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2012,04,29関東百名山・高水三山 新緑のハイキング

2012年04月30日 | 24.関東/奥多摩・高水三山

2012年G.W.突入。

雲取山とジムで足を痛め、マラソンも中止、ゆるい生活がたたり体重激増、しかもヘルニアが悪化。。。

この2ヶ月の間、ネタもなくブログからも遠ざかっていましたが、足慣らしと経過確認の為に久々に"2012年の新緑のハイキング"と称して母ちゃんと山へ向かいました。

向かった先は奥多摩の前衛、高水三山で、奥多摩は既に新緑季節を迎えていました。

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晴天に恵まれたハイキング日和の一日となりました。

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自宅を午前5時過ぎに出発し、8時前に軍畑園地駐車場に到着しました。この軍畑園地駐車場はおおよそ15台くらい駐車可能なトイレ付きの無料駐車場です。流石にG.W.ともなると既に満車状態で、かすかに空いているスペースに車をねじ込みます。

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準備を整え、8時20分過ぎに駐車場を出発します。駐車場近くを歩いていると、竹林でこなんものを発見しました。何と『タケノコ』です。

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軍畑大橋を渡り、軍畑駅方面に向かいます。駅までは約10分くらいでしょうか?

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新緑の季節の多摩川です。この季節の多摩川はホントに綺麗ですね。下を覗くとたくさんの三平たちが釣り糸を垂らしていたり、川の中にいます。

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軍畑駅下の道路です。ここを上って行きます。ちなみに軍畑駅に行くには更に急勾配の坂道を上がらなければなりません。

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青梅線の何か風情のある赤い鉄橋をくぐりますよ。

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道路の脇には平溝川という清流の様な川が流れていて、この様な暑い日でもヒンヤリしていて心地よい側道歩きです。

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平溝橋まで来ると道が二手に分かれます。高水に行くには左の道を進みます。

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今日は晴天に恵まれたのでたくさんの登山客が高水三山を目指しています。

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高源寺分岐です。右手の高源寺方面の細い道を上って行きます。

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程なくすると右手に高源寺が現れます。

今日は特別な日らしく、山の中腹にある広くない境内では獅子舞を踊っていて、その周りを背中に『祭』と入った半被を着た男衆が取り囲んでいます。通りかかった頃に丁度終わってしまったので写真には納められませんでした。

その脇の急坂を上がって行きます。この長い急坂の出現でいきなりピンチです。 照り返しもあり厳しいです。

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林道もここで終わり、ここから高水山までは山道を上がります。

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登山口に入って石畳の水路の傍らをまっすぐに登って行くと

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突然、目の前には高い塀の様な堰堤が立ち塞がります。しかもの脇には急勾配の階段が堰堤の上迄繋がってます。コース案内ではこれは砂防ダムと書いてありますね。

既にここまで急登の連続で息が上がってしまっています。

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ダムを上がり、 柵のある山道少し歩くと

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杉林の中の登山道に変わります。

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ここから更に急斜面が続きます。

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間伐した植林帯に出てきました。上までつづら折りの山道をひたすら登ります。

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間伐した植林帯を上がるとそこは稜線かと思いきや

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更に果てしなく急斜面が続いています。ちょっと登ると3つベンチがあり、そこでひとしきり初めての休憩をとります。

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常福院下の分岐です。

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常福院に到着しました。 東屋や梵鐘があります。庭ではちょうどお花が見頃を迎えていました。

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お庭を過ぎると高水山の頂上迄、あと約0.4-0.5kmの距離となります。

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高水の最後の登りです。片側は針葉樹林帯の濃い緑、片側は落葉樹林帯の薄い緑のコントラストの間を通過します。

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本日、一座目の高水山の山頂に到着しました。 標高759m

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頂上はこんな感じでベンチがいくつかあります。展望は木々が多いですが、ところどころ見ることが出来ます。

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下山開始です。最初は階段で始まりますが

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危険な急坂でロープが張ってある場所があります。

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木漏れ日の杉林を抜けていきます。

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途中、心地よい落葉樹林帯歩きとなります。 新緑の季節、いいですね。

