありとあらゆるものが上がり、上がってないのは給料・年金だけ。年金は、むしろ下げられている。
 私のように、毎月5万円に満たない超低年金老人は、預金の目減りが、そのまま自分の命のメーターのように思えてくる。

 10月から値上げするもの・値下げするものは?価格・制度変更の一覧 2021年9月27日
 https://www.kaigo-kyuujin.com/oyakudachi/topics/65290/

 2021年10月より、制度変更や原料費の高騰、増税などにより、さまざまなモノの価格が変更になります。私たちの生活に関係する食品など、10月から値上げするもの・値下げするものについて、変更時期や変更後の価格をまとめました。

《値上げされる/上昇するもの》
・たばこ
たばこ税の増税に伴い、10月1日から多くのたばこ銘柄で小売り価格が値上がりに。紙巻きたばこは1箱当たり10~40円程度の値上げの予定です。

・小麦
輸入小麦を政府から製粉会社に売り渡すときの価格(政府売渡価格)が、10月から値上げになります。製粉会社が輸入小麦を仕入れる価格が上昇するため、輸入小麦を使用したパン、菓子、麺類などの商品も値上がりすることが予想されます。

・マーガリン
マーガリンの主原料である油脂類の価格が世界的に上昇していることから、10月1日の出荷分からマーガリンが値上がりに。4.3~12.8%値上げの予定です。

・電気料金
燃料費調整単価の上昇に伴い、大手電力会社から10月分の電気の値上げが発表されています。9月分と比較して、東京電力は1kWhあたり約0.54円、関西電力では1kWhあたり約0.35円、九州電力では1kWhあたり約0.25円の値上げの予定です。
一般家庭の平均的な電気使用量の260kWh/月では、10月は9月より140円程度、電気料金が上がると考えられます。

・ガス料金
原料費調整に伴い、大手ガス会社から10月分の基本料金の値上げが発表されています。9月分と比較して、東京ガス・大阪ガスは1m3あたり3.48円、東邦ガスは1m3あたり3.47円の値上げの予定です。
一般家庭の平均的なガス使用量30m3では、10月は9月より104円、ガス料金が上がると考えられます。

・最低賃金
毎年10月に改定される最低賃金。2021年度の改定では、全都道府県で引き上げが実施され、全国で平均28円の引き上げ予定です。都道府県ごとに、10月1日~10月8日の間に順次改定されます。
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 引用以上

 去年の後半あたりから、スーパーへ買い出しに行っても、食料品価格の高騰に驚かされることが多い。とりわけ、ひどいのが野菜だ。幸い、米やパンはあまりあがっていなかったが、今回、とうとう政府小麦粉売り渡し価格が2割も上がるという。
 したがって、食パン類が大幅に(たぶん10%以上)上がることは避けられない。
 パン食の人は、また米に戻った方がいいかもしれないと言いたいところだが、実は米でさえ、某国の爆買いの標的になっていると噂されているので、単純ではない。

 私は、スーパーに行く時間が、昔に比べてだんだん遅くなっている。最近では夜の7時以降、閉店間際だ。この頃に入ってくる客は、年寄りばかり。
 みんな、閉店間際の値引きサービス品を求めてくるのである。半額以下に値引きされた売れ残り弁当を争って買うのだ。以前は、今ほど客が多くはなかった。ところが、昨年末あたりから夜の客が増えだした。
 みんな生活が苦しくなっている証左だ。とりわけ低年金生活者は深刻だ。

 さて、原因だが、世界的な需給問題としては、中国の昨年の豪雨禍による大きな凶作が最大の要因になっている。
https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/blog/bl/pNjPgEOXyv/bp/pEYAKLR49E/

 何度も書いているが、中国の凄まじい豪雨禍、水害の連続は、私の見立てでは、①世界的な小氷期到来の序章 ②中国共産党が、インドの水資源を強奪する目的で、ヒマラヤに設置している3万機ものヨウ化銀装置が、中国内に豪雨をもたらしている。(日本にも影響が及んでいる)
 https://sakisiru.jp/5714
  https://www.nishinippon.co.jp/item/n/771095/
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1550.html

 というわけで、太陽黒点活動の影響という自然の摂理と、中国共産党による強欲、買い占めが複雑に絡み合っているのだ。
 中国は、昨年から世界中の主要食糧を爆買いし、穀物価格を大幅に押し上げている。欧米の食肉価格が上がっている事情も、中国が飼料を爆買いしているせいだ。
 10月からの小麦価格=パン価格の上昇も、中国が小麦を買い占めているせいだ。

 もうひとつの本質的な原因は、為政者=自民党政権に馬鹿しかいないからだ。
 国会議員は、与野党問わずクズばかりになった。それには人間をクズに変える理由がある。
 それは議員歳費が、国会議員の場合、隠れ手当を含めて年間4000万円もあるからなのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d05e913391a9b01df28efea74710b0952b2a3751

