山へ行こうよ! 山web

山も海もマラソンも日常も。。。

2012,09,07東北・大朝日岳 日本百名山第98座目!

2012年10月20日 | 017.朝日岳 018.蔵王山(熊野岳)

 

9月7日、今年のシーズンも既に中盤にさしかかっていますが、5月末以来の初めての登山となりました。場所は山形、朝日連峰の大朝日岳。

6月は風邪をこじらせて咳が止まらずに病院通い。7月は仕事で休日出勤が重なり、毎年恒例にしていた海の日の登山はあえなく中止。そして7月末にはジムでジョギングのトレーニング中に右足の肉離れの再発で一ヶ月をパーにしてしまい、結局、この時期となりました。明日は一泊二日で第99座目の飯豊本山を目指す予定です。

今週初めの天気予報では週末は曇り時々雨でずっと天気が良くなかったのですが、実際は見ての通り朝方は雲一つ無い天気となりました。

この時期はトンボとバッタに山は占領されていました。

Rimg6056

***********************************************************************************************

いつもの通り、練習不足、ウエイトも5kgオーバー、会社が終わってからの移動で睡眠も2時間とほとんどとれてません。

午前2時にようやく今回のスタート場所である山の中の古寺鉱泉の駐車場に到着、2時間程仮眠を取って4時30分に起床、準備もまだだったので5時30分にスタート。お主の車の他あと2台ほどの車が到着していました。

古寺鉱泉の駐車場は約20台ほどのスペースとトイレが2つあります。他に朝日岳への登山のアプローチとしては朝日鉱泉からのアプローチが有名です。

 

Rimg5991

一番奥が登山口となってます。 実は以前一度だけこの駐車場に来た事があります。それは一昨年の夏に東北登山と称して1週間の最後の締めくくりやって来たのですが、朝からのしとしとと雨だったので、この日の登山は中止してこの駐車場で朝ご飯だったコンビニのざるそばを食べて帰路に着いた記憶があります。その時は到着して何て山の中の真っ暗で寂しいところなんだろうと思いました。

Rimg5993

ここから2-3分のところに川沿いに古寺鉱泉、朝陽館があります。

Rimg5997

10cmもあろうかといほどの丸々太った赤いキノコが映えてます。 多分、毒なんでしょう。

Rimg5998

赤い屋根の朝陽館が見えて来ました。

Rimg5999

朝陽館です。こじんまりしてますね。朝早いので川のせせらぎの音しか聞こえずとても静かです。

Rimg6001

橋を渡って、川沿いを左手回ります。

Rimg6003

川沿いを少し歩いてからすぐに取り付きます。

Rimg6004

最初は柔らかな土の上を歩きます。

Rimg6005

杉や松の林ではなく、落葉樹林でおおわれています。

Rimg6006

だんだんと急登に変っていきます。

Rimg6007

尾根にはすぐに出るのですが、そこから更に急登が続きます。

Rimg6008

何と快晴となってしまいました。今週の始めはカッパを着てガス中の縦走を想像していました。

 

Rimg6010

だんだんと日差しが差し込むようになってきました。

Rimg6013

木の蓋の様なきのこです。

Rimg6015

ひたすら登って行きます。今日はご覧の通り暑いのでスポーツドリンクを早めに飲むようにします。一度飲んでしまうと後を引くんですよね。

Rimg6016

一服清水に到着、コースタイムでは約2時間くらい、実際には1時間ちょっとしかかかりません。右手の窪みのところから湧き出しています。

Rimg6020

帰りに水がなくなったので飲んでみましたが冷たくて美味しい。

 

Rimg6019

一服清水より約20分でハナヌキ峰分岐へ到着と道標に書いてありましたが、今のお主にはとても20分では無理な様です。

Rimg6025

こんどは古寺山までの登りが続きます。

 

Rimg6027

Rimg6028

時々小砂利の道があります。

Rimg6035

空が青くなってきました。

Rimg6036

早いものでもうすぐ紅葉シーズンが到来しますね。

Rimg6040

三沢清水に到着です。こちらは涸れている様です。

 

Rimg6041

Rimg6043

ききょうの一種ですね。

Rimg6044

熊笹地帯通過です。

 

Rimg6045

景色は素晴しいのですが、何せ暑い!

Rimg6048

古寺山山頂へ到着しました。標高1,500mです。ここからの景色がサイコー! 右が大朝日岳、左が小朝日岳です。ちょうどトンボがいますね。

Rimg6054

とうとう大朝日岳が姿を現しました。この感じ、このアップダウンを繰り返すルートはどことなく越後駒ヶ岳、平ヶ岳に似ています。

Rimg6057

大朝日岳、西朝日岳、竜門山、寒江山方面です。

 

 

Rimg6063

まずは小朝日岳を目指します。

Rimg6065

下の方はまだ雲がありますが、じきに晴れるでしょう。

Rimg6066

小朝日と言う標柱です。 何もない広場という感じです。

Rimg6068

標柱の上の山頂と巻き道の分岐です。

Rimg6069

もちろん、巻き道です。帰りに体力があれば小朝日岳に登って帰ろうと思います。

Rimg6073

反対側の山頂と巻き道の分岐です。

 

Rimg6077

裏に回って見ると絶壁でした。

Rimg6079

裏から見た小朝日岳です。山容が全然違いますね。

Rimg6084

ここからは大朝日小屋までは緩やかな登りが続きますが、途中、石段の見える急登が一箇所あります。

Rimg6086

大朝日の肩に大朝日小屋が建っています。

Rimg6092

トリカブトです。

Rimg6094

ケルンがありました。 この辺りからは高木が姿を消してハイマツが姿を現します。

Rimg6097

紫色のききょう系リンドウ系?のお花畑が広がっていて見事ですね。

Rimg6101

銀玉水です。このすぐ下に水がわき出ていますが、ホースでひいてます。帰りに飲みましたが冷たくておいしい。

 