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岩茸石山、最後のやせ尾根&急登です。左にそれると惣岳山への巻き道となります。それにしても急な登り坂ですね。

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岩茸石山登頂手前、あと一息です。

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雲一つない晴天です。天候に恵まれました。

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岩茸石山山頂です。 天気がいいので今日はここで昼食をとる事にしました。

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本日2座目、岩茸石山登頂です。 てっぺん頂きました。

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目の前には新緑の山々が広がっています。山桜もところどころ見られますね。

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岩茸石山の下りもかなりの急斜面で、ロープが張られています。スリップ注意!  この高水三山はすべての山頂の前後がかなりの急勾配です。

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惣岳山でしょうか?

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また登りです。デブにはこの登りが南アルプスの北岳を重いザックを背負って登っている様に感じます。

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ロープ場です。足場が悪いので注意して下さい。

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惣岳山山頂、標高756mです。青渭神社といくつかのベンチがありますが、針葉樹林帯で展望は望めません。

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杉林を急降下して行きます。惣岳山から御嶽駅迄は約1時間10分のコースタイムとなってます。

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えっ!?また登りですか?

登りですが、大したところではありませんでしたが、アップダウンを繰り返しながら降りていきます。

こちらの御嶽側からのほうが緩やかに登って行ける様ですね。お昼に近いですが結構登って来る人とすれ違います。

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鉄塔の側を通過します。ちょうど御嶽の町並みが広がってます。

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ぐんぐん高度を下げて行きます。 御嶽が近づいて来ました。

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下山間近です。

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御嶽側の登山口です。

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慈恩寺の脇にあります。

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坂を下って御嶽駅を目指します。といってもものの一分で御嶽駅に到着します。

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青梅線で軍畑駅まで戻り、駐車場へ戻りました。JRの料金は130円です。

高水三山はハイキングで有名な山と聞いていたので、優しい登山が待っていると思いきやそこは急登が連続する結構登りがいのある山が待ち受けてました。

登頂日:2012年4月29日  メンバー:夫婦   天候: 快晴  標高:高水山759m/岩茸石山793m/惣岳山756m  標高差:600m    コースタイム:4時間(コミコミタイム)  
コース: 軍畑園地駐車場⇒軍畑駅⇒高源寺⇒堰堤⇒高水山⇒岩茸石山⇒惣岳山⇒御嶽駅


2010,08,29新潟・苗場山

2012年04月29日 | 031.雨飾山 032.苗場山

苗場山はアプローチが色々あります。 メインの祓川コースや大赤沢新道、ロングコースの小松原コース、他にも平太朗尾根、昌次新道や赤倉新道を登り、赤倉山から縦走するコースなどがあります。

今回は小赤沢登山口から日帰りで登る予定ですが、関東に住むお主たちには回り込まなければならいなのでちと遠い。木道好きのお主としては梅雨明けの頃、新緑の湿原を歩いてみたいですね。

小赤沢口に到着しました。この地点は三合目で標高1,310mで約50台の駐車スペースでトイレもあります。

 

6時過ぎに駐車場の奥にある登山口をスタートします。

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最初はブナなどの落葉樹系の中のスタートとなりますが、途中からカンバ系の林の中を歩きますが、ちょっとぬかるんでたりかなりジメジメして湿気が多いところ登って行きます。

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約2時間も登ると一気に視界が広がり、高層の湿原地帯へと出てきました。和山分岐に到着しました。

ここは既に標高2,000mを超えています。ここからは山頂まで木道歩きが続きます。

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日差しも出てきて木道歩きはホントいいですね。

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坪場、高層の広大な湿原が広がっていて、池塘点在いています。

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苗場山山頂です。 遊仙閣の裏手!?にあります。頂上からの展望はありません。

 

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苗場山自然体験交流センター です。

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来た木道をピストンで戻ります。

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また、日が射してきました。

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小赤沢温泉楽養館で一風呂浴び、蕎麦に舌鼓。

 

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登頂日:2010年8月29日  メンバー: 夫婦  天候: 曇り時々晴れ   標高:2,145m
標高差:845m コースタイム:5時間(コミコミタイム)
コース: 小赤沢登山口より→和山分岐→山頂(復路は同一ピストン)

