山へ行こうよ! 山web

山も海もマラソンも日常も。。。

2011,08,12北海道・羅臼岳

2011年10月16日 | 003.羅臼岳 004.雌阿寒岳

2011,08,12北海道・羅臼岳。

アイヌ語でチャチャ・ヌプリ、父親、山の意。

北海道百名山登山も第9座目の最後を迎えました。北海道と山を満喫しましたが、やはり寂しいですね。北海道サイコー!

翌日の知床峠からの羅臼岳です。もう一度登ろうかと思いました。ここからなら近そうですね。

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羅臼岳登山には三つのルートがあります。メインの岩尾別温泉コース、反対側からスタートする羅臼温泉コース、硫黄山からの縦走コースがあります。今日はもちろん岩尾別温泉コースを選択しました。

岩尾別温泉、ホテル、地の涯です。駐車場は正面と裏にもあります。裏はわかりにくいのであまり入っていかない様で、ピーク時の正面駐車場は宿泊客と登山客ですぐいっぱいになります。

この車は後半のマイカー、ホンダインサイト号です。

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登山口前に木下小屋があります。素泊まりのみのランプ小屋で、露天風呂があるとの事。ここはホテル地の涯、木下小屋、他に前の沢にも無料露天風呂があります。帰りに無料露天風呂に入っていきます。

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登山口です。トイレ、入山もここで書きます。ベアベルを準備してスタートします。

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登山口の上スタート地点です。

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650m岩峰まで急坂が続いています。 このあたりは針葉樹と落葉樹が入り乱れている様です。

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羅臼のぴょん吉です。

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注意!!ヒグマ出没多発区間。

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岩峰の岩場が出て来ました。やはりアリの巣がたくさんアリました。

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650m岩峰下のオホーツク展望台です。

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この日の前後にヒグマが出ていた様です。

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ガレていない山道が続きます。

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山頂の頭の部分だけが見えてきました。

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650m岩峰に到着しました。結局、ヒグマには出会いませんでした。

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弥山吉水です。

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極楽平です。ちょうど正面に山頂でしょうか!?羅臼岳が見えてきた様です。

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ジクザグの仙人坂を上がります。

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木々の間から知床の原生林が見えています。

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知床五湖が見えました。

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このどこかにヒグマはいるのでしょう。

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銀冷水です。先程の弥山吉水もこの銀冷水もテントサイトとなっています。ただ、ここに宿泊するのは相当勇気が要りますね。

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簡易トイレが設置されてました。

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この辺りは落葉樹で、紅葉の名所らしいです。

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大沢入口です。

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ここを登りきったところが羅臼平です。

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オホーツク海が見えています。

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ガレた急坂を登っていきます。

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急坂を登り終えると羅臼岳が俄然近くなってきます。ここが羅臼岳と三ッ峰の間のコルの羅臼平です。

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羅臼岳の頂上です。ここから頂上迄は一時間くらいかかります。

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羅臼平に到着しました。

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羅臼平にはテントサイトがあり、約10張位は出来そうです。ただ、熊が出そうでいやですね。

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フードロッカーです。確か、真ん中の取っ手の中にレバーがあり、それを操作しないと開かないしくみです。実際、ここにテントを張っていた登山客らしき食料が入っていました。

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国後島が見えています。

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羅臼平では三ッ峰の大きさに圧倒されましたけど、ここまで登って来るとその存在が小さくなってきました。

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羅臼岳からハイマツ帯の中を上がっていきます。そして最後の砦のごとく上に岩場が待ち構えています。

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頂上との中間地点のあたりに岩清水分岐があります。ここは、羅臼温泉コースとの合流地点となります。

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ここが岩清水です。

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上のどこかから水が湧いていて雫となって落ちてきます。苔が深いです。

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三ッ峰とから硫黄がが見えます。縦走も面白しろそうですね。

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この辺りから最後のガレた岩場を登っていきます。

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岩が大きいですので浮石等注意です。

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頂上まであとわずかです。

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羅臼岳、頂きました。

北海道百名山登山第9座目、日本百名山第96座目となりました。

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北海道の山の気候は本州と比べてやはりちょっと寒いです。特に晴れていない時の気温が本州と比べてもワンランクは違いますね。この日も少し風があって寒かったです。夏に低体温症になったりするのもわかりますね。

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下山も同一ピストンで岩尾別温泉迄戻りましたが、結局、ヒグマとは会いませんでした。

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駐車場は既にまばらです。登山客はそれほど多くはありませんでしたので、止めていた車の多くは観光の宿泊客なのでしょう。

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帰りに沢に近いところにある三層の無料温泉に入り、北海道登山の疲れを癒しました。

*この写真はウィキペディア・フリー百科事典よりお借りしました。

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翌日の8月13日、知床五湖に見学にいきます。特にトレッキングは考えていないので、高架木道からの見学です。

早朝、鹿がたくさん出てきていました。

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右から羅臼岳、三ッ峰、サルシイ岳、オッカバケ岳でしようか?

