普通の人より、容姿が美しかったり、歌や踊りがうまかったりするだけではアイドル（偶像）にはなれない。
そんな者はこの世に結構ざらにいるからだ。
そこから抜きん出るためには、それにプラスアルファするモノ、感情移入できるモノがないと。
そして、そういうモノの一つが試練に堪えているという事実ではなかろうか。
この人は一般人以上の苦難と戦っているから応援したい気持ちが生じるというわけ。
それが、スポーツの世界だけでなく、芸能の世界まで支配しているのではなかろうか。
事実は真実とは限らないが、大衆は彼らに夢（幻想）を求めているので、それで構わないのだろう。
僕は、統合失調症になっても、本だけはたくさん読んできました。
別に、統合失調症だから知識を蓄えてはいけないなどという決まりはないのだから、これからも自由にやらせてもらいます。
本を読むと、新しい知識を得られるだけでなく、新しいものの見方ができるのがうれしいです。
そうなると、新聞を読んだり、世の中のことを自分なりにあれこれ考えたりするのが、楽しくなります。
精神疾患者は不安に捕らわれがちだけど、よく分からないから不安になることを認識すべきだと思います。
この世には考えても分からないことがあるけど、そういうことを知っておくことも大切だと思います。
