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2007,10,9-10八ヶ岳・赤岳 初めての百名山縦走

2012年02月27日 | 060.御嶽山 064.八ヶ岳(赤岳)

10月9-10日単独での初めての縦走デビュー! アルプス縦走の前哨戦!

夏の終わりから計画を練って美濃戸から硫黄岳を経由して八ヶ岳、赤岳に登る事としました。登山ガイドで八ヶ岳の主峰、赤岳のグラビアを見て以来、この山に登ろうと決意しました。

硫黄岳ではガスっていましたが、縦走中に一気にガスが抜けて物凄い光景となりました。この体験がのちのすべての登山につながるきっかけとなった事は言うまでもありません。

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*この八ヶ岳縦走で使用している写真はカメラが壊れてしまった為、 フィルムカメラ、デジカメ、携帯カメラの三種類の写真をアップしています。一部、色がおかしなものや解像度のわるいものが含まれています。

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10月6日午前6時。中央高速のパーキングから八ヶ岳が見えました。初めての単独縦走登山にだんだんワクワクしてきました。

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高速を降り、県道を通って美濃戸口へ向かいます。そして美濃戸口から更に林道を上がって  行くと美濃戸山荘までにいくつかの有料駐車場があり、その一つへ止めて準備します。ここには約180台位が駐車出来、駐車料金は500円-1,000円です。美濃戸山荘の駐車場は赤岳展望荘の予約があるとタダになる様ですよ。

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ここで北沢と南沢に分れます。北沢ルートは途中まで林道歩きで赤岳鉱泉へ、南沢ルートは南沢を通って行者小屋へ続いています。今日は硫黄岳へ登るので、北沢から赤岳鉱泉へ向かいます。

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北沢です。数組のグループ、カップルを追い抜いていきます。

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赤岳鉱泉に到着しました。赤岳鉱泉のベンチで最初の休憩がてら朝食のおにぎりをほうばります。人気の高い赤岳鉱泉に一度は泊ってみたいですね。

赤岳鉱泉を後にして次は赤岩の頭を目指します。ほどなくすると急登が始まります。結構、厳しい急登で大きなテント入りのザックを担いだ若者にぬかされてしまいました。

急登の途中で紅葉を見つけましたよ。少しずつ紅葉が始まっている様です。

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赤岩の頭に到着しました。このあたりからガスってきました。この赤岩の頭はザレていて硫黄岳の肩の様なところです。

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あの上が硫黄岳となります。あともうちょっとですね。

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硫黄岳2,760m登頂! しかし、ガスっていて眺望は望めませんでした。残念! 広い山頂で、ガレていますが他の山のガレとは違い、薄べったい石が敷き詰められた様な山頂です。

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ケルンのある大ダルミを下って行きます。山道が広いのでガスっている時は注意ですね。

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お昼になったので、硫黄岳山荘のベンチで昼食をとります。バーナーでお湯を温めて夢中になってラーメンを食べているとガスがとれてだんだん陽が射してくるではありませんか! 他のグループの方とベンチをシェアしていたのですが、みんなで喜び合いましたよ。

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雲が逃げて青空となり、とうとう彼方に待望の赤岳も姿を現しました。先のルートはこんなだったんですね。

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今来た硫黄岳です。硫黄岳もこれくらい晴れていればね。

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台座の頭です。横岳、三叉峰が見えます。

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横岳の前後で梯子、クサリ場があります。横岳に到着しました。標高2,829mです。

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クサリ場です。地蔵の頭迄はこの縦走路の核心部が続きます。

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ほんと、よく晴れてくれましたね。

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もうすぐ三叉峰です。

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赤岳がだんだん近づいてきました。

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赤岳展望荘もそぐそこにあります。

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今日の宿泊先である赤岳展望荘に到着しました。チェックインを済ませても時間がるので、手ぶらで赤岳に登る事にしました。

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3,000m級は富士山しか登った事がないので、やはり頂上近くに来ると非常にしんどいです。赤岳頂上山荘に到着しました。向こうに見えるのが山頂です。

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八ヶ岳・赤岳登頂しました。北峰は赤岳頂上山荘、南峰が赤岳、最高地点で一等三角点があります。

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ガスが通り過ぎていきます。登ったものにしか味わえない光景ですね。

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この達成感はほんとにいいですね。県界尾根と真教寺尾根付近です。

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夕食はバイキング形式でした。二度目の小屋泊まりでしたが、ほとんど眠れませんでした。翌日のご来光です。綺麗なご来光を拝めましたよ。

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しかし、10月初めの早朝ともなると寒いですよ。

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朝食を食べてそうそうに出発します。まずは昨日に続いて二度目の赤岳登山です。今日も天気がいいですね。

 

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雲海の上の赤岳頂上山荘です。野辺山側はまだ雲があります。