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イワウベツ川です。

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高架木道で記念撮影、この日二番目の入場でした。

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物凄い天気がいいですね。時間があれば観光船に乗るのがいいと思います。いろいろな観光船があるので良く調べてからですね。

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高架木道です。

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右から羅臼岳、三ッ峰、サルシイ岳、オッカバケ岳、知円別岳、硫黄山というところでしようか?知円別岳、硫黄山というところでしようか?

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高架木道は一湖のみです。

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知床峠です。天気がいいので羅臼岳が近いです。

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今日は国後島が良く見えてます。この後、知床に別れを告げて根室も、釧路方面に向かいます。帰りは8月15日に釧路空港から戻ります。

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風連湖です。

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根室に寄ってみました。以外と小さな駅ですね。

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花咲ガニの定食です。

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釧路フッシャーマンズワーフWOOです。ここでサンマといかの刺身で一杯やりました。 美味しかった。

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8月14日、釧路湿原へ向かいます。釧路湿原の中にある川です。次回、釧路にきたら一日カヤックで川下りの観光をしようと思ってます。

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この日は天気がいまいちでした。

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釧路湿原駅です。早朝なので観光客はほとんどいません。

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改札もないので中で写真をとりました。ノロッコ号もいいかも。

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湿原近くにいたたくさんの蝶たちです。

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展望台がいくつかありますので回りました。

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釧路湿原を回った後にグリーンパークつるいで一汗流しました。

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釧路駅です。

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釧路の海岸です。

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帰りは8月15日に釧路空港から戻りました。

登頂日:2011年8月12日  形態:日帰り  メンバー: 単独  天候: 曇り  標高:1,661m
標高差:1,431m コースタイム: 6時間50分(コミコミタイム)
コース: 岩尾別温泉→弥三吉水→羅臼平→羅臼岳(下山も同一ピストン)

北海道百名山登山第九座目


2011,08,11北海道・斜里岳(オンネヌプリ)

2011年10月16日 | 001.利尻山 002.斜里岳

北海道登山第八座目、オンネヌプリ、斜里岳。

アイヌ語で『大きな山、親の山』。

天気の悪い山歩きと思っていたら突然凄い事になりました。

いくつもの小さな滝のある沢が夏の暑さを忘れさせてくれます。

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早朝6時半、清岳荘前です。

この斜里岳には清里町側のこのコースと三井コースがあります。

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清岳荘裏の登山口です。ここには原生林ウォーキングコースがあり、登山口がスタート地点となっています。

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スタートは笹と落葉樹の林からスタートします。

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そして林を中を抜けて一旦、林道に出ます。

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約10分位林道を歩きます。

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終着地点には斜里岳道立自然公園の標と更にその奥に登山口があります。

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この左側が登山口です。

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大きな石があったり、

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沢沿いを歩いたり、

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渡ったり、

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さすがに幌尻岳登頂後のために沢が可愛く見えますね。

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軽い沢歩きは面白いです。

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沢の横を足をかけて渡ったりもします。

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仙人洞を通過します。

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何度か沢を渡ります。

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六合目を通過します。

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下二股です。ここから上二股迄は新道(尾根コース)と旧道(沢コース)に分かれます。昨年の初冬、巻機山を登った際、ヌクビ沢コースを選択して大変な目に遭っているので、上りは新道を選択してしまいました。

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ここから熊見峠迄はつづら折の急登となります。

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かなり痩せているところもあります。

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上がりきった様です。

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ハイマツの間を通り抜けていきます。

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熊見峠です。ホントならここは斜里岳の絶景ポイントです。

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ここからは稜線歩きとなります。ひさびさの真っ白なのでたまには面白いかも。

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稜線に上がるとガスがひどくなってきました。

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左へ折れると竜神ノ池があります。

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水が流れています。旧道に下りていくとだんだん沢になっていきます。

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上るつれてやがて水が無くなります。

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九合目、胸突八丁です。

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上るにつれて沢道が広がっていきます。

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急坂を上がっていきます。

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もう少しで馬の背です。

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少しガスがとれました。

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ペンキの印に従ってガレ場を上がっていきます。

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馬の背に到着しました。ここからあと約20分で山頂です。

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祠がありました。祠が見えると頂上はもうすぐそこです。

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また、ガスが濃くなってきました。痩せ尾根を注意して登っていきます。

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ガレ岩の間から綺麗な花が列をなしてます。

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最後の急登です。

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斜里岳山頂だーっ!

