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2011,08,12北海道・羅臼岳

2011年10月16日 | 003.羅臼岳 004.雌阿寒岳

2011,08,12北海道・羅臼岳。

アイヌ語でチャチャ・ヌプリ、父親、山の意。

北海道百名山登山も第9座目の最後を迎えました。北海道と山を満喫しましたが、やはり寂しいですね。北海道サイコー!

翌日の知床峠からの羅臼岳です。もう一度登ろうかと思いました。ここからなら近そうですね。

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羅臼岳登山には三つのルートがあります。メインの岩尾別温泉コース、反対側からスタートする羅臼温泉コース、硫黄山からの縦走コースがあります。今日はもちろん岩尾別温泉コースを選択しました。

岩尾別温泉、ホテル、地の涯です。駐車場は正面と裏にもあります。裏はわかりにくいのであまり入っていかない様で、ピーク時の正面駐車場は宿泊客と登山客ですぐいっぱいになります。

この車は後半のマイカー、ホンダインサイト号です。

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登山口前に木下小屋があります。素泊まりのみのランプ小屋で、露天風呂があるとの事。ここはホテル地の涯、木下小屋、他に前の沢にも無料露天風呂があります。帰りに無料露天風呂に入っていきます。

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登山口です。トイレ、入山もここで書きます。ベアベルを準備してスタートします。

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登山口の上スタート地点です。

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650m岩峰まで急坂が続いています。 このあたりは針葉樹と落葉樹が入り乱れている様です。

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羅臼のぴょん吉です。

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注意!!ヒグマ出没多発区間。

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岩峰の岩場が出て来ました。やはりアリの巣がたくさんアリました。

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650m岩峰下のオホーツク展望台です。

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この日の前後にヒグマが出ていた様です。

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ガレていない山道が続きます。

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山頂の頭の部分だけが見えてきました。

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650m岩峰に到着しました。結局、ヒグマには出会いませんでした。

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弥山吉水です。

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極楽平です。ちょうど正面に山頂でしょうか!?羅臼岳が見えてきた様です。

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ジクザグの仙人坂を上がります。

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木々の間から知床の原生林が見えています。

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知床五湖が見えました。

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このどこかにヒグマはいるのでしょう。

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銀冷水です。先程の弥山吉水もこの銀冷水もテントサイトとなっています。ただ、ここに宿泊するのは相当勇気が要りますね。

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簡易トイレが設置されてました。

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この辺りは落葉樹で、紅葉の名所らしいです。

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大沢入口です。

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ここを登りきったところが羅臼平です。

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オホーツク海が見えています。

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ガレた急坂を登っていきます。

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急坂を登り終えると羅臼岳が俄然近くなってきます。ここが羅臼岳と三ッ峰の間のコルの羅臼平です。

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羅臼岳の頂上です。ここから頂上迄は一時間くらいかかります。

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羅臼平に到着しました。

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羅臼平にはテントサイトがあり、約10張位は出来そうです。ただ、熊が出そうでいやですね。

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フードロッカーです。確か、真ん中の取っ手の中にレバーがあり、それを操作しないと開かないしくみです。実際、ここにテントを張っていた登山客らしき食料が入っていました。

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国後島が見えています。

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羅臼平では三ッ峰の大きさに圧倒されましたけど、ここまで登って来るとその存在が小さくなってきました。

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羅臼岳からハイマツ帯の中を上がっていきます。そして最後の砦のごとく上に岩場が待ち構えています。

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頂上との中間地点のあたりに岩清水分岐があります。ここは、羅臼温泉コースとの合流地点となります。

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ここが岩清水です。

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上のどこかから水が湧いていて雫となって落ちてきます。苔が深いです。

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三ッ峰とから硫黄がが見えます。縦走も面白しろそうですね。

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この辺りから最後のガレた岩場を登っていきます。

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岩が大きいですので浮石等注意です。

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頂上まであとわずかです。

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羅臼岳、頂きました。

北海道百名山登山第9座目、日本百名山第96座目となりました。

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北海道の山の気候は本州と比べてやはりちょっと寒いです。特に晴れていない時の気温が本州と比べてもワンランクは違いますね。この日も少し風があって寒かったです。夏に低体温症になったりするのもわかりますね。

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下山も同一ピストンで岩尾別温泉迄戻りましたが、結局、ヒグマとは会いませんでした。

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駐車場は既にまばらです。登山客はそれほど多くはありませんでしたので、止めていた車の多くは観光の宿泊客なのでしょう。

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帰りに沢に近いところにある三層の無料温泉に入り、北海道登山の疲れを癒しました。

*この写真はウィキペディア・フリー百科事典よりお借りしました。

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翌日の8月13日、知床五湖に見学にいきます。特にトレッキングは考えていないので、高架木道からの見学です。

早朝、鹿がたくさん出てきていました。

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右から羅臼岳、三ッ峰、サルシイ岳、オッカバケ岳でしようか?

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イワウベツ川です。

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高架木道で記念撮影、この日二番目の入場でした。

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物凄い天気がいいですね。時間があれば観光船に乗るのがいいと思います。いろいろな観光船があるので良く調べてからですね。

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高架木道です。

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右から羅臼岳、三ッ峰、サルシイ岳、オッカバケ岳、知円別岳、硫黄山というところでしようか?知円別岳、硫黄山というところでしようか?