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富士山が見えました。

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硫黄岳側です。

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もったいないですが、下山開始します。今日は中岳を通って阿弥陀岳に向かいます。赤岳直下のザレた急斜面は気を付けて下山します。スリップ注意ですね。

 

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中岳に上がった後、中岳のコルへ下ります。ここは行者小屋への分岐があります。阿弥陀岳へはザックをここに置いてピストンで戻ってくる人も多い様です。

写真を見ると阿弥陀岳の途中に人が溜ってます。ここにはニ連のハシゴがあります。このあたりは岩場なのですが、非常に岩がもろく危険です。

 

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岩場を抜けて山頂が近づいてきました。

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阿弥陀岳の途中から撮った赤岳です。山頂直下が凄い急斜面ですね。

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写真で見るとかなりの高度感がありますね。

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阿弥陀岳からの雲海の中の富士山です。

 

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阿弥陀岳からの赤岳

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阿弥陀岳山頂です。赤岳の山頂と違い、土交じりのそれなりに広い山頂です。

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この頃には雲ひとつない天気となっていました。

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一旦、中岳のコルから行者小屋へ向かいます。秋の青空登山です。

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行者小屋に到着しました。天気もいいのでベンチで昼食をとります。

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行者小屋を出発し、ジメジメした山道、苔むした岩がゴロゴロしている南沢を美濃戸に降りていきました。下りは飛ばしたのでかなりのグループ、カップルを追い抜いていきましたよ。

到着した美濃戸山荘でもお腹がすいたのでカレーを注文するのでした。

登頂日:2007年10月6日 形態:小屋泊縦走 メンバー:単独 天候: 晴れ  標高:2,899m
標高差:1,419m  コースタイム:1時間(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:
(1日目)美濃戸山荘より→赤岳鉱泉→赤岩の頭→硫黄岳→硫黄岳山荘→横岳→赤岳展望荘
(2日目)赤岳展望荘→赤岳山頂→中岳→阿弥陀岳→行者小屋→美濃戸山荘

アルプスの前哨戦として、八ヶ岳を初めて一人で縦走した。コースとしては美濃戸から赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→赤岳→阿弥陀岳→行者小屋→美濃戸 という南八ヶ岳縦走登山です。

 


2009,10,12 御嶽山

2011年06月18日 | 060.御嶽山 064.八ヶ岳(赤岳)

10/9-12中央アルプス登山(10/9駒ヶ岳、10/10恵那山、10/11空木岳、10/12御嶽山)
10月12日中央アルプス登山四日目最終日、御嶽山日帰り登山です。

田の原天然公園からスタートします。ここの駐車場は大きく、夜からかなりの台数の車が止まっていました。ここは既に6-7合目に位置します。晴れた御嶽山がいい感じです。

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鳥居前で写真を撮っていざスタート。

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直線的な山道をずんずん進んで行きます。

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もともと高度が高いところからのスタートなので振り返ればいい感じですよ。

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あかっぱげ、何だかよくわかりません。

スタートしてまもなくはゆったり上がって行きますが、途中より階段が中心となり、その後はガレた道を上がって行きます。

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八合目。石室があります。

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八丁ダルミに近づいてきました。

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この山は本当に大きな山ですね。高度感が物凄いです。スタートした駐車場、田の原が小さく見えます。

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王滝頂上山荘でしょうか?参拝用の小屋なのでしょう。ここにはたくさん小屋が点在しています。この時期は既にオフーズンとなっていますので空いている小屋はありません。

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御嶽神社奥社に到着しました。

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更に剣ヶ峰迄上ります。

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地獄谷の噴煙はあまり活発ではありませんでした。

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二つの鳥居をくぐり御嶽山、登頂となります。

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3,067mの高層です。コバルトブルーの二ノ池と摩利支天が眼下に望めます。

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御嶽山登頂!本当に遮るものがない360度の展望を堪能出来ました。

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剣ヶ峰から御嶽神社奥社ですが、富士山バリの写真です。雲海がかなり低いです。

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南アルプスの向こうから富士山が頭を出してますよ。

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帰りに御嶽教の信者の方が『六根清浄』『六根清浄』と参拝の登山をされていました。通り過ぎる際、ご丁寧に『ご苦労様です』と声を掛けられました。信者もそうでない登山者も参拝する人にはみんな平等の様です。

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雲海をくぐります。

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田の原天然公園に到着しました。

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駐車場に到着。さすが3,000m級の大きな山容の山でした。この後帰路につきました。

四日間共に天気に恵まれてサイコーの中央アルプス周辺登山でした。次回は縦走をしたいですね。

登頂日:2009年10月12日 形態:日帰り メンバー:単独 天候: 晴れ 標高:3,067m
標高差:867m  コースタイム:4時間14分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:田ノ原天然公園より→八合目石室避難小屋→王滝頂上→剣ヶ峰(下山は同一ピストン)