山へ行こうよ! 山web

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2009,09,06南アルプス、甲斐駒ヶ岳

2011年07月03日 | 077.甲斐駒ヶ岳 078.仙丈岳

9月初、南アルプス、甲斐駒ヶ岳の三回目のリベンジです。

実はこの甲斐駒ヶ岳ですが、南アルプスのや日本百名山の中でも人気の高い山なので早くからチャレンジしていましたが、相性が悪いのかなかなか登頂できませんでした。一度目は昨年、2008年8月、二回目は同じく2008年の10月に甲斐駒ヶ岳の登山を試みました。

一回目の登山は2008年8月予約もせず何とかなるだろうと一泊二日で甲斐駒ヶ岳、仙丈岳へ出かけました。ご存知通り、南アルプスは原則、完全予約制です。当日朝より長衛荘では週末の土日で予約が無ければ宿泊出来ませんという貼り紙迄貼ってあります。交渉しましたが、どこの小屋も断られ、泣く泣く退散してきました。多分、山の上の小屋なら何とかなったかも。しかし、あまりいい行為ではないですね。

二回目は2008年10月末、会社の友人『山爺』と仙丈岳と甲斐駒ヶ岳の1泊2日で計画しました。一日目は天気が今一だったので仙丈岳へ、甲斐駒ヶ岳は二日目の天気に賭け、一日目の仙丈岳の登山に出かけました。高層の雲があって曇っていますが、ガスっている訳でもなく『無敵艦隊』は快適な登山が出来ました。そして北沢峠の長衛荘に宿泊しました。宿泊客は少なく10名程度で広く快適でしたよ。

翌日、4時半頃に起床してあたりがまだ暗いうちに甲斐駒ヶ岳に向けて出発しましたが、仙水小屋を通り過ぎたあたりより強い風が吹き始め、仙水峠手前のガレ場あたりより雨がぽつぽつ降り始めました。

そして、仙水峠に到着した頃より雪に変わっていきました。雪は次第に強さを増しています。強くなる雪を眺めながら林の中で小屋で支給されたお弁当を食べていると、登山を断念した男性二人組が降りてきました。上の方はもっと激しくて白く積もっているらしく、『アイゼンも持っていないので、今日は止めます』 と言って降りて行きました。

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『オレ達もやめますか』という事でお弁当だけ食べてそれ以上の高みには上がらずに下りて行きました。その時の写真です。バックには摩利支天です。詳細はまた、ブログにアップしますね。

さあ今日は三度目の正直、今回はお主とかあちゃんでリベンジです。芦安に車を止め仮眠を取って朝一の広河原行きのバスに乗り込みます。

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そしいて広河原で北沢峠行きのマイクロバスに乗り換えます。広河原では北沢峠行きのマイクロバスを約20-30分待つことになります。

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北沢峠で準備を整えてスタートします。今日は日帰り登山なのでバスのタイムリミットもあり、時間の浪費は出来ません。

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北沢駒仙小屋に向けて林道を歩きます。

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仙水峠手前のガレ場です。足元に気を付けながら登っていきます。

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仙水峠に到着しました。数名の登山者が既に休憩しています。

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樹林帯を抜けると松林の尾根に変わっていきます。

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だんだん甲斐駒ヶ岳の頂上付近が見えて来ます。甲斐駒側は高層の雲が少しあるくらいです。

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仙丈岳が見えて来ましたが、かなりガスってますね。

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駒津峰の手前で甲斐駒ヶ岳と記念写真を撮ります。

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可愛いい花ですね。

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駒津峰に到着しました。あと1時間半かかるそうです。この後六方石を通り、ダケカンバの林抜けて頂上へ上がります。

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駒津峰からは稜線づたいに上がっていきます。最初はアップダウンの繰り返し。結構、手足を使って進むところが多いです。六方石より上はだんだんとザレ始めます。

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危険な様に見えますが、ちゃんと注意を払っていれば大丈夫です。

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今、上がってきた道を振り返ります。

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この先より、完全なザレ場となります。あと一登りです。

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ザレてて登りにくいですが、ここが踏ん張りどころです。

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ようやく、頂上が見えて来ました。

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石の祠です。ぞうりがぶら下がっています。

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南アルプス、甲斐駒ヶ岳登頂です。

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岩とザレがミックスした広い山頂です。晴れていて良かった。なかなか絶景です。

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頂上でひとしきり休憩、昼食をとって早々にピストンで退散します。

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次回は日本三大急登である黒戸尾根に挑戦したいですね。

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双児山方面から戻れば、時間が短縮出来ましたね。

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何とか早い午後一のバスで戻る事が出来ました。芦安の温泉で汗を流して帰路につきました。

登頂日:2009年9月6日  形態:日帰り メンバー:2名  天候: 晴れ  標高:2,967m
標高差:937m コースタイム:6時間30分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:北沢峠より→仙水峠→駒津峰→甲斐駒ヶ岳(下山は同一ピストン)


2009,06,29群馬・武尊山

2011年07月02日 | 039.武尊山 040.赤城山

梅雨の合間の6月末、群馬県の武尊山に行って来ました。

関越自動車道をみなかみICで降りて藤原湖方面に向います。武尊橋を右折して林道に入ります。約3km位入ると武尊神社と武尊神社の駐車場に到着します。

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谷川岳の様に見えます。朝のコンビニから撮りました。

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数十台の車が駐車出来る駐車場です。登山客の他、山開き? 何かイベントがある様です。