 国会出席が年150日とすれば、日当が27万円もあるわけで、そんな豪勢な収入があれば、庶民に連帯し、生活に関心を持つような議員がいるわけがない。コロナ禍で仕事を失い、家賃も払えず路頭に迷う庶民の気持ちが理解できるはずがない。
 日本では、議員は、完全な大金持ち貴族であり、あまりの好待遇ゆえに、議員になったとたんに自分の利権を必死になって守ろうとする気持ちしか残っておらず、誰一人、庶民の生活に関心が持てなくなるのだ。
 でなければ、議員がこれほどの世襲利権として、庶民に君臨するわけがない。

 さらに、安倍晋三のような三世四世のヒーター付き座布団議員は、子供の頃から、生活に困ったということを知らず、学校もエスカレーター、すべて周囲がお膳立てしてくれる生活しか知らない。庶民生活に関心を持てといってもできるはずがない。
 次の首相に指名されている岸田も同じ立場だ。

 こんな連中が、小麦粉2割値上げ、パンの1割値上げが、生活にダメージを与えるといっても、理解不能だろう。コロナ禍でさえ、毎晩、銀座のクラブに通って権力をひけらかす者ばかりであり、国会議員どころか地方自治体の議員でも、パンの値上がりを心配するような貧しさを共有する者が、どこにいるというのか?

 だが、コロナ禍がなくてもギリギリの耐乏生活を強いられている日本国民は、数千万人に上っている。二日に一回しか食べられない食うや食わずの、シリアなみの難民生活を強いられている者だって、少なくない。

「コロナでどん底」1年無収入のシングルマザー 子は食パンと水道水で空腹しのぐ 一斉休校の余波は今も
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/121114

 コロナ禍の子どもの絶対的貧困 母子世帯子どもの体重が減った割合が10%
 https://news.yahoo.co.jp/byline/akaishichieko/20210505-00236229

 「冷蔵庫は空」「進学できない」 コロナが奪う困窮世帯の子どもの夢
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b1732e81e3dc72516eeb59573389bba6a601fdd3

 私も金に余裕がないときは、ドラッグストアやドンキホーテで売られている一食10円台の焼きそばやうどんで命をつないだものだが、今度は、そんな激安粉もの食材まで大幅に値上がりするという。
 冷蔵庫の電気代を支払えない家庭では、生ものをストックすることさえできない。

 そんな庶民の過酷な生活に連帯し、同情して味方になってくれる議員が、いったいどこにいる?
 日当37万円の議員は、庶民の生活に少しでも連帯するなら、歳費の大部分をムヒカ大統領のように貧しい人たちに寄付すべきだが、残念ながら日本にはムヒカは一人もいないのだ。
 我々が味方だと信じてきた野党、立憲民主の枝野らが、原子力村からの寄付で党を維持してきたことが明らかになり、信用は地に墜ちている。
 https://genjiren.com/2021/08/05/openletters_to_edano_answers/

 したがって、日本政府が貧乏人に連帯できるようになるには、何よりも議員歳費を現在の2割以下に縮小することが最低の前提として必要になる。
 貧乏人の気持ちを理解するのは、貧乏人だけなのだ。枝野のように口先だけ「革新」と言いながら、年収4000万円の座布団にくるまっているなら、議員が庶民の利益を代弁できる日は永遠にやってこない。

 なお、昨年からはじまった世界的な異常気象がもたらした凶作は、今後、200年間続く可能性があり、毎年、激化する一方だ。
  https://skepticalscience.com/translation.php?a=53&l=11

 中国共産党は、基軸通貨という打ち出の小槌を持っていて、どんなにカネに困っても、続々と印刷してカネを使い続けるだろう。そして、世界中の食料を爆買いし、本当に金のない貧しい国の人々を餓死させるのだ。
 中国共産党が、貧しい国の人々を助ける可能性はゼロだ。逆に、彼らの内臓を生きたまま奪って売り飛ばしぼろ儲けするような発想しかない。人類史上最悪の悪魔と断言してもよい。

 だが、それを糾弾すべき各国政府の要人たちも、恵まれた大金持ちばかりで占められ、世界の貧しい人々に連帯できるような政治家は皆無に等しいのだ。
 聖人ホセムヒカはとっくに引退してしまったが、我々が必要としているのは、まさにムヒカなのだ。
 https://www.ktv.jp/news/feature/20201021/

 今後、日本の貧しい人々が、他力本願で政治に救われる可能性は皆無だ。ますます追い詰められるだろう。そうして、自分で自分たちを救わねばならないことに気づいて、はじめて「何をすべきか」と問うことができる。

 私は、30年前から、日本は必ず窮乏社会に陥ると予想し、最後に我々を救ってくれるのは、私利私欲を捨てた「共同体主義」であると考えてきた。
 これについては、ずいぶんブログを書いたが、また、もう一度書き直さねばならないだろう。