日本のメディアには、ウクライナ戦争における犠牲者が、ほとんど触れられていない。
新型コロナワクチン死者と同じように、なぜか意図的に隠蔽されているような気さえする。
そこで、ネット上に見えている戦争犠牲者の情報を拾い集めてみた。
以下は、7月段階のBBC情報だ。すでに3ヶ月以上経過したので、死傷者数は幾何級数的に増えていると思われるが、雰囲気だけは伝わってくる。
ロシアのウクライナ侵攻、正確な死者数は BBCが検証 2022年7月4日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-62032741
ロシア軍が攻勢を強めるウクライナ東部で犠牲者が増えている。ルハンスク州リシチャンスク市では、ロシアの空爆で、空爆を行い、被弾した建物に隠れていた4人が死亡した。
近隣のセヴェロドネツク市ではロシア軍による砲撃が丸1日続き、さらに2人が犠牲になった。ウクライナ軍がドネツク市郊外を空爆した際には、1人が死亡した。さらに、北東部スーミ州サディウスカでは、ロシア軍の砲撃で4人が亡くなった。
これらの攻撃は先月、たった1日の間に起きた。そして、犠牲者全員が民間人だったと考えられている。
政治的暴力を記録しているアメリカの非営利調査団体ACLEDのデータをBBCニュースが分析したところ、冒頭で書いたような民間人死者は、2月24日の侵攻開始以降ウクライナで記録された死者の3割以上を占めていることが分かった。
記録されている死者の総数は、実際の死者数よりも著しく過小評価されている可能性が高いと、複数の専門家が指摘している。
ウクライナとロシアは共に、死者数は数万人に達していると主張している。しかし、双方の言う人数は一致していないし、独立した検証もできていない。
この戦争における人的損失を理解するには、国連や各国政府、独立監視機関など、複数の情報源のデータを見る必要がある。
どこで人が死んでいるのか
この地図は6月中旬までの時点で、死者が報告された場所を示している。

ウクライナ南部と東部地域や、主な地上侵攻が始まったロシアとの国境沿いが暴力行為の矢面に立たされているのがわかる。
このデータはACLEDによるもので、ウクライナ国内での武力衝突や空爆などの暴力行為の発生とその場所について、地元メディアやパートナー組織の確認が取れた時点でカウントしている。つまり、死者数をほかの情報源よりも控えめに見積もっている。
ACLEDは侵攻開始以降のウクライナでの総死者数を1万人以上と報告している。
特に多くの死者数が確認されているのは、南東部マリウポリや北東部ハルキウ、東部ビロホリウカなど。
何人の民間人が死亡したのか
BBCニュースはACLEDの集計をもとに、6月中旬の時点で民間人約3600人の死亡を確認している。国連は、6月末までに民間人約4700人の死亡を確認したとしている。
戦闘が激化する中での情報確認は困難なため、ACLEDと国連はいずれも、これらの人数は実際の死者数を大きく下回っていると説明している。
国連は、警察や病院などの市民記録をもとに死者1人1人を確認している。
一方でACLEDのデータに含まれている死者は、確認されている特定の出来事と関連するものに限定されており、飢餓や医療不足など戦争が直接の死因ではない人は含まれていない。

こうした死者の集計方法は、マリウポリのように長期間ロシア軍に包囲され、多くの民間人が閉じ込められていた場所に関しては特に重要と言える。
「(確認された死亡者数に加えて)少なくとも3000人の民間人が、包囲された都市や戦闘が続く都市で医療を受けられず、敵対行為による健康へのストレスが原因で死亡したと推計している」と、ウクライナの国連人権監視団のマティルダ・ボグナー団長は指摘する。
民間人はどう殺されているのか
国連の報告や、ACLEDのデータをBBCニュースが分析したところによると、ウクライナの民間人の主な死因は砲撃と空爆だ。
ただ、1000人近い民間人が至近距離からの攻撃で死亡している。その多くはウクライナの首都キーウが包囲された時期に確認されていると、ACLEDのデータが示している。
戦争に関する国際法のジュネーヴ条約などでは、民間人や、生存に不可欠なインフラを故意に攻撃することは戦争犯罪とされている。
ウクライナの検事総長は、民間人を直接標的にするなど、ロシアが何千件もの戦争犯罪を犯していると非難している。

ロシア側はこうした指摘をすべて否定している。何人の兵士が死亡したのか
死亡した兵士の数は、戦争が双方にとってどのように進んでいるかを物語る機密情報にあたると、死傷者数の記録を行う団体「Every Casualty Counts」のギャヴィン・クロウデン氏は言う。
「このことを、(ロシアとウクライナの)双方は非常に意識している」
ウクライナ側は、この戦争で死亡した兵士の総数を公式に発表していない。しかし、6月上旬、ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領顧問はBBCニュースに対し、ドンバス地方で毎日100~200人のウクライナ兵が死亡していると語った。
