人がウソをつく理由はたくさんある。ウソが一種の文化的伝統になっている国もある。例えば、朝鮮半島やロシア、ナイジェリア、南米などだ。
プーチンのウクライナ侵攻を見ていて、何もかもウソで始まる偽旗作戦の洪水を見れば、ロシアという国が正真正銘のウソつき国家だと思い知らされる。
ロシア人の根深い嘘の文化 2017/7/14
https://vpoint.jp/world/rosia/91563.html
ロシアに住んでいて、本当にうんざりすることがフェイクニュース(虚偽情報)の存在だ。
私がロシア人の気質で最初につまずいたのが、自己保身のために平気で嘘をつく、決して謝らない通弊だった。それは密告や投獄が日常茶飯事だった共産主義社会で生き残るために必要な知恵だったのだろう。
今でも社会悪や政権の不正を告発する者が逮捕され、時には闇に葬られるという「正直者が馬鹿を見る社会」が現存する。
世界に衝撃を与えている、欧米に向け拡散されるフェイクニュースの背後に、ロシアが関わりを持つと言われている。
もっともロシア人の友人たちはその存在すら認めようとしない。かつてKGB(ソ連国家保安委員会)のお家芸だった偽情報工作は、ロシアの根深い嘘の文化を背景にしていると考えてよい。
インターネットの発展により、情報拡散力が向上し簡単にソーシャルネットワークを通じて、真実であろうがなかろうが、瞬時に誰でも情報発信できるようになった。
最悪なのは情報操作や意図的なヘイトスピーチや個人中傷などで、国家次元のいじめを誘発できるようになったことだ。
欧州の反移民感情を助長するデマや中東問題のように仲たがいを生む要因をつくり出している。
私はアネクドート(風刺ジョーク)を通じて本音を語るロシアの大衆文化が大好きだ。
――監獄である囚人が、なぜここにいるのか聞かれた。「わしはアネクドートを作っただけだ。暗黒街の顔役は皆、政権に入っているよ」――
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引用以上
「ロシアを信じるな」ロシア通の日本人が断じる訳 約束に要注意、現地の人々の予測不能だった現在 2022/02/28
https://toyokeizai.net/articles/-/534915?page=1
コラム:ロシアではうそが武器、ドーピング問題は氷山の一角
https://jp.reuters.com/article/russia-lie-idJPKCN1010ZK
今、ロシアは、ウクライナの反撃に追い詰められ、9万人もの正規ロシア兵を失って、9月中旬から戦時徴兵を行っている。
しかし、これもウソに満ちていて、当初、公開されたのは、30万人の徴兵で、学生や弱者は動員しないと明言しておきながら、実際には学生どころか、老人、囚人や障害者。街頭のホームレスまで強制徴兵されている。
おまけに、装備類は兵器以外は自分持ちだというから驚かされる。
「レニングラード攻防戦」映画のなかで、徴兵された民衆が、銃も与えられず素手で突撃して次々に殺されるシーンがあったが、ロシアでは普通の光景である。
銃は軍関係者が汚職で横流ししてしまうからだ。今回も70年前の銃が兵士に支給された光景があった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/417e7dee093d476b6c70f70d10bffeb3b74264f6
これが「ウソつき国家」ロシアの真実だ。日露戦争で日本軍が勝利したのも、ロシア軍内部の腐敗が最大の要因だった。詳細は司馬遼「坂の上の雲」に描写されている。
だから、私はウクライナ軍が祖国防衛の気概に燃えているのに対し、腐敗した軍内で士気が喪失したロシア兵が勝てるわけがないと確信していた。
公開された徴兵の大統領令に隠された部分があり、表向き30万人の徴兵といいながら、実は100万人まで動員すると書かれているようだ。
ロシアの公式兵力が100万人だから、その二倍にするという計画らしい。
それでは、市井にいる子供から大人まで、男という男や女性まで強制動員しなければ二倍にならないわけだ。
日本の45倍もの国土があるロシアだが、人口は日本とあまり変わりない。広大な国土警備に兵力をとられるので、軍として自在に動ける兵力は100万人中、たぶん半分に満たないだろう。それが9万人も死んだわけだから、もの凄い損失だ。
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-denial-idJPKBN2QN1ES
我々がウソつき国家と、真っ先に浮かぶのは、お隣の朝鮮半島だ。
すでに130年も前に、福沢諭吉が、朝鮮人は相手にするに値しないと書いている。
「約束は無効と覚悟せよ」 福沢諭吉が見抜いた韓国の本質
https://www.news-postseven.com/archives/20180416_657811.html?DETAIL
【《左れば斯る国人に対して如何なる約束を結ぶも、背信違約は彼等の持前にして毫も意に介することなし。既に従来の国交際上にも屡ば実験したる所なれば、朝鮮人を相手の約束ならば最初より無効のものと覚悟して、事実上に自ら実を収むるの外なきのみ》(『時事新報』明治三十年十月七日)】
「約束を守らない」習性というのは、朝鮮半島の歴史的本質である。今更、「慰安婦問題で約束を反故にするな」と韓国人に怒鳴ってみても無意味だ。
日本人は、「約束は守るもの」と定められ、守らなければ制裁される風土に生きてきた。しかう、韓国朝鮮では、「約束は破るもの」というのが常識なのである。
なぜこうなったかといえば、それは2500年前に孔子が定めた儒教思想のせいだ。