 


2010,08,09東北・月山

2012年04月29日 | 015.鳥海山 016.月山

 

夏休み東北登山第二日目、月山です。今回は羽黒コースで登ります。

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月山八合目の駐車場に前乗りして6時にスタートします。ここにはレストハウスがあります。スタートは2つのルートがあり、御田原神社側の向かって左側のルートを登って行きます。

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八合目の広大な弥蛇ヶ原は池塘が点在していて木道の遊歩道があります。おおきなうさぎがお出迎えしてくれます。

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八合目の広大な弥蛇ヶ原よりこの鳥居をくぐってスタートします。ピンボケですいません。

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一ノ岳です。最初は緩やかに登り始めます。Dscf9400

ニッコウキスゲが群生しています。

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一ノ岳を巻く様に登って行きます。ここで少し高度を上げて行きます。 Dscf9402

1,758mのピークを巻くと仏生池小屋があります。トイレもあり、最初の休憩場所に最適ですね。

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オモワシ山1,828mのピークも巻きます。ここから月山山頂まではコースタイムで約1時間20分となっています。

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この辺りは少しですがまだ残雪が点在しています。

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遠くに池塘が見えてます。

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月山山頂が見えて来ました。見ての通り、既に森林限界を越えているのか?八合目以上には背の低い草ばかりで背の高い木々が一切自生していませんね。

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石畳です。小さなケルンがあります。

 

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今度は人造の石畳があります。先には月山の山頂が見えて来ました。

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石畳の後はひとしきり木道歩きとなります。

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石がゴロゴロしてる斜面を登るとそこは山頂間近です。山頂の建物が見えて来ました。

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コバイケイソウです。

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月山頂上小屋が見えて来ました。

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月山神社本宮の石の鳥居で山頂の記念撮影をします。この中に入るには拝観料が必要でしかも撮影は禁止だそうです。

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ここには『八紘一宇』と書いてあるそうです。『奉納』かと思いましたね。 さすが2,000m級です。もう少し天気が良ければ山形の山々が見渡せるのでしょうね。

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頂上の月山本宮神社です。 弥蛇ヶ原と反対側、湯殿山、姥ヶ岳リフト上駅側から山頂の写真です。

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月山頂上小屋です。

 

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月見ヶ原 です。広大ですね。

 

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さっき写真を撮った山頂の月山神社本宮の裏手に三角点があります。 標高1,979.5mです。

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みんなここか、さっき写真を撮った本宮の前で記念撮影をしている様です。 月山頂上小屋の横にある頂上小屋のカンバンも標高が入っていていいですね。

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右手に歩いてきた山頂下の岩場が見えます。稜線上にも山道がある様ですね。

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湯殿山側です。結構、高度差がありますね。

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この山頂写真を撮った後、カメラが壊れてしまいます。午後の蔵王山(熊野岳)はキャンセルして、カメラを求めて山形の町に電気屋さんを探しに行きました。

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月山: 登頂日:2010年8月9日 メンバー:単独 天候: 曇り時々晴れ 標高:1,984m
標高差:604m コースタイム:不明(往路がコミコミで1時間50分だった)
コース:月山八合目より→仏生池小屋→山頂(復路同一ピストン)

夏休み東北登山第二日目、月山です。八合目の広大な弥蛇ヶ原よりスタート。標高差のわりに距離が長く、どちらかというとダラダラな感じ。さすが、山頂は山岳信仰のお山ですね。頂上で写真を撮り終えたところで、カメラのズームが突然壊れてしまい、午後から予定していた蔵王山(熊野岳)をキャンセルして、カメラを求めて山形の町に電気屋さんを探しに行きました。


2010,08,22北アルプス・笠ヶ岳 -第70座目-

2012年04月28日 | 058.笠ヶ岳 059.焼岳

笠ヶ岳・笠新道、日帰りの超ロングトレイルです。

コースタイムだけで往復で13時間45分もかかります。

今日は気合を入れて 『行くぜぇっ!』 って感じです。

5時に新穂高温泉よりスタートします。

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新穂高温泉の無料駐車場です。深山荘の手前にあります。

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一旦、バスターミナルに出てそこから左手の橋を渡り、奥へ舗装路を進みます。