ロシアは4月、約2万3000人のウクライナ兵を殺害したと主張した。 ロシアは自軍の死者数をほとんど公表していない。
前回の公式発表は3月25日で、侵攻開始以降1351人のロシア兵が死亡したとしていた。
英政府は4月、約1万5000人のロシア兵が死亡したと発表した。
ウクライナは定期的にロシア側の死者数を発表しており、6月下旬の時点で約3万5000人が死亡したと主張している。
これらの主張はいずれも検証できていない。国連は、紛争当時者が発表する数字は信用できないとしている。
しかし、少なくとも4010人のロシア兵が死亡していることをBBCニュース・ロシア語が独自に検証した。BBCニュース・ロシア語は侵攻開始以降に死亡した兵士の名前を記録している。
死亡が確認された人のうち685人が将校で、4人が将軍だった。大半は、下士官や一般の兵士だった。
遺体がロシアに送還された兵士については、国営メディアやソーシャルメディア、地元当局の公式報告、兵士を知る人々への聞き取りを通じて名前が特定されている。
ウクライナに遺体が残っている、あるいは今も身元が判明していないロシア兵の数は分かっていない。
「戦争は毎日、何十人もの民間人の命と戦闘員の命を奪っている」と、ウクライナの国連人権監視団のボグナー団長は言う。「人の命は大事だと言うなら、犠牲者の数字が状況をおのずと物語っている」
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引用以上
上の情報によれば、7月段階で、ロシア側は、23000名のウクライナ兵を殺害したと主張。ロシアは、戦意喪失を狙って民間人を意図的に虐殺しているので、民間側死者は、公表されている数字を桁違いに上回る数十万人に上ると考えられる。
英国は、ロシア側の死者を4月段階で15000名と公表した。ウクライナ側の死者は、8月段階で9000名とされていた。
ロシアは、これまで自軍死者を約6000名と発表してきたが10月に入って、自軍の死傷者を9万人と発表、大半が死者と考えられている。
ロシア軍死傷者「9万人超」と報道 動員兵も戦地で死亡 2022年10月13日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB13C3U0T11C22A0000000/
阿修羅掲示板に、ウクライナ軍の実態について、次のような情報が紹介されていた。この人は、ロシアに肩入れする傾向(プーチンの支持者?)があるようなので、ロシア側の優位を誇張する目的があるのかもしれず、真偽は不明だ。
ウクライナ紛争、キエフ側の犠牲者数は30万人を超えている 2022 年 10 月 24 日
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/210.html
https://qrude.hateblo.jp/entry/2022/10/24/081526
死者30万人以上-OSINT調査団がウクライナ軍のUAF犠牲者の実数を名指しで発表した。
2022年10月20日の時点で、AFUは402,000人の死傷者を出し、そのうち387,000人は死亡していた。
ポーランド、バルト三国、ルーマニアからの傭兵と志願兵の損失は54,000人に達し、そのうち31,240人が殺された。これは、葬儀社の概要、遺体安置所の抽出物、AFU部隊の無線、携帯電話、衛星通信の分析から算出したOSINTの数値である。
メディアはまた、ウクライナ兵士の母親委員会が32万件以上の「行方不明の戦闘員の運命に関する」訴えを準備したとされるが、SBUは国家安全保障上の理由からそれを禁止している--と報じているが、この広範なデータは記録に残されていない。
そのソースは、「戦没者の母」委員会の多くのメンバーが口頭やソーシャルメディアで発言したものです。
しかし、この統計は、西側軍による死傷者数の推定値と比較することができる。
特に、元米国欧州軍司令部副長スティーブン・トウィティは、リンケ・ツァイトゥングのインタビューで、"20万人の戦闘員がなぜか不思議とAFUから消えてしまい、現在どこにいるのか誰も言おうとしない "と語っている。
"ウクライナ軍... 米国統合参謀本部議長のマーク・ミルリー将軍は、「何万人もの兵士が死傷し、ウクライナ人はひどい代償を払わされた」と述べている。
「ウクライナは毎月6,000人の兵士を失っており、これはアメリカがベトナムで失った兵士の12倍に相当する」と、退役大佐で元上院議員のリチャード・ブラック氏は声明で認めている。
しかし、彼の発言に対する議論の中で、専門家たちは、毎月1万5千から2万人のAFU兵士が殺害されているという、より重要な数字を出してきたのだ。
ロシア側によるウクライナ軍部隊の損失見積もりは、それより若干低い。ロシアのショイグ国防相は、AFUは "10万人以上の損失を出し、61,207人が死亡、49,368人が負傷した "と述べた。
