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09/08飯豊山敗退! そして09/16-17リベンジ&百名山リーチ! 東北・飯豊山 日本百名山第99座目・前編

2012年10月21日 | 019.飯豊山 020.吾妻山

9月8日、東北山形登山二日目、飯豊山登山です。 

昨日は古寺鉱泉より朝日連峰、大朝日岳の日帰り登山を行いました。 

何とか登頂出来たものの、練習不足による筋肉痛が始まっています。肉離れをした右足も昨日は何とか持ちましたがどうなるかわかりません。今日もテーピングをしての縦走となりそうです。 

細い林道(一部工事中)を上がって川入のキャンプ場の駐車場に入ります。奥にキャンプ場があります。駐車スペースとしては20-30台というところでしょうか? 

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事務棟とトイレです。その裏にキャンプ用の炊事棟とキャンプ場があります。 

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ここが登山口です。 ちょうど8時ですが飯豊本山小屋や切合小屋を目指す大半の人達は既にスタートしていてこの時間では遅過ぎます。

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最初は5-10分の林道歩きから始まります。  

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橋を渡ると登山口があります。  

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ようやく登山口となります。 

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御沢の杉・栃と書いてあります。数本の巨木があり、天然記念物だそうです。 

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左にそれると大滝という滝に行きます。昔、この辺りに御沢小屋があったと書いてありました。 

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かわいい道祖神がいましたよ。  

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出だしから道が良くありませんね。 

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今日は登りたくないという気持ちから、今から登っても切合小屋には到着出来ないとか、右足のふくらはぎが悲鳴を上げていると(これはホント)かと、今から登っていてもしょうがないという敗退する理由を色々考えました。 

結局、下十五里の手前で敗退し、飯豊の湯にゆっくり浸かって帰っちゃいました。  

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9/8飯豊山敗退により、既に9/16より予定を立てていた宮之浦岳縦走が99座目となり、飯豊山は記念すべき100座目に入れ替わりました。 

しかし、決まっていた宮之浦岳も大型台風によりスケジュール変更を余儀なくされ2日遅れで9/18から再計画をしました。それで、夏休みが二日空いてしまったので、9/15-17の二泊三日で山形まで行き、99座目に飯豊本山に上がってピストンで戻るリベンジ計画を立て直しました。こちらもどんでん返しです。 

と言うことで、9/16の早朝です。装備品は全く前回と同様で、テント持参です。 

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先日の栃と杉の木の前です。まだ夜が明けていない5時過ぎスタートです。

 

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30分が経過しました。夜が明けました。

 

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下十五里に到着、先日はこの手前で敗退しました。 今日は老夫婦が朝食中でした。お邪魔しました。

 

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ブナ林の急登が続きます。前回、9/7の時と同じ天気となってました。今日はまた暑くなそうです。

 

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今日もふくらはぎにテーピングをしての縦走です。やっぱりテーピング効果なのか足の不調を感じません。

 

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急登なので標高がどんどんアップしていきます。

 

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中十五里です。広場となっていて良い休憩場所ですね。ちょうど1時間が経過しました。ザックが重いので時間がかかりすぎですかね。

 

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更に約30分すると上十五里です。 日射しが眩しいです。

 

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笹平に到着。 笹平は山道の途中にあります。

 

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道なりに撮るとこんな感じです。 笹はあるけど。。。

 

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この様に山道がかなり削れてしまっているところがあります。

 

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横峰です。ここにも昔、避難小屋があった様です。 小さな広場です。

 

 

 

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この辺りはゆるやかに登って行きます。

 

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飛行機雲以外の雲が見当たりません。

 

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また、水が足りなくなりそうです。 この間の大朝日岳の時も物凄い暑くて、3.5リットル+湧き水はいってしまいました。ちょっと飲みすぎかもしれませんが、脱水症状にならない様にたくさん飲んでます。

 

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地蔵水場道と書いてあります。右は地蔵山、左は水場、剣ヶ峰を経由して三国峠へ行きます。

 

