
10/6に行ってきた横瀬車両基地公開の続きです。
10:00の開場よりも30分程度前に着いた横瀬駅。この駅を出て右に曲がって地下道を通り、線路の反対側に抜けたら左方向へ進むと、横瀬車両基地の入口があります。私が来た時点では、すでに200名程度の人は並んでいたんじゃないかと思います。先着100名に鉄道部品販売と運転台体験の整理券が配られることになっていたのですが、これはとっくに無くなっていましたので。
行列は一般入場と、この日先行発売となった西武6000系Bトレインショーティーの購入列に別れていたんですが、結局列に並ばなくても買えるほどの潤沢な在庫があったようで、こちらの列に並んだ人はちょっとかわいそうだったかなあと思います。私は別にBトは必要なかった物ですから、一般の列に並んで入場しました。

一般入場の列に並んで待つ

西武4000系が留置されている

さらに10000系が西武秩父から帰ってきた。西武秩父には留置スペースが無いので、横瀬で留置されるのだ

そこへ西武秩父行きのレッドアローがもう1本やってきた

横瀬駅に到着する西武10000系ニューレッドアロー「ちちぶ」

10:00ちょっと前くらいに入場が始まった。写真が斜めなのは、歩きながら撮ったため

旧式の電気機関車2両。左のE51形は元国鉄の輸入電気機関車ED12形で、スイスからの輸入電機。右は国鉄ED10形。西武鉄道ではE71形という呼称だったが、国鉄時代の塗装とナンバーに復元済み。こちらはアメリカ製

西武に赤い電機ことE851形と右側はE31形。E31形は大井川鉄道に3両が移籍しまして、最近ようやく整備が始まったみたいですね

E41形。現在の青梅線である青梅鉄道で導入された英国製電気機関車
ここで、この日のイベントに合わせて引退運転となった3000系3003編成が到着するとのアナウンスが流れ、みな撮影のために移動しました。西武は昔から4ドア車と3ドア車を通勤用に両方製造してきましたが、3ドア車はすっかり少数派となり、今や新101系、3000系がわずかに残っているだけです。その3000系3003編成は引退記念の臨時列車として池袋から横瀬まで運転されました。

建物の影から3000系3003編成が

方向幕は臨時、ヘッドマーク付で最後の力走

横瀬駅へ到着。これでもう、西武線内でお客さんを乗せて走る仕事は終わった(移籍するかどうかは知らない)
さて、車両基地の撮影に戻ります。
そもそも横瀬車両基地は、西武鉄道でも武甲山から産出される石灰石輸送が行われていた時代に、機関車の整備を主に行っていた車両基地です。石灰石輸送が終わった後も、車両回送のために残されたE31形機関車の整備などを行っていましたが、そのE31形も引退し、現在は西武鉄道が保存している貴重な機関車の保管庫と、電車の留置が主な役割になっています。この基地の公海に来るのは2年ぶり、2回目でした。

スム201貨車

E51形E52。先ほども撮ったけど、角度によって見え方が異なる

左がE41形、右がE61形。E61形は国鉄ED11形だった車両で、リニア・鉄道館にあるED11形と同型。元はED11 1である

E71形E71。この車両だけ、国鉄時代に戻されているんですが、12年前に戻したそうで、当時の経緯は知らないです

E851形E854。デザインから分かるとおり、国鉄EF65形の西武鉄道版と言える車両。子供の頃、この機関車が好きだったんですよねえ

右側がワフ101形ワフ105の緩急車

西武鉄道がかつて誇った特急形電車、5000系レッドアロー。今でも車体だけは、富山地方鉄道で現役ですが、あちらは下回りは別物です。これは唯一オリジナルの保存車

左は351系クモハ355。西武鉄道はかつて所沢工場にて、自社で車両を製造していましたが、これはその1号機。元は501系と呼ばれていました

351系クモハ355を正面に、左にE851形

斜め前から。いまいち西武に馴染まない塗装ですが、デビュー時はこの色だったんだそうです

縦で撮影したE851形。ヘッドマークが前後で異なりますね

私鉄最後の電気機関車、E31形。昭和60年代に製造された。私鉄全体での貨物輸送の縮小により、この機関車より新しい機関車は存在していない。現在、残る3両は大井川鉄道へ移籍している。なお、完全な新造ではなく、国鉄80系電車の台車や、西武351系の電動機を流用したのだそうです

