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2013,07,19夏の尾瀬トレッキング  尾瀬沼 尾瀬ヶ原 至仏山 縦走登山 

2013年07月22日 | 029.燧ヶ岳030.至仏山

夏の尾瀬トレッキング。

4年ぶりに1泊2日で尾瀬沼、尾瀬ヶ原、至仏山登山を計画。

マイカーで大清水へ、大清水⇒尾瀬沼⇒見晴⇒竜宮(小屋)⇒ヨッピ橋⇒東電小屋(泊)⇒牛首⇒至仏山⇒鳩待峠→戸倉(シャトルバス)→大清水(路線バス)

尾瀬沼ではニッコウキスゲが満開を迎えて凄い事になってました。

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今回は大清水からのスタートです。

ここは約40年前に尾瀬沼へ行った際に一度来た経験があります。林道の右手の奥に駐車場があります。

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ここは1日¥500也で、売店の目の前の舗装された駐車場は20台が駐車可能です。今日は金曜日なので、空いてます。

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大清水林道口です。

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7月13日-21日まで社会実験とのことで、大清水から一ノ瀬までこの日産の電気自動車のリーフかエコカーのセレナで送迎してくれました。約1時間が助かりました。

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一ノ瀬無料休憩所です。早朝の為、まだ開いていません。社会実験のスタッフが待ち構えています。

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休憩所の先の石橋を渡ると、

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石橋の先に主要林道から左側に分岐した山道があります。こちらを進みます。

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滝が見えて来ました。

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最初は沢に沿って歩きますが、途中から尾根づたいに登って行きます。

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三平峠に到着。ここは林の中で眺望はありません。

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三平峠から約20分で三平下・尾瀬沼山荘に到着しました。

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無料休憩所の前のベンチで朝食にします。

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朝食後、木道を通って長蔵小屋に向かいます。

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アヤメの一種でしょうか?

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対岸には雲をまとった燧ヶ岳が聳えています。

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尾瀬沼にはいくつかの湿原がありますが、今日は大江湿原という湿原を通って尾瀬ヶ原まで向かいます。

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長蔵小屋です。40年ぶりで、昔は物凄い多くのツバメの巣があったのを覚えています。今、静かな時が流れています。

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長蔵小屋前のピンクのユリです。この後、大江湿原を通り、沼尻へ。

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何とニツコウキスゲがピークを迎えています。

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これだけのニッコウキスゲは初めて見ました。

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尾瀬沼の青空です。この辺りはとても静かですね。

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沼尻です。沼尻そばやは営業中でした。ここでコーヒーを一杯。

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看板だけの白砂峠を通過して、軽いアップダウンを繰り返しながら見晴に向かいます。

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見晴に近づくと熊笹と木道が続くようになります。

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約1時間30分で見晴の十字路へ到着しました。ここには小屋がたくさんあります。尾瀬で一番の繁華街です。

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トンボが逃げません。

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結局、前回と同じ休憩所で昼食とします。

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見晴を出発して竜宮に向かいます。

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ここにも黄色いお花畑が広がっています。

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だんだん、至仏山が近づいて来ました。

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一方、こちらは今出発した燧ヶ岳側の見晴の小屋群です。

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かきつばたです。

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名前が分からない植物たちです。

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これはアザミですね。昆虫たちが夏の花に群がっています。

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尾瀬ヶ原の小川が涼しそうに流れています。

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竜宮に到着、4年前に泊まった竜宮小屋です。ここは尾瀬ヶ原の真ん中に一つだけぽつんとある小屋ですが交通の便がいい小屋ですね。

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今日は至仏山、山の鼻方面には向かわず、見晴から向かって右(北西側)に曲がって、ヨッピ橋を経由して東電小屋を目指します。

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ヨッピ橋です。鉄骨なのでイマイチ風情がないです。

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先に東電小屋が見えて来ました。4年前、この東電小屋の予約が取れず、竜宮小屋に変更しました。

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東電小屋です。今日は目の前の別館との事。

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時間があったので先に風呂に浸かってしまい、その後、5時半まで寝てしまいました。夕食の案内で目を覚ましたました。今日の東電小屋の献立はハンバーグ、ごぼうサラダ、南蛮漬け、花豆、インゲン、こんにゃく、出汁巻き、ゴボウ、漬け物2種、舞茸のお汁といったところです。おいしくて、ご飯をてんこ盛りで二杯食べてしまいました。

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夕方の風景です。ツバメが盛んにえさを追って飛び回っています。

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部屋の様子です。定員制でここは二段ベットなので快適な小屋生活が送れます。お風呂も一番風呂でした。

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翌日の朝、5時半です。まだ、尾瀬ヶ原にはガスがかかっています。

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幻想的な風景です。

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東電小屋からヨッピ橋までの間はツキノワグマに注意との事で、東電の管理人さんの話では、よく出るそうです。