まずは林道歩きからスタート。約1時間位歩きます。

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舗装路をすすむと左手にホテルニューホタカがあり、その先にゲートがあります。

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治水工事などを見ながらの林道歩きです。

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6時前ですが、この時間になると山の頂に日が当たり始めました。今日は 雲一つない天気です。

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笠新道登山口に到着しました。このままあと10分も歩くとわさび平小屋があり、小池新道と続いています。登山口の階段横には水場があります。

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木々の間からはこの間登った焼岳が見えてきましたよ。

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休憩も取らずに笠新道に取り付きます。ここから杓子平までの標準コースタイムは4時間20分、抜戸岳の稜線迄は5時間40分と気の遠くなる様な時間です。

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振り向けば穂高連峰が迫ってきます。

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笠新道登山口から既に2時間半、新穂高温泉より3時間が経過しました。

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まだ尾根にも取り付けませんが、天気がいいと笠新道の長さは気になりませんよ。

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笠新道もようやく終わり、尾根の杓子平に上がると目の前に笠ヶ岳が突然姿を現します。

天気が良ければ気分が高揚する場所です。

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抜戸岳です。一気に北アルプスど真ん中の気分です。これ凄いですよ。圧倒的です。 

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ここで一度休憩を取って再びスタートします。杓子平を過ぎると最初は緩やかですが、じょじょに斜面がきつくなって急登となります。急登中は足下に注意して登って行きます。写真を左ななめの白い線のところを上がっていきます。

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ようやく稜線上に出ました。 ここから逆方向に10分で抜戸岳、2時間30分で弓折岳で3時間30分で双六小屋に辿り着くでしょう。

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ここは標高2,750mと言う標識でした。

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さあ、ここからまだ1時間以上かかります。『あーしんど!』

 

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この頃よりガスが出始めました。

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アップダウンを繰り返して笠ヶ岳に近づいて行きます。

 

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先は長そうですね。

 

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とうとう笠ヶ岳山荘が姿を現しました。このガレ場がキャンプ場となっています。ガレ場を通過すると

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笠ヶ岳山荘に到着です。

 

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流石に健脚向きのコースで、ザックを下ろして山荘の前に敷いてあるブルーシートの上に転がり込みました。

 

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ザックを下ろして、力を振り絞って最後のガレ場を登り山頂へ向かいます。

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山頂が見えてきました、登頂間近です。

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笠ヶ岳山荘を経てようやく山頂へ到着。山頂の広さは数十名がいられる広さで、広からず狭からずといったところ。

 

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記念写真を一枚。雲の間から見える景色をひとしきり楽しんだ後、名残り惜しいですが、笠ヶ岳山荘に下ります。

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一旦、笠ヶ岳山荘へ戻り、昼食を取った後、急ぎ足で稜線をまた戻ります。もちろん、ほとんどの人が山荘泊の人なんですよね。

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山頂と笠ヶ岳山荘を後にします。帰りの標準コースタイムは新穂高温泉迄で約6時間となってます。どちらにしても急いで降りないと日が暮れてしまいそうです。

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途中ですれ違う人達からは『今から下りるんですか?』とか『すごいねぇ』とか言われます。小屋に泊まりたかったけど、ダッシュで下山します。

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抜戸分岐に到着しました。これから先に見える杓子平まで降りて行きます。

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夕方暗くなる前に新穂高温泉迄戻って来ることが出来ましたが、休憩、食事のコミコミで12時間かかりました。

流石に疲労困憊。帰りは『中崎山荘 奥飛騨の湯』で一風呂浴びて12時間の山行の疲れを癒やしました。

登頂日:2010年8月22日  メンバー:単独 天候: 晴れ  標高:2,898m
標高差:1,808m  コースタイム:12時間休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:新穂高温泉より→笠新道登山口→杓子平→稜線分岐→笠ヶ岳山荘→笠ヶ岳山頂      (下山は同一ピストン)