プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

トリガー戦略(浮気はしない方がいいよ)

2013年02月16日 07時03分07秒 | インポート

 

 「トリガー戦略」とは、「囚人のジレンマ」に陥らないようにするための戦略の一つだそうだ。<o:p></o:p>

 

 浮気を例に考えてみると、<o:p></o:p>

 

 自分も恋人も浮気をする(1,1)<o:p></o:p>

 

 自分は浮気をするが、恋人は浮気をしない(3,0)<o:p></o:p>

 

 自分は浮気をしないが、恋人は浮気をする(0,3)<o:p></o:p>

 

 自分も恋人も浮気をしない(2,2)<o:p></o:p>

 

 自分にとって一番都合のいいのは②であるが、非協力的ゲーム理論の「ナッシュ均衡」によると、最適解は①になってしまう。<o:p></o:p>

 

 しかし、この不都合な状態を防ぐのが「トリガー戦略」らしい。<o:p></o:p>

 

 「トリガー」とは、銃の引き金のことであり、脅しを意味する。<o:p></o:p>

 

 「あんたが浮気するなら、私も浮気するようになるよ」というわけである。<o:p></o:p>

 

 そうなると、自分が浮気をした時点では満足度が3あっても、次回から1になってしまう。<o:p></o:p>

 

 そして、時間が経過するほど、浮気をしなかった場合に加算されていく2の満足度と比べて、劣ってしまうことになる。<o:p></o:p>

 

 ただし、これにも条件があって、「割引現在価値(将来受け取る利得を割り引いた現在の価値)」の割引因子が高いこと、つまり将来を重要視していることを前提としている。<o:p></o:p>

 

 だから、これが低い者にとっては、浮気したほうが得になることもありえるそうだ。<o:p></o:p>

 

 とにかく、人間というものは、終わりが分かっていると、強調的な行動をとりにくくなるようだ。<o:p></o:p>

 

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