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駐車場の脇に入山届のポストがあります。この道を奥に入って行きます。

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武尊神社です。お参りをしてスタートです。

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まずは林道歩きから始まります。30分くらい歩きます。新緑一色。道の途中に大きな 『にょろにょろ』 がいましたよ。

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剣ヶ峰山との分岐です。お主は手小屋沢避難小屋方面側に上がります。

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この後、手小屋沢避難小屋迄の急登を登っています。

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ハシゴにクサリです。武尊山のこのルートには沢山あります。

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結構長いクサリ場です。危険度はそれほどではありませんが、気を付けて登りましょう。

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クサリ場を越えたあたりより眺望が良くなって行きます。目の前の残雪のある山はなんでしょうか?巻機山方面ですね。

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クサリを越えた頃よりハイマツではない低い松が茂る陽射しがまぶしい稜線歩きに変化していきます。ピークが見えて来ました。

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結構登って来ました。ここまで来るとあと一息です。

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武尊山、登頂!!!

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山頂は広いです。虫が凄い。。。

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前武尊が見えます。武尊山にも残雪が残っているところがあります。この後、大学のサークルでしょうか?20人位の若い団体が登って来ました。若い頃から来たかったですね。

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天気も良く、時間も結構あったので、ピストンの下山を取り止めて剣ヶ峰山経由で下山する事にしました。剣ヶ峰山側の山頂直下の残雪です。

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剣ヶ峰山方面です。ピークが剣ヶ峰山です。

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綺麗ですね。

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武尊山全景です。

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剣が峰山山頂です。薄い山で1mくらいしかありません。

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写真を撮るのもこんな感じです。

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武尊山が遠くなってきました。

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胴元湖方面です。これより下山開始します。

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剣が峰山側のルートは段差が大きく、じめじめしていて滑りやすかったです。新しいシューズ、THE NORTH FACEのダウラギリ で来ましたが、今までの靴のスリップポイントが違う為、結構滑りました。

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時間に余裕があったので、谷川岳の一の倉沢を見に行きました。この後、湯テルメ谷川で温泉につかりました。

登頂日:2009年6月27日  メンバー:単独 天候: 晴れ  標高:2,158m
標高差:1,118m  コースタイム:6時間(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:裏見ノ滝入口より→武尊林道終点→手小屋沢避難小屋→武尊山(沖武尊)山頂→剣ヶ峰山→武尊林道終点→裏見ノ滝入口


2009,01,17茨城・筑波山

2011年07月02日 | 043.浅間山 044.筑波山

1月の快晴の日、会社のクラブのメンバー14名で冬でも登れる百名山として筑波山の登山に向かいました。   

当日はマイクロバスを仕立て一路、茨城迄向かいます。土曜日の朝ですが、特に事故、混雑による渋滞もなく、順調に進んでいます。

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天気がいいので、常磐自動車道、守谷パーキングエリア手前より、本日のターゲットが見えてきました。

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コンビニ休憩。食料、飲料水、お菓子を仕入れてます。目の前が筑波山だったので道路を渡って写真を一枚!

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駐車場でマイクロバスを降りて、筑波山神社へ向います。ケーブルカー、ロープウェイを使えば、約10分から15分くらいで山頂です。

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今日のスタートはケーブルカー沿いを登って男体山側に登り、女体山側を降りる計画です。全員で記念写真を撮って出発します。

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杉林の中を登って行きます。土が削れて根が露出してるので結構、歩きにくいです。

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『ツクバネ』 という寄生植物が自生している様です。天気がいいのでかなり暑いです。休憩をはさみながら登って行きます。

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ケーブルカーの線路づたいの山道を登っていきますが、途中、線路が現れます。

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岩だらけの急斜面もあります。

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休憩も入れて約1時間半弱位で山頂下のケーブルカー山頂駅の広場に到着しました。コースタイムくらいでしょうか?

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かなり大きな広場で、食堂、お土産屋が軒を連ねています。ケーブルカーで上がってきた人も大勢います。

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茨城市外が一望出来ます。絶景ですね。

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男体山、山頂です。                                                  この後、食堂のベンチで昼食をとります。名物のけんちんそばを頂きました。

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高いところから。

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筑波山、登頂!!!

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360度の展望です。茨城では遮るものはありません。

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どこかに霞ヶ浦が見えたはず。

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男体山側です。

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名前の付いた奇岩がたくさんあります。これは『出船入船』だそうです。

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『弁慶七戻り』、こっちの岩は挟まって止まっていますよ。他にも北斗岩、国割岩、母の胎内くぐりなどがありますよ。

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晴れていますが流石に1月ですね、山頂付近は凍っている箇所がいくつかあり、足をとられて転倒した人もいました。日の当たらない山道は気を付けて下さい。

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下山間近となりました。一休みの後、神社迄降りて行きます。

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神社の境内では『ガマの油売り』の口上を見る事が出来ました。

この後、メンバーの知り合いのお土産屋でお茶を一杯ご馳走になり、『筑波湯』で一汗流し帰路につきました。

冬の日なたぼっこ。。。サイコー!

登頂日:2009年01月17日  メンバー:会社クラブ  天候: 晴れ  標高:877m
標高差:636m  コースタイム:5時間11分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:筑波神社前より→筑波山頂駅→男体山(871m)→女体山(877m)→弁慶茶屋→筑波山神社

1月の晴天の日、冬でも行ける百名山、筑波山へ。帰りの神社ではガマの油売り口上を見学。