みやしたの気まぐれblog

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11月3連休 北東北巡礼 その3「盛岡で撮影して花輪線へ」

2012-11-29 00:07:49 | 撮り鉄
11月23日~25日の3連休で行ってきた北東北旅行シリーズ。3回目は11月24日の盛岡駅からです。

早朝に秋田駅を出て、北上線経由で盛岡駅に着いたのはまだ10時頃でした。秋田新幹線で行けば1時間40分ほどの行程、田沢湖線の普通列車利用で(ものすごく本数が少ないので普通列車出通り抜けること自体が困難ですが)3時間ほどの行程ですので、北上線経由で4時間ほどというのは案外に早かったと思います。18切符ユーザーには、盛岡から秋田へ抜けるのに北上線経由の方が抜けやすいんじゃないかと思いました。

さて、盛岡駅で次の花輪線の列車まで2時間半以上の時間がありました。花輪線もまた、極端に列車本数が少ないローカル線の1つです。そこで、この時間を使って、前日夜同様にiPhone5の充電が出来るUSBケーブルを探すかと思って、駅近くにあったコジマへいったんですが・・・あっさり見つかりました。すごいぞ、コジマNEW盛岡店!これでなんとか、旅行中にiPhone5の充電が切れずに済みました(電源アダプタは旧iPodTouch向けのサードパーティ製品で代用できたので。MacBookAirからも充電出来るし)。

盛岡駅の跨線橋から撮影したキハ110系0番台と701系5000番台

盛岡駅の西口側から在来線ホームを撮影

コジマNEW盛岡店。いや、ほんと助かりました

さて、朝が早かったので、そろそろお腹も減ってきましたので、盛岡駅に戻ったら東口側の1階にあった立ち食い蕎麦屋へ入ってみました。東北新幹線の列車名にちなんだと思われる「はやて」というお店でしたが、駅蕎麦としてはかなり上等に美味かったです。いろいろ駅蕎麦も食べていますけど、信州で食べる駅蕎麦と同等以上に美味かったですね。

野菜天ぷら+岩手県産山菜のそば。駅蕎麦とは思えぬ本格的な蕎麦と、野菜天ぷらの味の良さ、地元山菜の組み合わせは最高だった

さて、ここからは余り時間。ひとまずIGRいわて銀河鉄道のホームにでも行って撮影します。
2002年12月の東北新幹線八戸延伸前の盛岡駅は、東北本線と、山田線、田沢湖線、花輪線(東北本線経由)が発着するターミナル駅でした。
この2002年12月に東北本線のこの駅から北側が、IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道に変わり、2010年12月に東北新幹線新青森開通により、東北本線の終点駅となりました。
盛岡駅の在来線は、2002年12月以前は0~1番線を山田線、2~7番線を東北本線と花輪線、8~9番線を田沢湖線としていましたが、IGRいわて銀河鉄道の改札をJRと分離するために0~1番線がIGRいわて銀河鉄道と花輪線、2~7番線を東北本線と山田線、8~9番線を田沢湖線という形に変更されました。この改札分離の影響で、東北本線・山田線・田沢湖線では一旦跨線橋または地下から東口側の出口を出て、1階にあるIGRいわて銀河鉄道改札へ移動せねばならず、乗り換えの利便性はかなり悪いです。
ただ、このホームであれば、青森側にある盛岡車両センターの入出庫車両も見られるし、貨物列車がそこそこ走ってきますので、それなりの時間つぶしには成りました。さすがに2時間もここにいる気にはならなかったので、適度に駅の外もぶらぶらしてきましたけど。

IGRいわて銀河鉄道の改札口

2番線を発車した山田線のキハ110系。水郡線からの転属車だ

一瞬、1番線のIGR7000系と並ぶ

IGR7000系。行き先表示機がLEDの物は開業時製造車で、車内がセミクロスシートになっているが、こちらの幕式はJR東日本からの譲渡車でロングシート

IGRいわて銀河鉄道の盛岡駅駅名標

ホームにあった発車案内。けっこう列車はやってくる

側線に701系5000番台の姿。田沢湖線専用の標準軌向け車両だ

盛岡駅東口。上にあるのは新幹線ホーム

ひらがなで「もりおか」の文字。石川啄木の字なのだろう

東口側の広場にも石川啄木の詩が刻まれたプレートがあった

ホームに戻り、再度キハ110系を撮影。これは宮古から盛岡へ到着した列車の車庫引き揚げ

入線してくるIGR7000系

IGR7000系の電車はみな10周年ヘッドマークを付けている。今年で開業10周年。東北新幹線八戸延伸からもう10年も経ってしまった

こちらはJR東日本からの譲渡車。行き先表示機が幕式なので区別が付く

EH500形初期車牽引の貨物列車がやってきた

道路橋の下をくぐり南下していく貨物列車

こちらは単機回送だったEH500形

ホームへ入っていく701系5000番台。田沢湖線もいつも秋田新幹線で通ってしまうので、「田沢湖線」として乗車したのは子供の頃以来無いなあ(当時、秋田から特急「たざわ」で盛岡まで行った)

