ひねもす日報

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やっと千疋屋に潜入/柳家三三独演会

2006年12月10日 | 落語
 夕方から日本橋付近で柳家三三独演会へ行く。その前に千疋屋フルーツパーラーでお茶。
 この店は、中学正だった頃、現在では二児の母、桜沢エリカの作品内で知った。この店のフルーツサンドのことを。地方の学生は、雑誌だけではなく、漫画で文化を知ることもある。当時はインターネットがなかったから。
 こちらに住んで満3年経過。千疋屋へ行きたかったが、行きたい店などたくさん、あり過ぎて追いつかなかった。それと、銀座日本橋付近が何だか苦手。何度行っても、道は分からないし「お着物で」とか「クラシックにハイソサエティー」な気がして。雑誌に踊らされ過ぎ?どちらかといえば、川崎の雑多な感じが好きで、中々行かない。
 千疋屋のケーキは確実に美味しかった。残念ながらフルーツサンドは売り切れだったが、ケーキ。「練乳?」と思うような自然な柔らかな甘さのミルクに、スポンジ一枚目が浸っている。その上に、程よい柔らかさのバニラアイスが乗り、それを挟む形でもう一枚のスポンジ。その上にフレッシュな生クリームとブルーベリー。果物屋だけに、ベリーの粒は大きく、当然のように甘い。
 ケーキで「ここのは美味い!!」と思う物には当たらない。どれもそこそこ美味しいのだが、印象に残らない。ここのは、素晴らしかった。

 そして、落語。昨年の秋、桃月庵白酒と一緒にやった彼を見た。その後、白酒の出る五人廻しの会などに三三が出ているのを見ていたが、独演会で、2時間たっぷり三三。わたしはまったく落語に詳しくはないが、上手だなぁと思った。今後も見て行きたい。
コメント
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