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この後、水場によって水を補給しまましたが、今年は雨が少なく水不足でこれより上は水が涸れていて無いとの事。この水場も出が細く、みんなこの水場で補給しているので順番待ちとなっています。水場の行列を初めて見ました。

 

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地蔵山のルート合流して三国峠に向かうと視界が開けてきます。

 

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これからは三国岳まで稜線上をアップダウンを繰り返しながら近づいていきます。

 

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ガレた急登の山道を登ります。

 

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飯豊山のこのルートは意外にガレていたり、岩場が多いルートです。というか、飯豊自体に岩場が多いかもしれません。

 

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クサリ場です。 三国岳までに2-3箇所あったと思います。特に難しかったり、高度感があったりということはないですが、慎重に登下降して下さい。

 

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稜線は三国岳までまだまだ続きます。

 

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剣ヶ峰へ到着しました。

 

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地蔵山方面です。 9月の初めなのに綺麗に晴れていますね。

 

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このガレた登山道を登りきると三国岳山頂です。

 

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二つ目のクサリ場です。 降雨時スリップ注意です。

 


2010,07,11東北・西吾妻山

2012年02月19日 | 019.飯豊山 020.吾妻山

7月11日午後、磐梯山登山後、吾妻山登山に向かいました。

中大巓から西吾妻山へ向かいますが、途中、池塘群があり、チングルマのお花畑が広がっていて、まさに天空の湿原地帯がありました。

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吾妻連邦の主峰、西吾妻山山頂はどっしりとした山容で林の中にぽつんとあり、展望のない狭い山頂でした。

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吾妻山ロープウェイの白布湯元駅に向かい、ロープウェイに乗り、次にリフトを3本乗りついての中腹にあるリフト終点の北望台迄向かいます。 

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この中大巓、西大巓、西吾妻山は冬になると樹氷やスノートレッキングで有名な場所です。

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リフト終点から中大巓の山頂を回りこむ様に二つのルートがあります。午後の登山なので本当は急がなければなりませんが、敢えて15分くらい余計に時間がかかる人形石側のルートを選択しました。 人形石のあたりはご覧の様に岩の多い台地といたところ。

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中大巓を越えると西吾妻山が見えてきます。

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チングルマがお花畑が見事です。

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人形石から大凹(おおくぼ)、梵天岩の直下の池塘群のいろは沼あたり迄は木道歩きが続きます。もともと、湿原地帯があるとは思っていなかったので、予想外の木道歩きが出来てうれしいです。

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池塘の周りにもたくさんさいています。

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これがいろは沼でしょうか?

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ひとしきり梵天岩迄の登りがはじまります。何組かのグループ、団体とすれ違います。この段階で午後一時を回っていて、これから登る人は自分以外、誰もいません。

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梵天岩に到着しました。ここも人形石と同様に広い台地でちょっとガレた感じです。

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ここにも西吾妻山の標があります。

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吾妻神社の祠があります。

 

 

 

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西吾妻山山頂への最後の登りです。ここから山頂まであと15分くらいです。

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山道を歩いていると突然例のものが現れます。

日本百名山、西吾妻山登頂しました。

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眺望もないので、写真を撮り終えると早々に退散、ダッシュで戻ります。既に2時を回っています。誰かに追いつくかな?

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大凹を越えたあたりで木道を登っているご婦人に追い付きました。『ラストだから気を付けて下さいね』と声をかけて追い越しリフト乗り場へ戻りました。

 

 

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雲上の湿原の木道歩きとチングルマのお花畑魅了された西吾妻山でした。

登頂日:2010年7月11日  メンバー:単独  天候: 曇り  標高:2,035m  
標高差:215m  コースタイム:2時間(コミコミタイム)
コース:天元台スキー場リフト終点北望台より→人形石→大凹(おおくぼ)→梵天岩→山頂(復路同一ピストン)

週末一泊二日東北(安達太良山、磐梯山、吾妻山)登山。5月より仕事が忙しく、山もジムのスイッチもオフにしていました。夏のシーズンの開幕とともに練習可能な百名山として指名。天気自体は良かったのですが、安達太良山、磐梯山共に山頂がガスっていました。人形岩あたりから湿原地帯が広がっており、いい感じです。