やがてキハ110系の2両編成が入線してきた。乗車する花輪線の列車である

入線中のキハ110系100番台

車内はセミクロスシート

運転台を撮影

盛岡からは花輪線を通って大館へ抜けるため、キハ110系100番台に乗車しました。花輪線は好摩まではIGRいわて銀河鉄道を走るので、IGRいわて銀河鉄道用のホームから発着しているのです。盛岡からしばらくは車内もそこそこ混んでいまして、IGR線内は座席はだいたい埋まるくらいの乗客がいましたね。

発車間近に、0番線ホームへ青い森鉄道の701系が入線してきた

盛岡駅を発車し、秋田新幹線の田沢湖線への渡線を横に見る

盛岡車両センターの横を通過

元は東北本線のIGRいわて銀河鉄道線。そういや、盛岡~三沢くらいの元東北本線は、上下線の場所が段差を持って建設されているところが少なくない

途中駅の渋民駅で、大館からやってきた快速「八幡平」とすれ違う

やがて好摩駅が近づいてきた

好摩駅へ到着する。これでIGRいわて銀河鉄道線ともお別れ。ここからは花輪線へ入る

次回は16年ぶりの花輪線乗車です。16年前は大館から盛岡へ抜けましたが、今回は逆ルートですね。
昨年1月に乗り損ねた(奥羽本線で吹雪いて列車に間に合わなかった)花輪線の乗り直しです。
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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-01-19 23:03:01
茨城県に住んでいます。キハ110系は水郡線で乗ったことがあります。花輪線は水郡線より客が少ないのにワンマン運転をしないのはおかしいと思います。
返信する
花輪線 (みやした)
2013-01-19 23:50:18
閑散路線だからといって、ワンマン運転しなければいけないという決まり事があるわけじゃないので、別に「おかしい」とは思いません。
花輪線は盛岡支社の管轄路線ですが、同様に山田線のキハ110系もワンマン運転していないですね。
何か理由はあるのでしょうけど、あいにく存じ上げません。
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Unknown (Unknown)
2013-04-27 08:24:41
花輪線がワンマン運転しない理由は盛岡~好摩間はいわて銀河鉄道に乗り入れておりもしワンマン運転してしまうと運賃箱にJR東日本の売り上げといわて銀河鉄道の売り上げが混ざってしまうからかもしれません。車掌常務ならきっぷを発券する端末により売上金が記録され入ってきたお金をきちんと会社に渡せるからだと思います。
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Re: Unknown (みやした)
2013-04-27 21:26:11
売り上げが混ざるということはあり得ないですね。

IGRいわて銀河鉄道とJR東日本は連続した運賃ではないため、金額は完全に別々の徴収となります。従って、直通運転したからといって、金額の分かれ目がはっきりしないということは無く、後で会社間の清算をするだけです。むしろ、連続した運賃になるJRの各社清算の方が大変なはずです。
もし、会社が違うからとワンマン運転しないのなら、錦川鉄道や会津鉄道、北越急行がワンマン運転をしていることとも矛盾します。
花輪線と山田線がワンマン運転をしないのは、盛岡で新幹線接続する旅客が多く、新幹線自由席券の取り扱いが必要だからではないかと考えます。また、列車本数が元々極端に少ないため、ワンマン化することによる費用削減効果があまり無いのかもしれません。
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Unknown (Unknown)
2013-11-23 20:01:02
花輪線の列車は盛岡~好摩のIGRに乗り入れていいるので花輪線の列車がIGR区間を走行中も車掌から新幹線、特急の自由席券やJR全線きっぷを買えますか。
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Re: Unknown (みやした)
2013-11-23 20:41:41
IGRいわて銀河鉄道の各駅では東北新幹線の切符は売っていないようです。
花輪線からの直通列車については車掌をJRの盛岡運輸区・大館運輸区が担当していますので、車内で買えないということは無いと思います。
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