こちら唯一のディーゼル機関車D15形。入れ換え用の機関車ですね

さて、検修庫へ入ります。ここは物販スペースとなっています。まだ開場したばかりなので空いてます

ゆるキャラがいました。横瀬町のゆるキャラ「ブコーさん」です。子供に人気でした

西武5000系のカットモデル保存。記念撮影用になっています

実は車両だけじゃ無く、橋梁の一部も保存されています。池袋ー椎名町間にある「山手跨線橋」の架け替え工事で撤去された旧桁と旧橋台の一部です

さらにバスの展示もありました。ライオンズバスですね。今の西武ライオンズって濃い青色カラーですが。昔の西武ライオンズ黄金期カラーの方が、自分には未だに印象が強いですけどね。そのカラーは今でも小田原辺りの伊豆箱根鉄道バスで見られます

軽井沢って表記があるので、あのあたりのバスなんでしょうか。軽井沢と言えば、コクドが開発したリゾート地ですしね。レトロ調ですね

パトカーもいました。かっこいいけど、お世話にはなりたくないです

同じく白バイもいました

こちらは西武101系低運転台の保存車。塗装にグレーが入った、黄色系オリジナル塗装ですね。赤い西武の後は、この色でした

妻面。ちゃんと後まで塗られてます

新2000系の電車がやってきたので撮影。これは単なる普通の列車です

先ほどの3000系3003編成は留置線に入って、そのまま展示車となっていました

留置線には西武10000系も2本
さて、この辺でだいぶ撮影も済んだのですが、ちょうどこのタイミングで機関車撮影タイムになり、機関車をきれいに撮れるようになったので、再度機関車だけ撮影して引き上げました。






長く東急線沿線に住んでいる私ですが、実は生まれてから2年間は現在の有楽町線要町駅のすぐ上に住んでいました。
その後、亡くなった祖母は千川駅近くに住んでいたので、子供の頃は祖母の家への帰り道などで西武線の電車を見たり、池袋の東武デパートから見下ろす西武レッドアローに憧れていたものです。
私にとっては、東急、小田急(これも亡くなった伯父の家が小田急沿線にあるので)の次になじみ深い私鉄が西武ですね。
次回、後編は秩父へちょっと足を伸ばします。
10:00の開場よりも30分程度前に着いた横瀬駅。この駅を出て右に曲がって地下道を通り、線路の反対側に抜けたら左方向へ進むと、横瀬車両基地の入口があります。私が来た時点では、すでに200名程度の人は並んでいたんじゃないかと思います。先着100名に鉄道部品販売と運転台体験の整理券が配られることになっていたのですが、これはとっくに無くなっていましたので。
行列は一般入場と、この日先行発売となった西武6000系Bトレインショーティーの購入列に別れていたんですが、結局列に並ばなくても買えるほどの潤沢な在庫があったようで、こちらの列に並んだ人はちょっとかわいそうだったかなあと思います。私は別にBトは必要なかった物ですから、一般の列に並んで入場しました。

一般入場の列に並んで待つ

西武4000系が留置されている

さらに10000系が西武秩父から帰ってきた。西武秩父には留置スペースが無いので、横瀬で留置されるのだ

そこへ西武秩父行きのレッドアローがもう1本やってきた

横瀬駅に到着する西武10000系ニューレッドアロー「ちちぶ」

10:00ちょっと前くらいに入場が始まった。写真が斜めなのは、歩きながら撮ったため

旧式の電気機関車2両。左のE51形は元国鉄の輸入電気機関車ED12形で、スイスからの輸入電機。右は国鉄ED10形。西武鉄道ではE71形という呼称だったが、国鉄時代の塗装とナンバーに復元済み。こちらはアメリカ製

西武に赤い電機ことE851形と右側はE31形。E31形は大井川鉄道に3両が移籍しまして、最近ようやく整備が始まったみたいですね

E41形。現在の青梅線である青梅鉄道で導入された英国製電気機関車
ここで、この日のイベントに合わせて引退運転となった3000系3003編成が到着するとのアナウンスが流れ、みな撮影のために移動しました。西武は昔から4ドア車と3ドア車を通勤用に両方製造してきましたが、3ドア車はすっかり少数派となり、今や新101系、3000系がわずかに残っているだけです。その3000系3003編成は引退記念の臨時列車として池袋から横瀬まで運転されました。

