6月末の南東北撮影旅行 その８「SL仙台・宮城DC号を撮影して帰還」

6/29-30で行ってきた撮影旅行シリーズの最終回です。

気仙沼線の柳津へ行って、そのまま戻ってきたら、次は東北本線のどこかで折り返し「SL仙台・宮城DC号」を撮影するため、移動します。
当初は松山町－小牛田にある鳴瀬川で撮影しようかとも思っていたんですけど、それだと駅から遠くて移動が面倒だし、橋梁も若干塗装が落ちてて、写真の見栄えに問題がありそうだったので、じっくり撮影できるところを列車に乗って探そうと思いました。
で、701系で先頭から見てみたら、次の松山町駅で十分撮影できそうに思えたので、すぐ列車を降りました。SLの到着まで1時間ほどあったためか、先客も無く、場所取りは問題なし。そのうちSLの到着時間が近づくほど、出迎えの地元の方々含めて、小さな駅にたくさんの人が集まりました。


柳津から乗ったキハ110形100番台で小牛田へ到着

DE10形の貨物列車の姿が。石巻行きだろうか

貨物ダイヤを調べていなかったので、撮影できてラッキー

さらにEH500形の2次車がやってきました

2次車は大量生産された3次車以降と塗装が異なり、車両数も少ないのでレアです

隣の松山町駅で下車

松山町の駅舎。有人駅です

こちらは乗ってきた列車の後続の701系+E721系

後方のE721系

下り列車の719系。この列車で撮影上の障害物を確認し、SLの練習です

松山町駅は、保守用車両向けの線路がある関係で3線構造になっていて、下り列車が撮影しやすい

こちらはEH500形3次車

E721系。後方は701系ですね

さて、遠くにSLの姿が見え始めました

電車に比べてものすごく速度が遅く、なかなか近づいてきません

駅近くなので、黒煙は揚げていません。しかし、ひたすらによく汽笛を鳴らし、白煙が上がります

とにかく遅いので何枚も撮れる。ちなみに、連写は全くしていません。必要ないほど遅いから

入線近くで汽笛を鳴らす

だいぶ近くなってきた

広角で。ようやっと到着

後方にED75形の姿はありません

客車後方の扉部分は柵が設けられているだけで、ちょっとした展望スペース化しているようです


客車の車両番号とサボを2両分

停車時間がしばらくあったので、前方に移動してSLを撮影します

動輪3つなのでC形です

ホーム上の柵によりかかってみんな撮影します。一方、到着ホーム側は地元の人であふれかえっています

ちょっと写真が傾いているのは、まっすぐ撮影できないためです

煙が黒くなりました。そろそろ出発です

汽笛を揚げて、出発進行！って、この汽笛が全開でならすもんだがら、ものすごい音だった。戦車砲なみの音量

ゆっくりと発車する「SL仙台・宮城DC号」。次は終着の小牛田



みんなSLを見送った

さて、SLの撮影後、ほとんどの人は引き上げましたが、一部の鉄道ファンだけが残ります。
折り返してくる列車がもう1本あるためです。485系「ジパング」です。
この列車は松山町は停車しないので、先ほどのSLとは打って変わって撮影がたいへんでした。80km/hくらいで通過していきましたので。
撮影後は仙台へ向かいました。

遠くに485系「ジパング」が見えた

この列車は盛岡行きの快速である

広角で。よくぞピントが合った

通過して行く485系「ジパング盛岡・仙台号」

701系で仙台へ向かう

仙台では夕食を食べて、しばらく新幹線の時間までお土産を物色して時間つぶし。
帰りの列車は少し遅めにしていたので。と言うのも、帰りは仙台からE6系「スーパーこまち」を利用するためでした。
初めてのE6系乗車は快適でした。

晩ご飯は善治郎の牛タン重。美味かった

仙台駅の新幹線ホーム。発車案内

E5系「はやぶさ」を先頭に入線

E5系の後方にE6系

特徴的な赤色

側面の行き先表示機はもちろんフルカラー

こちらがE6系の普通席。ミニ新幹線であることは変わらないので、2＋2列シートで、E5系よりは座席間隔は狭くなります

これで2日間の撮影旅行は終了。
何度も来ている山形、仙台でしたけど、今回は珍しいものを中心に撮影できたし、久々にちょっとだけ気仙沼線にも乗ったし、良い撮影旅行でした。