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日ノ出前の燧ヶ岳です。

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今日、尾瀬ヶ原の牛首分岐(中田代三叉路)までは端のルートを通った事がないので、端ノルートから合流する事としました。

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尾瀬ヶ原の沼地です。

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燧ヶ岳です。この辺りのカットが『夏の思い出』に出てくるカットです。

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牛首からの燧ヶ岳です。

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牛首からの至仏山です。

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今日は土曜日なので、鳩待峠、山の鼻方面からの人たちがたくさん来ています。遠く、関西以西の方々のたくさんいらっしゃいますね。

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池の水性植物です。

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至仏山と山の鼻が近づいて来ました。

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アヤメの群生です。

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山の鼻に到着しました。

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山の鼻は鳩待峠から下りて来た登山者、観光客で賑わっていました。ベンチで小屋で作ってもらった本日の朝食をとります。その後、ちょっと売店でおみやげを見ました。

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山の鼻分岐です。

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至仏山の入り口です。

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カウンターをくぐって最初は木道の階段を上がります。

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徐々にガレた石段に変わります。

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高度が上がるにつれ、尾瀬ヶ原の展望がどんどん良くなって行きます。

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途中、クサリ場が2-3箇所あります。

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尾瀬ヶ原の山の鼻側の湿原地帯です。

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平ヶ岳が見えて来ました。まだ、残雪が残っているところがありますね。

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越後駒ヶ岳か巻機山だったと思います。

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ここは岩と階段だらけで山歩きという感じではありません。

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少し巻いた後の最後の登りです。ずっとガレテいます。

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至仏山登頂。

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高層の雲はありますが、視界は良好です。

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山頂です。広々しているとは言いがたいですが、それなりのスペースはあります。平なところが少ないですね。

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至仏山の山頂です。

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小至仏山です。もう一度、少し上がります。

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至仏山です。鳩待峠側の反対側の登山道からの風景です。

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林の中に鳩待峠がポツンと見えてます。

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笠ヶ岳分岐です。

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きれいな湿原があります。ここは好きな風景です。

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どんどん高度を下げて鳩待峠へここから下って行きます。

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下に降りるにつれて土の登山道と木道が多くなって行きます。

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鳩待に近づくと最後は土の登山道です。

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鳩待峠に到着しました。

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今日は土曜日なので、これからという感じです。

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尾瀬の1泊2日のトレッキングは無事終了しました。

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戸倉のバス停です。マイカーを置いてある大清水まで路線バスで戻ります。

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約20分位でしょうか?

何故かお客は二人だけで、大清水までは運転手さんと話ながらの路線バスの旅となりました。

大清水売店に到着しました。

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登頂日:2013年7月19日-7月20日 形態:小屋泊縦走登山  メンバー:夫婦  天候: 曇り時々晴れ   標高:2,228m  標高差:828m  コースタイム:登り7時間57分、下り7時間39分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)  コース:大清水⇒尾瀬沼⇒見晴⇒尾瀬ヶ原⇒ヨッピ橋⇒東電小屋(泊)⇒尾瀬ヶ原⇒至仏山⇒鳩待峠→戸倉(シャトルバス)→大清水(路線バス)


2009,7,25-26尾瀬・燧ヶ岳/至仏山 初夏の山歩き 尾瀬ヶ原縦断登山

2011年11月05日 | 029.燧ヶ岳030.至仏山

初夏の尾瀬。

尾瀬には尾瀬ヶ原を間に挟んで東に燧ヶ岳、西に至仏山があります。

夏前の7月に一泊二日で会社のメンバー三名で東から西へ縦断する事にしました。

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前日の夜、新宿から久々に夜行バスで尾瀬御池に向かいました。前日、夕方から降りだした雨の中、新宿へ向かいましたが、早朝、尾瀬御池に到着した頃には既に雨は上がっていました。

夜行バスもたくさん到着しています。ここからは尾瀬ヶ原、燧ヶ岳の他会津駒ヶ岳への登山口でもあります。

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山の駅で軽く朝食をとり準備します。

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尾瀬御池の駐車場です。全部で420台位の車が駐車出る様です。

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山爺とスタート前の記念撮影です。

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尾瀬御池登山口です。

この燧ヶ岳には御池からのルート、尾瀬沼の沼尻、浅湖湿原のルート、見晴からの見晴新道があります。温泉小屋からの温泉小屋道は廃道化の為の通行禁止措置が取られている様です。

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まずは燧ヶ岳に向けて木道からスタートとなります。

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これは何だかわかりますか? 正解は水芭蕉が育った姿です。花が咲いた後は巨大になります。

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おおきなナメクジの一種です。

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元々ジメジメしているところですが、前日の雨でぬかるみが出来ているところがあります。広沢田代までは木道のない登りが続きます。