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高架木道は一湖のみです。

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知床峠です。天気がいいので羅臼岳が近いです。

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今日は国後島が良く見えてます。この後、知床に別れを告げて根室も、釧路方面に向かいます。帰りは8月15日に釧路空港から戻ります。

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風連湖です。

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根室に寄ってみました。以外と小さな駅ですね。

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花咲ガニの定食です。

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釧路フッシャーマンズワーフWOOです。ここでサンマといかの刺身で一杯やりました。 美味しかった。

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8月14日、釧路湿原へ向かいます。釧路湿原の中にある川です。次回、釧路にきたら一日カヤックで川下りの観光をしようと思ってます。

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この日は天気がいまいちでした。

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釧路湿原駅です。早朝なので観光客はほとんどいません。

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改札もないので中で写真をとりました。ノロッコ号もいいかも。

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湿原近くにいたたくさんの蝶たちです。

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展望台がいくつかありますので回りました。

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釧路湿原を回った後にグリーンパークつるいで一汗流しました。

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釧路駅です。

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釧路の海岸です。

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帰りは8月15日に釧路空港から戻りました。

登頂日:2011年8月12日  形態:日帰り  メンバー: 単独  天候: 曇り  標高:1,661m
標高差:1,431m コースタイム: 6時間50分(コミコミタイム)
コース: 岩尾別温泉→弥三吉水→羅臼平→羅臼岳(下山も同一ピストン)

北海道百名山登山第九座目


2011,08,03北海道・雌阿寒岳

2011年09月17日 | 003.羅臼岳 004.雌阿寒岳

8月2日トムラウシ山日帰り完登。翌日の3日は一日観光の予定でしたが、急遽、帯広に近い雌阿寒岳に登る事にしました。泊っていた帯広から車を走らせて足寄町経由で雌阿寒温泉に向かいます。まだ、雌阿寒岳は早朝なのでガスがかかっています。

この雌阿寒岳にはこの雌阿寒温泉コースとオンネトーコースと阿寒湖コース(白湯山より)の3つのコースがあり、一番メジャーな雌阿寒温泉コースをチョイスしましたが、オンネトーコースも魅力的です。

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雌阿寒温泉の駐車場です。ここには温泉があるので登山客以外にも車中泊の人もいます。

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雌阿寒温泉登山口です。駐車場から100m位でしょうか?道沿いにあります。

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明るいアカエゾマツの林をスタート します。

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すぐに急登が始まりますが、かなり山道が傷んでおり荒れていて、山道がところとどころルートが変わっています。立入禁止のテープが貼ってあったり、誘導されたりします。

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突然、一合目の標が現れます。 何か流石に一合目から始められるといやですね。

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こんな段差、根がむき出しになっています。

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二合目。松の根もかなり露出しています。

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三合目を過ぎたあたりからハイマツ地帯に変わり、段々と視界が広がってきます。

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これぞ北海道! 感動ものです。でっかいどー!北海道! やっぱり出てしまいました。

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ハイマツの中の山道を上がっていきますが、途中からスズメバチとアブがうざいです。スズメバチはずっと監視していて数分間隔でやって来ます。

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すっかりガスもとれて暑い登山となってしまいました。

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結構、急な斜面です。

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雌阿寒岳では唯一の花の写真です。

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五合目。

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オンネトーです。この当たりに来るとブルーの湖面のオンネトーが姿を現します。神秘的ですね。

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六合目、ガレています。

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七合目。

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七合目を過ぎたあたりからハイマツも姿を消してここも遮るものがなくなります。

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一登り終わりました。この辺りは休憩場所に適していますが、通過します。

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あと二登り残っています。

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ここを山頂だと信じて途中まで登りましたが、八割方登ったところで山頂では無い事に無残にも気付かされます。

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この辺りは休憩場所に適していますが、通過します。

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八合目。

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こう見ると結構登ってきていますね。

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もう少しですが、何か見えてきました。

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九合目の標が見えてきました。という事はここは山頂ではない事になります。えっ、まだ山頂じゃないの?

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赤沼です。多分、鉄分が多いんですね。

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阿寒湖が見えます。

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あれが山頂です。ようやく頂が見えて来ました。

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雌阿寒岳も活発に噴煙を上げています。

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91座目、無雌阿寒岳登頂です。

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青沼です。こちらからも噴煙が上がってます。

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この縁を登ってくる団体がいます。阿寒富士と雌阿寒岳に登頂出来るオンネトーコースがあります。このコースはオンネトー野営場からスタートします。

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阿寒湖側に更に噴煙がたくさん上がっているところがありました。剣が峰方面でしょうか?

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ここの山頂にも人がいませんでした。北海道の百名山の山頂には人があまりいませんね。学生達の団体がようやく登ってきました。

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見ているとこのまま降りて行けそうな感覚に陥りますね。

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火口の縁が聳えています。

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絶景です。原生林が゜広がっていて流石北海道の真ん中ですね。

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駐車場の前の道路です。この後、ここの温泉に入りました。

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これがオンネトーです。

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マリモでおなじみの阿寒湖です。

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阿寒湖のそばのアイヌコタンに寄って来ました。アイヌの工芸品がたくさん並んでいます。

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コロボックルです。店先の木彫りですが、親切に写真を撮らせてくれますよ。

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大好物のとうきびです。セイコーマートのとうきびを毎日一本は食べてました。白いとうきびピュアホワイトも食べましたよ。

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足寄駅です。富良野駅より近代的で立派なんですね。

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登頂日:2011年8月3日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴れ  標高:1,499m
標高差:789m コースタイム: 4時間24分(コミコミタイム)
コース: 雌阿寒温泉→二合目→四合目→雌阿寒岳(下山も同一ピストン)

北海道百名山登山第四座目