ひねもす日報

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仁義なき戦い 広島死闘篇 (1973年)

2009年08月27日 | 本・映画
 シリーズ第二弾。文太が出てこない!!先日観たやつには残り30分しか出とらんかったけれど、こっちは100分中20分程度。代わりに北大路欣也と成田三樹夫のオンパレード。欣也の顔が濃い過ぎて好みでないのではじめは成田三樹夫にばかり目がいったが、後半の欣也がみせてくれてくれた。低い位置にある水道から一滴ずつしたたる水を、寝転がったまま大きく口を開けてまばたきもせず飲み続けるシーンがしびれた。今作は欣也と梶芽衣子の恋物語。でも仁義なきの恋愛は壮絶だったよ。
 文太さんって背は173センチらしいんだけれど、もっと高く見える。スタイル良い。腰の位置高い(文太ラブ)。欣也はここで死ぬけれど、別の役でシリーズ中にまた出演する。このゆるさがまたいい。わたしはシリーズ後半の作品から観ていたので、「欣也にはこげな過去が」と興味深く観ていたらあっさり自殺した。あ、別の役だったのかと思ったよ。 千葉真一の狂った役がキーの作品だったのだけれど、演技も顔もワイルドで濃かった。
 画面が一瞬暗くなったりカメラ自体がぐるんと回ったり映像も面白い。今作はどんどん人が死ぬんだけれど、殺すシーンがマンネリにならないところがすごい。そしてどんな端役の人でも表情が本気。この映画はどきどきさせてくれる。

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 昨日は二子玉川まで買い物に。用事を済ませて百貨店の庭に出る。日差しが強くなく噴水や庭があり、なかなかよかった。

 夜はビールと餃子を済ませた友人をつかまえて電話をする。こういう暮らしをしていると万年会話に餓えている。昨日は会話を欲して窒息しそうだったので助かった。でも、彼女と喋っていると酒が飲みたくなるなー。面白い話題になると杯が進むよね。昨日の話を居酒屋でしたら「おかわり!」の嵐でもっと色々うだうだ話せたのになー。これがゴールデン街だとマスターやママ、それに隣に座った客人ともうだうだ話す。3人寄れば文殊の知恵じゃないけれど、色々な議題についていろんな意見が聞けるのが楽しいのです。と、昔誰かに話したら、「知らない人の意見とかドーデモイー」って言われたことがあるけれど、これは好みかなと。
コメント (2)
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