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ガスっていましたが、、、

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一気にガスが抜けて行きました。

感動ものです。今迄に数度のしか経験がありません。

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ちょうど、いっしょにいた関西から来たの登山客と雄叫びをあげ、喜び合い、握手迄してしまいました。この経験、今迄に数回の経験があります。やーっ、感動的です。

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目の前には斜里平野とオホーツク海が広がってます。

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360度、見えまくりです。

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あっちも

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こっちも

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この天気でスマイルです。見えないね。

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知床方面です。

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知床方面!?阿寒方面!?

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下山開始です。

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山頂です。

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先程の祠です。ガスっていた時と絵が違います。

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何という山でしょうか?名前がありません。

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南斜里岳です。

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向こうが斜里岳山頂です。

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これは馬の背ですか?登りではガスっていて気が付きませんでした。

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晴れてホント良かった。

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こういう山歩きがサイコーなんですよね。

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上二股です。今度は旧道(沢コース)で降りていきます。

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水がたくさん湧き出しています。

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下るにつれて水が湧き出して沢となり始めました。

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一旦水がなくなりますが、この後また水が湧いてここから沢になります。

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一枚岩の沢の上を水が勢いよく落ちていきます。気持ちよさそーっ!

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この沢の横をずっと下まで下りていきます。

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この沢も下りますよ。

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沢を渡ったりもします。幌尻岳の糠平川の様に水に入る事はありませんが、雨の後などで水かさが増している時は要注意かもしれませんね。

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霊華の滝です。

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竜神の滝です。

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竜神の滝を横に霊華の滝側を赤布のテープを目印に下ってきました。

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七重の滝です。

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見晴の滝です。

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旧道にはロープ場があります。滑りやすいので注意です。

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こなん感じのロープ場です。

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ここが七合目でした。

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方丈の滝です。

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この滝は何という名前でしょうか?

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羽衣の滝の一部でしょうか?

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岩の横を通過します。

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落石注意です。

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小さな滝です。

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水蓮の滝です。

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水蓮の滝が見えてくるともうすぐ下二股です。

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ここまで来ると滝はおしまいですよ。

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この沢は鉄分のせいで茶色く染まってます。水かさが少ないのでこのレベルです。

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陽射しが眩しいですね。

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天気のいい夏の斜里岳、以外に面白いかも。。。

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夏の空です。

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山歩きもこれでおしまいです。

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林道に戻りました。ゲートがある様でここまでは入れません。

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階段が見えてきて林道歩きも終わり。

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また、階段を上がって、

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林を抜けて、

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山道に到着!お疲れ様でした。

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清岳荘から見た斜里平野です。

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以外に人の数はまばらでした。

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晴れた清岳荘です。山荘というよりも別荘という感じですね。

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町からの斜里岳です。

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網走刑務所へ入所してきました。無期懲役です。

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脱走したる!

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登頂日:2011年8月11日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴れ  標高:1,547m
標高差:857m コースタイム: 5時間47分(休憩、食事全てコミコミタイム)
コース: 清岳荘→下二股→熊見峠→上二股→斜里岳(登りは新道、下山は旧道)

北海道百名山登山第八座目


2011,10,09新潟・越後(魚沼)駒ヶ岳 紅葉シーズン到来!

2011年10月11日 | 025.魚沼駒ヶ岳 026.平ヶ岳

まだ、北海道のアップも全て終わってないですが、紅葉シーズンの最新情報をお届けします。この後、引き続き北海道をアップしますね。

2011,10,09日本百名山第97座目として越後駒ヶ岳に登ってきました。既に紅葉シーズンが到来していて凄い事になってました。

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9月の台風の影響で2011/10/9現在、国道352号線は駒の湯温泉分岐から枝折峠迄は土砂崩れの影響により通行止めになっていますので注意して下さい。奥只見湖、銀山平側から枝折峠迄は上がれます。

下の写真は駒の湯分岐の通行止めの写真です。この道を上がって行くと枝折峠、右にそれると駒の湯温泉です。駒の湯温泉側の道は大丈夫です。

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枝折峠側の通行止めです。奥只見側から上がってきて、枝折峠駐車場を過ぎたところに施錠された通行止めのゲートがあります。通り抜けは出来ません。

