プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

村上春樹の小説の主人公について

2012年06月08日 16時13分35秒 | インポート

 二日前の6月6日に村上春樹の小説『1Q84 BOOK3』を読み終えた。

 僕が村上春樹の小説を初めて読んだのは大学生の頃だ(ちなみに僕は三浪している)。

 『ノルウェーの森』という小説だったが、「よかった」と言う二浪の友人N・G君に対して「あんな男が主人公になっちゃいけないよ」という感想を洩らしたら、嫌な顔をされた。

 そして今回の小説からも同様の印象を少しだけ受けた。

 客観的に見て、主人公は犯罪者である。

 その意識が僕を素直に共感させないのだ。

僕の感覚が変なのであろうか。

 いや、そうではあるまい。

 でも普通の人間が普通に暮らす物語など、誰もわざわざ読まないだろうし、そこのところが難しいよなと思った。

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コメント (5)
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