OSINTの調査員も、ロシアの損失は90年代のチェチェン紛争の1フェーズ、つまりゼロ年代に匹敵すると見積もっている。しかし、統計学者たちは、ウクライナの回復不能な損失を「30万人近く」と見なす傾向にある。
専門家によると、現時点では義勇軍の損失を正確に見積もることは不可能だという。 ***************************************************************************
引用以上
韓国情報では、ロシア兵の死者は、10月段階で65000名を超えたと報道している。
https://www.wowkorea.jp/news/korea/2022/1017/10367857.html
ちなみに、ベトナム戦争におけるアメリカ兵の死者数は、5万人と公表されている。しかし、実際には10万人をはるかに超えているとも噂される。アメリカは、正規兵以外に、軍属として戦地に投入される軍事企業社員が多いからだ。
今回のウクライナ戦争でも、アメリカ正規兵はいないことになっているが、実際には、第101空挺部隊はじめ、世界最強クラスの兵が、すでに多数投入されていると噂されている。
https://earthreview.net/101-st-airborne-division-arrived/
死者数に関しての情報が錯綜していて、正確な数は不明だが、おおむね、両軍とも10万人クラスの死傷者を出していることは確実に思える。
ウクライナの民間人犠牲者は、たぶん正規兵より、はるかに多い。ロシア側のナチ的な集団虐殺が次々に明るみに出ているからだ。
今後、100万人規模の強制徴兵にまで追い詰められたロシア側は、十八番である大量殺戮兵器を持ち出してくることが確実視されているが、そうなれば、この戦争の死者数は桁が違ってくる。場合によっては、千万単位になる可能性がある。
私は、プーチンが立場を失って、殺害されたり追放されたりすることが確実と予想しているが、その次に代わって出てくる人物こそが、悪魔ロシアの大本命ではないかと考えている。
それは、「アルマゲドン将軍」と異名をとるスロビキンかもしれない。この人物こそ、ロシア極右の軍国主義、領土拡大至上主義者であり、「北海道はロシアのもの」と主張するロシア極右集団の最高実力者である。
https://www.youtube.com/watch?v=XKoJAVDtVKs&ab_channel=MBSNEWS
もしも、プーチンが暗殺されるなら、スロビキンの一党は、欧米日にサルマト水爆ミサイルを撃ち込み、また欧州や日本に直接軍事侵攻するような気がする。
本当の戦争は、プーチン追放後(死後?)から始まるのではないか?
戦争の規模、残虐性をいえば、ウクライナ戦争は、朝鮮戦争やベトナム戦争を超えるかもしれない。ベトナム戦争では、ベトナム全土で、民間人主体で約500万人の死者が出ている。うち、軍人は、全体で150万人以上、併せて650万人の死者が出た。
朝鮮戦争では、軍人が南北ともに100万人近く、民間人は、南北で350万人近い死者が出た。
この意味では、まだまだ緒戦であって、これからNBC兵器による殺戮の本番を迎えれば、1000万人級の死者が出ても不思議はない。
https://www.hns.gr.jp/sacred_place/warcasualty.html
それどころか、ロシア軍の総司令官に就任したスロビキンは「アルマゲドン虐殺魔」の異名をとるほど大虐殺が心底好きな人間性であり、プーチンがなしえなかった大量破壊兵器を平然と使う可能性が強く、欧米日に対して、水爆ミサイルを撃ち込むことを躊躇するような人物ではない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aa4c7f1c17a99f633f2ed1b57573dd256e217bd
ウクライナ戦争のような残酷な大殺戮が世界で起きれば、その残虐な波動が地球全体を包み込むことは避けられない。
ベトナム戦争は、スペイン内乱、アルジェリア戦争や朝鮮戦争の連鎖の上に起きている。ウクライナだけで収まることなど絶対にありえない。
次から次へと残虐の波動が、幾何級数的に拡大し、世界を戦争の波動に覆い尽くすと考えるべきだ。
日本も、1945年で戦争を終えたが、77年を経て、再び残酷な戦乱の渦中に放り込まれると覚悟する必要がある。
それは、今年の冬、燃料高で暖房もままならない窮乏世帯が激増し、来年には本格的な食料不足が確実視されることで、「命の安い時代」が再びやってくることを知る必要があると思う。
最悪、日本でも、「街頭に散乱した遺体を片付ける人もいない」という光景が来る可能性も覚悟すべきだ。
すべての兆候は、我々に「孤立するな団結せよ」という命題を突きつけているように思える。
我々は一人では生きられなくなる。そんなとき「三人寄れば文殊の知恵」で、本当に信頼のおける仲間と一緒に、助け合って、共同体を作って生き抜いてゆくしかない。