建物の影から3000系3003編成が

方向幕は臨時、ヘッドマーク付で最後の力走

横瀬駅へ到着。これでもう、西武線内でお客さんを乗せて走る仕事は終わった(移籍するかどうかは知らない)
さて、車両基地の撮影に戻ります。
そもそも横瀬車両基地は、西武鉄道でも武甲山から産出される石灰石輸送が行われていた時代に、機関車の整備を主に行っていた車両基地です。石灰石輸送が終わった後も、車両回送のために残されたE31形機関車の整備などを行っていましたが、そのE31形も引退し、現在は西武鉄道が保存している貴重な機関車の保管庫と、電車の留置が主な役割になっています。この基地の公海に来るのは2年ぶり、2回目でした。

スム201貨車

E51形E52。先ほども撮ったけど、角度によって見え方が異なる

左がE41形、右がE61形。E61形は国鉄ED11形だった車両で、リニア・鉄道館にあるED11形と同型。元はED11 1である

E71形E71。この車両だけ、国鉄時代に戻されているんですが、12年前に戻したそうで、当時の経緯は知らないです

E851形E854。デザインから分かるとおり、国鉄EF65形の西武鉄道版と言える車両。子供の頃、この機関車が好きだったんですよねえ

右側がワフ101形ワフ105の緩急車

西武鉄道がかつて誇った特急形電車、5000系レッドアロー。今でも車体だけは、富山地方鉄道で現役ですが、あちらは下回りは別物です。これは唯一オリジナルの保存車

左は351系クモハ355。西武鉄道はかつて所沢工場にて、自社で車両を製造していましたが、これはその1号機。元は501系と呼ばれていました

351系クモハ355を正面に、左にE851形

斜め前から。いまいち西武に馴染まない塗装ですが、デビュー時はこの色だったんだそうです

縦で撮影したE851形。ヘッドマークが前後で異なりますね

私鉄最後の電気機関車、E31形。昭和60年代に製造された。私鉄全体での貨物輸送の縮小により、この機関車より新しい機関車は存在していない。現在、残る3両は大井川鉄道へ移籍している。なお、完全な新造ではなく、国鉄80系電車の台車や、西武351系の電動機を流用したのだそうです

こちら唯一のディーゼル機関車D15形。入れ換え用の機関車ですね

さて、検修庫へ入ります。ここは物販スペースとなっています。まだ開場したばかりなので空いてます

ゆるキャラがいました。横瀬町のゆるキャラ「ブコーさん」です。子供に人気でした

西武5000系のカットモデル保存。記念撮影用になっています

実は車両だけじゃ無く、橋梁の一部も保存されています。池袋ー椎名町間にある「山手跨線橋」の架け替え工事で撤去された旧桁と旧橋台の一部です

さらにバスの展示もありました。ライオンズバスですね。今の西武ライオンズって濃い青色カラーですが。昔の西武ライオンズ黄金期カラーの方が、自分には未だに印象が強いですけどね。そのカラーは今でも小田原辺りの伊豆箱根鉄道バスで見られます

軽井沢って表記があるので、あのあたりのバスなんでしょうか。軽井沢と言えば、コクドが開発したリゾート地ですしね。レトロ調ですね

パトカーもいました。かっこいいけど、お世話にはなりたくないです

同じく白バイもいました

こちらは西武101系低運転台の保存車。塗装にグレーが入った、黄色系オリジナル塗装ですね。赤い西武の後は、この色でした

妻面。ちゃんと後まで塗られてます

新2000系の電車がやってきたので撮影。これは単なる普通の列車です

先ほどの3000系3003編成は留置線に入って、そのまま展示車となっていました

留置線には西武10000系も2本
さて、この辺でだいぶ撮影も済んだのですが、ちょうどこのタイミングで機関車撮影タイムになり、機関車をきれいに撮れるようになったので、再度機関車だけ撮影して引き上げました。






長く東急線沿線に住んでいる私ですが、実は生まれてから2年間は現在の有楽町線要町駅のすぐ上に住んでいました。
その後、亡くなった祖母は千川駅近くに住んでいたので、子供の頃は祖母の家への帰り道などで西武線の電車を見たり、池袋の東武デパートから見下ろす西武レッドアローに憧れていたものです。
私にとっては、東急、小田急(これも亡くなった伯父の家が小田急沿線にあるので)の次になじみ深い私鉄が西武ですね。
次回、後編は秩父へちょっと足を伸ばします。