みやしたの気まぐれblog

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北陸ぐるっと列車撮影旅行 その16「富山ライトレールと国鉄色457系撮影で終了」

2014-02-19 00:35:05 | 撮り鉄
長かった北陸ぐるっと列車撮影旅行シリーズも最終回です。

1/20の午前中に富山駅、高岡駅、万葉線での撮影を行った後、高岡から富山まで戻りました。この時点では11時すぎだったと思いますが、昼食は最初富山駅に着いてから食べようかとも思っていたのですけど、富山駅周辺は居酒屋以外にあまり食べるところが無いし、富山ブラックは前夜に食べたしというところで、結局高岡駅でうまそうな駅弁が売っていたので、それを買って車内で食べました。富山の駅弁屋、源の「ぶりかまめし」。冬季限定の弁当で、ぶりかまを柔らかく煮込んだ物が御飯の上にでんと乗っているのですが、これがまた美味い。山椒は最初はかけずに食べ、途中でかけて味を変えて楽しむのが良いですね。


521系で高岡から富山へ戻ります


源の「ぶりかまめし」980円。ぶりかまが実に美味かった

富山へ戻りましたら、まだ帰りの「はくたか」まで1時間半以上あったので、北側で富山ライトレールの撮影をすることにしました。
富山ライトレールはかつてJR富山港線でした。当時は朝夕のラッシュ時は457系が3連で走るけど、日中はキハ120形が単行で走るだけ。それも、日中は2往復くらいしかなくて、乗ることが困難な路線の1つでした。
それが8年前に富山港線が廃止となって、第3セクターの富山ライトレールが誕生し、15分ヘッドで頻繁に2両編成のLRTが走る路線になりました。富山駅の高架工事完了後は、南側に直通して富山地方鉄道の市内線と繋がる予定になっています。余談ですが大本は富山地方鉄道の路線だったそうで、直通が実現すると70年以上振りに富山地鉄の電車が走ることになります。

今回は乗車はせず、富山駅北電停前での撮影だけすることにしました。

富山駅の北口

右側が富山ライトレールの富山駅北電停

奥には建築中の新幹線用駅舎が見える

富山駅北に停車中の富山ライトレール

TLR0600形「ポートラム」。万葉線へ導入されたMLRV1000形をベースにしているが、前面デザインは変更された

富山駅北を発車して、岩瀬浜へ向かう

富山駅の北口周辺はビルが少ないので、その隙間から立山連峰を眺め見ることが出来る

望遠で拡大した姿。海の近くから3000m級の山々が見える場所は全国でも富山県くらいなのだそうだ

富山駅北電停には先ほど駅弁を食べた「源」の「ますのすし」作りの写真があった。ライトレールの電停は地元企業の協賛で作られている物も多く、このような広告がある

次の電車がやってきた。ラッピング車だ

「WINTER PORTRAM 2013-2014」ラッピング車ですね

富山駅北電停に停車中


側面のラッピングです

折り返して岩瀬浜へ向かう

さて、15分に1本の列車だと、まあ実際には電車がいなくなって次の電車が8分くらいでやってくるのですが、まあ暇だったりします。
その間にこの場所はバスターミナルでもあったので、やってくるバスを見ていたりもしました。

変わった塗装のバスだなあと思ったら富山地方鉄道バス。この後塗装バリエーションは2パターン見ました

こちら、多分古いタイプの塗装なんでしょうね。富山地方鉄道バス

一瞬都バスかと思った。いやまあ、「と」バスなんですけど。側面に「と」って書いてあるし。はい、富山地方鉄道バスですが

さて、もう1本やってきました

ゆっくり走ってきます

富山駅北へ入線します

これで打ち止めとしました

この後は、地下通路を通って富山駅の南口側に周り、仮設店舗でお土産を買いあさりました。
お土産を買いそろえたところで、北陸本線のホームへ戻り、帰りの「はくたか」を待つことにしましたが、ここで思わぬ遭遇が。
今回は出会えないまま終わるかと思っていた457系国鉄色がホームにいました。


富山駅の今後の予定イラスト


土産物屋では、富山で祝い事の時に振る舞われるらしい、細工かまぼこも売っていた。試しに買ってみました。味はまずまずだったけど、私は小田原の鈴廣、まるう、籠清などの味に慣れているので、ちょっと物足りなかった

富山駅南口か利益者前にあった郵便ポスト。富山の薬売りの像がありますね

そしてホームで会った国鉄色457系!久々に会いましたよ

角度を変えて



3両の車番

ここで521系が入線

編成長さの差で、金沢側はこんな感じになりました

この後は、「はくたか」で越後湯沢まで行って、越後湯沢から「Maxとき」で東京へ帰りました。
このほくほく線利用のコースも、あと1年少ししたら特急がなくなって、きっと使わなくなるんですよねえ・・・

681系「はくたか」で越後湯沢へ向かいます


車窓に広がる立山連峰

南側に富山地鉄の駅が現れました。滑川ー魚津の辺りは富山地鉄と北陸本線が並行して走ります

14760形とすれ違いました

手前が北陸本線の上り線、奥が富山地方鉄道本線です

やがて魚津駅近くで、富山地鉄本線は北側へ移動しました

魚津を過ぎると、車窓には日本海が見えるようになりました

冬の日本海ですが、この日は波も荒くなかったようで、静かに見えました

うとうとして、眠ってしまい、おきたらもう越後湯沢の近くでした

上越新幹線越後湯沢駅ホーム

E4系「Maxとき」で帰りました

最後は無事定刻で帰ることが出来ました。
冬の日本海側は雪や風は酷い物ですが、今回は人身事故の影響が1回あっただけで、珍しい列車への遭遇運にも恵まれました。
なかなか充実した旅だったと思います。
次に行く時は、金沢近郊の私鉄と、えちぜん鉄道7000系を狙いたいですね。
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2 コメント

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Unknown (風旅記)
2014-02-25 23:16:25
こんばんは。
北陸地域は、古いものと新しいもの、これから変わってゆくものが、今、混在していますね。
急行型電車の懐かしい塗装、幼い頃に出かけた時の記憶が蘇りました。
そんなローカル列車も、これから新しい車両や、第三セクターに移行した後は場合によっては気動車に置き換わっていくのでしょう。
ほくほく線は、北陸新幹線が開通したら、特急は走らなくなるのですよね。北陸新幹線は過去から計画があった訳で、新幹線開通までの場つなぎのような要素がほくほく線にあったとすれば、無駄な二重投資にも思えますし、趣味的には思惑に翻弄されたU+301D悲しいU+301F路線のように感じます。
北陸の旅の記事、楽しませて頂きました。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
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Re: Unknown (みやした)
2014-02-26 00:34:21
>風旅記様

こんばんは。長いシリーズになりましたが、見て頂きありがとうございます。
国鉄分割民営化からはすでに四半世紀以上の時が過ぎていますので、あと10年もすれば国鉄型はほぼ姿を消しているでしょうね。最後まで残りそうなのは四国か西日本か北海道か。いずれにしても残るのはキハ40系である気がします。

ほくほく線も、国鉄の中で計画されていた路線です。北陸新幹線の計画が進まない状況だった昭和末期に、高速路線として再計画されたのが現在の姿ですね。
当時は長野新幹線すら着工し始めたばかりですし、新幹線より18年早い1997年に開業したことを考えれば、無駄とは言いがたいでしょう。車両の減価償却も済んでいますし、飯山線の部分代替路線としても機能しています。

私自身も出張や、北陸旅行の際にほくほく線をよく利用しす。ここ数年は1年に1、2回の利用ですけど、一時期は仕事で年10回くらい使っていました。
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