生田緑地ばら苑のパーゴラから。(春の公開は6月3日で終了しています)

1912年ごろにイギリスで作出された「ランブリング・レクター」。
「ノイバラ」を交配親にしたハイブリッド・ムルティフローラ(HMult)の系統で、
半つる性またはつる性となり、一般にはランブラーとして扱われる。

花芯の黄色い雄しべがよく目立つ白の小輪で八重咲き。かすかな香りがある。
花弁の先端はへこみ、大きな房になって開花する。

生育旺盛で耐病性が強く育てやすい。秋には小さな球形の実が結実し、葉も紅葉する。
(NHK出版「バラ大百科」から)