ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

2009年09月19日 | 落語
 今日は空手へ。行く道すがら、今年初めに観た映画「小三治」のパンフレットをやっと読む。三三師匠と小三治師匠のくだりで、わたしは落語の師弟愛がすきなんだなぁと改めて思う。そういえば、立川談春の「九州吹き戻し」をCDで聴いたときに、すべての噺が終わったら談志師匠が出てきた。そして談春について語った話が良過ぎてかなり感動した。「いつか完璧になったら高座にかけようってんじゃ駄目なんです。今、かける。それは完璧じゃないけれど、その心意気がある奴が伸びるんです」。エェ話や。

 この秋の昇段試験は、今度から二つの級を受検できないということでがっくり。今度二つ取れたら緑帯通り越して憧れの紫帯だったのに。来年の春にもし仕事に就けたら、空手は続けられないんじゃないかと危惧している身としては、今できる内にひとつでも先の級を取りたかった。残念。
 最近空手のことを考えるとき、高校時代のレコード、近年では競艇くらいのめり込んで大好きだなと感じる。高校時代、「明日はレコード屋行くん」と思いながら頭洗っていたらすんげー幸せな気持ちになったのは忘れられない。テクノとハウスの新譜が入る曜日があって、それに合わせて半月に一度大名の33、ジャングルエキゾチカやアンダーグラウンドミュージックを自転車で回っていた。毎週新譜を見られなかったのはお金がなかったから。やりくりして、授業中はどうしたらレコードが一枚でも多く買えるか計算して、ラウドで新譜をチェックした。それに似た気持ちになる。最近女性誌でみうらじゅんが「趣味は裏切らないし、なくならない」みたいなことを言っていたけれどまさにそう。大人になってこんなにのめり込むことに出会えてありがたい出会いだなと思う。

 夏に緊急事態の様相だったわたくしの毛穴問題。解決に向かっていまーす。それは友人らがくれた「とにかく水分。保湿!!」というアドバイス。特別なことはせず、とにかく化粧水。何も塗らないことが続くこともあったもんなー。
コメント (3)
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