儒教は、朝鮮国祖、李成桂が700年前に導入したもので、朝鮮独自の進化を遂げて現在に至っている。
世界の儒教国といえば、①中国 ②朝鮮半島 ③日本 ④ベトナム だが、他国では儒教が廃れている今でも、朝鮮では、民衆生活のあらゆる面を束縛し続けてきた。
例えば、男女、家内の夫妻、兄弟、親族、長幼、地位、学歴などに苛酷な序列が定められ、無条件の追従を要求される社会なのである。
朝鮮では、ウソに対する倫理規範よりも、はるかに上位にある価値規範が存在している。それが儒教における「序列メンツ」である。「どちらが上か」という優劣こそ、朝鮮人の価値観の根底にあって、細かく定められた序列のメンツを守ることが人生の目的であると考えられてきた。
https://webronza.asahi.com/business/articles/2019051600001.html
儒教がもたらした本質は、何よりも「人間の序列」なのだ。「人間には生まれ持った格差がある」という思想が、儒教の本質をなしている。
この序列のメンツを守ることこそ、朝鮮における最大の価値観である。
韓国では6階級、北朝鮮では51階級もの序列が今なお生き続けてる。韓国の最上位階級は、かっての李朝両班に代わって、今ではサムソンを筆頭とする財閥である。
この序列を守るためには、どんなウソでも許されるというのが朝鮮半島倫理である。ウソで問題が起きたら「謝ればよい」という倫理観も強い。謝ればメンツが守られるのだ。
韓国人が日本人に対してウソをつき続ける本当の理由は、日本人が韓国人よりも序列が下だと認識されているからなのだ。
自分より序列が下の者に対しては、ウソどころか、どんな激しい誹謗中傷でも正当性があると考えているから、多くの韓国人が、外国に旅行に行くと、日本人になりすましてウソや悪態をつきまくり、ときには犯罪を繰り返して日本のせいにしようとする。
問題が起きたら見下している他人のせいにするか、「謝ればよい」のである。
https://www.youtube.com/watch?v=2pN1YOz03JE
驚いたのは、日テレが、「嘘をつく国民」の特集をしたとき、日本人が世界四位になったことだ。このとき、韓国人は15位だった。
日本が「嘘つきな国ランキング」4位!本当か なんで韓国が15位なの?ネットで不満の声 2013年03月17日
https://www.j-cast.com/2013/03/17169911.html?p=all
我々の感覚としては、日本人は世界で一番正直だという思いを共有していると思うが、正直に、「ウソをついたことがある」とアンケートに答えてしまったことになる。
本当のウソつきは、絶対に自分をウソつきだと言わないからだ。
また、統一教会が、日本の官僚やテレビ局、新聞社などに、情報操作の目的で韓国人を大量に送り込んできたという情報もあるので、日テレやフジ内部に韓国人が入り込んで、この種の情報を操作している可能性がある。。
https://ameblo.jp/bangkokoyaji/entry-12703130283.html
ウソを心理学的に分析したサイトがある。
人はなぜうそをつくのか?~うそつきの心理学基礎編~ 2015年2月5日
https://www.counselingservice.jp/lecture/14534/
うそをつく理由は、大きく7つに分類される。
(1) 相手のためを思ってつくうそ
(2) その場から逃れたいからつくうそ
(3) うそをついていることに本人も気づいていないうそ
(4) はじめはうそをついてないつもりが、結果としてうそになってしまううそ
(5) 楽しさからくるうそ
(6) 悪意のあるうそ
(7) その他のうそ
私の観察では、ウソをつく人の心理は、結局、自分の自尊心=プライドを守りたい。心の安定を守りたい。「自分は正しい合理的なことをしている」と生きてゆく自信を守りたい……ということだと思える。
人間の心は弱いものだ。自分の論理の破綻を指摘され、追求されることで、心の安定が損なわれ、動揺し、人生に自信が持てず、心の秩序が失われてしまう。
自尊心が傷つけば生きてゆく意欲を傷つけることになるので、必死になって自分を守ろうとする結果、ウソをついてしまうのだ。
これは生命反応であり、ホメオステーシスであるといってもいい。
プーチンがついているウソは、ロシア国民を騙すためのウソだ。
「ロシアは正義の戦争をしている……国民のために戦争している」
という正当化を広くロシア国民に洗脳しようとしているわけだ。人間は、何か「合理的」ぽい理屈をつけて説明されると、きちんと検証もせずに納得してしまうことが多い。
なぜなら、それは国民のなかにあるナショナリズム=「偉大なロシア」の自尊心の上に組み立てられるからだ。
韓国民も同じで、あらゆるウソは、「自分たちは日本人より偉大だ」という優越感を満たす目的で拡大されるのである。
実は、日本人も同じだ。
今、若者たちの大半がネトウヨ化しているといわれるが、その根底にあるのが、「自分たちは偉大だ」と思いたい=優越感を味わいたいという要求から来ている。
逆にいえば、日本、中国、韓国のような競争社会では、子供の頃から競争に追い立てられて、惨めな劣等感を味わう経験が多いため、若者たちは、人一倍、優越感を得ることに熱狂するのだ。
だから、みんなウソであっても、いい気持ちにさせてくれるウソなら、真実と思い込みたいわけだ。
こんな理屈の上に、ロシア国民が優越感を味わう目的で、世界人類を破滅させる超絶核兵器が使われようとし、我々はアセンションして霊体化させられそうになっているわけだ。
優越感という虚構の上に、人はウソをつくということを覚えておく必要がある。
優越感のない人は、ウソをつく必要もないのだ。