はまってしまいました。

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広沢田代からは木道が続きます。

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広沢田代を通過します。この辺りには池塘が広がっています。

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あそこにも木道がありますね。

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木道は燧ヶ岳迄続いています。

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熊沢田代付近です。ちょうど池の付近が一番低くなっていて池まで降りると今度は上がって行きます。

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熊沢田代で一旦休憩します。

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ここから一気に頂上迄急登します。

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燧ヶ岳側から見た熊沢田代です。

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7月ですが、残雪があります。

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山頂が見えてきました。登頂間近です。

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俎嵓(まないたぐら)2,346m頂きました。

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柴安嵓(しばやすくら)2,356mです。

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柴安嵓山頂です。晴れてサイコーの日となりました。

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西側は尾瀬ヶ原と至仏山が一望出来ます。明日は尾瀬ヶ原を縦断して至仏山を登る予定です。

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今降りてきた俎嵓(まないたぐら)側です。

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柴安嵓の頂上はかなり広いです。ちょっと休憩を取ってから下山します。

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直下には尾瀬沼が見えます。

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下山は見晴新道を通って見晴を目指します。山頂に高いところは急坂が続きます。

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降りるにしたがってガレてきます。

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見晴十字路に到着しました。ここには無料休憩所がたくさんあります。

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その一つの休憩所の外のベンチにて昼食をとります。

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時間もかなり早いので東電小屋、ヨッピ吊橋を見に行きます。

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尾瀬ヶ原ではニッコウキスゲがピークを迎えています。

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只見川にかかる東電尾瀬橋です。

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東電小屋に到着しました。ここは尾瀬の小屋の中でも人気が高くすぐに予約が埋まってしまいます。

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これがヨッピ吊橋です。

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尾瀬ヶ原側からの燧ヶ岳です。

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竜宮十字路、尾瀬ヶ原のど真ん中にあります。

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竜宮小屋に到着しました。竜宮小屋は竜宮十字路に一軒ポツンとあります。

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竜宮小屋の夕食です。

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食事が早いので写真を撮りに出てきました。

モウセンゴケです。

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7月の後半の夜になると、この小屋の前にはたくさんのホタルが出て来てあっちこっちで光る姿を見ることが出来ます。また、小屋では夜には尾瀬のビデオの鑑賞会があり、たくさんの人が鑑賞に来ていました。

今日は尾瀬ヶ原を縦断して至仏山を登って鳩待峠迄行きます。バスの時間もあり、早朝、日も明けていない4時半に竜宮小屋を出発します。

早朝の尾瀬ヶ原は一面ガスで覆われていましたが、明るくなるにつれ、ガスが引いていきます。

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朝の至仏山です。まだ、雲がかかっています。

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燧ヶ岳からのご来光です。

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至仏山が朝日に照らされています。

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竜宮十字路から4kmの木道一気に歩きます。そして山ノ鼻に到着しました。

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ここで休憩がてら朝食をとります。

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いよいよ至仏山に向かいます。

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至仏山側から見た尾瀬ヶ原です。山ノ鼻の周辺は池塘で点在しています。中間地点の手前に一杯清水の水場があります。

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山ノ鼻のこのルートは登り専用で下ることは出来ません。しかも5月上旬から6月下旬までは至仏山の植生保護の為に入山は禁止されています。

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高天原コースは以前、人の侵入などにより荒廃が進み閉鎖されていましたが、再整備され1997年に再開されました。蛇紋岩はもろく滑りやすい様です。

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石の多い上りの登山道ですが、途中からから木道の階段があります

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至仏山、頂きました

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標高2,228mです。

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二等三角点です。

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下りは岩場もありますので注意です。

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頂上付近は植物が豊富です。

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至仏山山頂です。

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小至仏山です。標高2,162mです。

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悪沢岳側にも小湿原があります。

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鳩待峠に到着しました。至仏山登山口です。

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鳩待峠です。天気も良くバスと人でごった返しています。

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鳩待峠の鳩待山荘でひと風呂浴びて戸倉行きのバスを待ちます。

登頂日:2009年7月25日-26日  メンバー:3名  天候: 晴れ  標高:2,356m/2,228m
標高差:1,000m/827m  コースタイム:10時間/6時間20分(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:尾瀬御池より→俎嵓(まないたぐら)→柴安嵓(しばやすぐら)→見晴(下田代十字路)→ヨッピ橋→竜宮小屋(泊)→山ノ鼻→至仏山→小至仏山→鳩待峠

一泊二日、メンバー3名で尾瀬、燧ヶ岳、至仏山の登山と尾瀬ヶ原のトレッキング。久々の夜行バスで早朝、尾瀬御池スタート。天気も良く、尾瀬の自然を堪能した。熊沢田代当たりの風景と木道歩きが好きです。尾瀬はリピートしたい一つです。