Rimg6105

このあと、石の階段が待っています。 この辺りに来ると流石に足が悲鳴を上げています。右足の筋肉が少し痛くなってきました。

Rimg6106

隣の西朝日岳になります。途中、残雪がまだ残ってますね。

Rimg6114

大朝日岳が大きく聳える様になりました。

Rimg6120

大朝日小屋からの最後の登りです。約15-20分ほどかかります。

Rimg6121

大朝日小屋に到着しました。宿泊者は既に誰もおらず、管理人さんが松を燃やしていました。何か防虫の為にやっているのでしょう。

この大朝日岳小屋の回りはお花畑が広がっていてこの時期でも色とりどりの花が咲いていました。

Rimg6122

あと一登りです。

Rimg6125

山頂に到着!

Rimg6127

大朝日岳、標高1,870m、日本百名山第98座目頂きました。

Rimg6129

明日登る飯豊連峰です。山頂がガスがかかってます。

Rimg6133

大朝日岳山頂は360度のパノラマが広がってます。

Rimg6135

登って来た小朝日岳、古寺山の稜線です。

Rimg6136

西朝日岳から続く袖朝日岳の尾根です。

Rimg6138

先の飯豊連峰、鳥海山、月山や日本海に佐渡島などを見渡す事が出来ます。

Rimg6140

Rimg6149

大朝日岳小屋の中を覗かせてもらいました。あまり広くはなく、いくつかに部屋を区切っている様です。ここは管理人さん用!?でしょうか。

Rimg6151

ここにも大きなキノコがあります。みんな大きいキノコばかりです。

Rimg6155

登りは気づかなかったのですが、巨木がありました。

下りで右足をかばうせいか、左足の膝がおかしくなっているようです。

Rimg6159

鉱泉に近づくと発電機の音と川のせせらぎの音、それに赤い屋根が見えて来ます。

Rimg6160

朝陽館の風呂の煙突から煙が出ていて、風流と言うか鉱泉らしいですね。

Rimg6161

戻ってきました。車の台数が少し増えてました。

Rimg6162

このあと県道27号線の大井沢温泉の湯ったり館(¥300)で一風呂浴びて寒河江に向かいました。

あと二座となりました。東北山形・飯豊山と鹿児島屋久島・宮之浦岳です。

登頂日:2012年9月7日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴れ  標高:1,870m
標高差1,200m   距離: 約18km   コースタイム: 9時間35分(コミコミタイム)
コース: 古寺鉱泉→ハナヌキ峰分岐→古寺山→古寺山分岐→大朝日小屋→大朝日岳(下山も同一ピストン)

9/10→10/20


2010,08,13東北・蔵王山(熊野岳)

2010年08月15日 | 017.朝日岳 018.蔵王山(熊野岳)

8月13日、東北登山第八座目、蔵王山(熊野岳)です。

8月9日第二座目の月山登山の後に登る予定でしたが、月山山頂でカメラが壊れてしまったのでキャンセルしてこの日を迎えました。

Rimg0252

*******************************************************************************************

蔵王エコーラインで刈田岳を上がります。そして更に料金所を抜けて刈田嶺神社、レストハウスのある駐車場まで上がります。既に観光客で駐車場はかなり埋まってしまってます。ここでは登山客より観光客の方が圧倒的に多いです。

レストハウス近くからの熊野岳です。

Rimg0228

お釜が見えてきました。 観光客はお釜を見るだけなのでここまでです。

Rimg0230

あの高台が熊野岳となります。人がいない様に見えますがいないところを撮っているだけで、実はたくさんの人がいるんですよ。

Rimg0231

お釜です。 エメラルドグリーンの水をたたえて湖面がとても美しいですね。

Rimg0232

この先、熊野岳迄は登山者のみとなります。

Rimg0241

刈田岳レストハウス側です。

Rimg0246

平らな山をハイキング気分で歩いていると、赤い屋根の小さな社が見えて来ました。

Rimg0248

熊野岳山頂に到着した様です。 これは熊野神社の様です。

Rimg0249

熊野岳山頂です。

Rimg0261_2

緩やかで稜線とも山頂ともはっきりしな広い山頂です。

Rimg0262

地蔵山、三宝荒神山方面です。向こうにはロープウェイの駅があり、蔵王温泉から上がることが出来ます。

Rimg0263

蔵王山神社と言うんですね。

Rimg0264

Rimg0265

ピストンで駐車場まで戻りました。

Rimg0266

Rimg0267

日帰り温泉、湯の花茶屋 新左衛門の湯で汗を流して最後の朝日岳の登山口である古寺鉱泉登山口に向かいます。

登頂日:2010年8月13日     メンバー:単独     天候: 晴れ     標高:1,841m
高差:100m    コースタイム:2時間(コミコミタイム)
コース: 刈田岳蔵王ハイライン駐車場より→馬の背→山頂(復路同一ピストン)

夏休み東北登山第六日目、第八座目の蔵王山(熊野岳)です。
天気もよく、お釜は丸見え、夏休みの観光客で賑わっています。駐車場は大渋滞です。今日は早く切り上げて温泉蔵王温泉につかります。
翌日は古寺鉱泉より朝日岳日帰りロング登山を予定してましたが、天気が良くなく、結果的に蔵王山をもって夏休み東北登山は終了となりました。