「チデークニ」とは、「黄大根」ということです。
「チ」は「キ」で、「黄色」。「デークニ」は「大根」です。
大根といいますが、じつは「黄にんじん」、「島にんじん」のことなのです。
そういうことで、「沖縄のにんじんは、黄色」…とはいうけれど、
このチデークニ、なかなか見かけなくなっているようです。
沖縄でも、野菜売り場に並ぶのは、赤い西洋にんじんが主流という時代です。
にんじんの歴史をたどると、もともとは黄色が原種と説明されています。
赤いにんじんもよいけれど、こうした黄にんじんも大切にしたいものです。
ところで、ある沖縄の有名な出版人は、チデークニの「チ」を「血」だと思っていたとか。
血のように赤いということでしょうか。
きれいな黄色の「チデークニ」が、沖縄でも、
今は昔の物語にならないことを希望します。…J(料理人)