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枝折峠駐車場です。二十数台というところでしようか?道路沿いにもうひとつの駐車場があります。

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午前5時、枝折峠からの縦走です。コースタイム11時間のロングコースの為、夜明け前にスタートします。

駐車場はこれからスタートをしようと準備している人や駐車場を探している到着した車でごった返しています。この紅葉時期の駐車場は早く来ないと止めるところも困る様てす。

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写っている建物はトイレです。トイレの脇からスタートします。

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駐車場脇の砂利道がスタート地点です。

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スタートして十数分でしらみかけてきました。

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駒の湯温泉へ通ずる『銀の道』の分岐です。反対側は銀山平迄通じています。

この駒ヶ岳には枝折峠の他、駒の湯からの銀の道コースと小倉山へ通ずる小倉尾根コース、銀山平からの銀の道コースもあります。また、越後三山森林キャンプ場からスタートしてクシガハナを経由するコースなどがあります。

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駒ヶ岳迄、道行山、小倉山の縦走登山ですが、木道も敷かれています。

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枝折大明神です。避難小屋に借りたいですね。

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明神峠です。休憩場所ですね。

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駒ヶ岳がだんだん姿を現わしました。

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綺麗な夜明けです。遠い稜線の彼方からのご来光です。

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小倉山当りまでちょっとぬかるんでいる箇所があります。

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縦走して少しずつ高くなるにつれ色付き始めています。

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さすがに駒ヶ岳は遥か彼方です。

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水溜りの様な気もしますが、湿原がある様です。

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スタートから道行山辺りまでは痩せている尾根やすぐ脇が崖だったりする箇所がありますので注意して下さい。

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まだガスが引く前です。

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写真の様に最初はずっとアップダウンを繰り返しながら近づいて行く感じです。

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クサリ場、ロープ場はありませんが、急登箇所はありますので登降に注意して下さい。振り返れば雲に反射した明るい日差しの朝日で溢れています。

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既にあっちこっちで紅葉が始まってます。

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左へ登って行くとすぐそこが道行山山頂です。時間があれば帰りにでもどうですか?地図では往復五分と書いてあります。

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枝折峠からの標高差は約940m位、駒の湯からとなると1,643mとなります。

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綺麗な風景です。こういう木道歩きはいいですね。

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木立を抜けて行きます。

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おひさまが眩しいぃーっ!

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百草ノ池でする笹に覆われてこの位置から池は見えませんが、もう少し上がると見えてきます。

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百草ノ池です。上から見るとまんまるですよ。

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紅葉の始まったこの稜線を登って行きます。

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赤いナナカマドの実が付いています。こんな中を登って行きます。

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ようやく駒ヶ岳に取り付いた感じです。かなり登ってきました。

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中ノ岳です。駒ヶ岳から縦走路で約5時間15分位かかります。

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右側の上が駒ノ小屋です。この辺りはロープかクサリがあった方がいい場所だと思います。

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駒ノ小屋に到着しました。小屋はやっている様ですが、入り口の工事中でした。

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駒ノ小屋見た稜線です。

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上から見た駒ノ小屋です。

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縦走路迄の最後の登りです。

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中ノ岳との縦走路に出て来ました。残りわずかです。

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色づいたナナカマドの向こうに山頂が見えます。

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駒ヶ岳登頂しました。第97座目となります。山頂は20人位でいっぱいになる大きさです。

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標柱は二種類立っています。八海山側に一本立っています。

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もう一本は登山道の隣りにあります。

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となりに八海山が聳えています。ほんと近いですね。急峻な山容です。

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銅像が建っています。この銅像の脇に三角点もあります。

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中ノ岳が見えています。2,085mで駒ヶ岳よりも高いです。

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食事をしてひとしきり休憩したあとはもったいないですが下ります。

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稜線から降り始めるところです。遥か下に駒ノ小屋が見えます。

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この辺りは既にかなり紅葉が始まってます。

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丸い百草ノ池が見えます。

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良い天気の紅葉の山歩きはサイコー!です。

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小倉山の分岐です。この道を行くと駒ノ湯です。

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暗い中歩くと感じが違いますね。

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ここから銀山平が見えます。

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遠くに枝折峠の駐車場が見えてきました。

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暗かったせいもあり、最初は気付きませんでしたが、かなり急な場所もあります。

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あと1km位です。

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駐車場に到着、下山しました。

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真っ暗だったスタートの砂利道です。

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先に出しましたが、枝折峠駐車場です。二十数台というところでしようか?

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峠沿いの駐車場です。少し見えますがこの先が通行止めです。

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この後、駒の湯ではなく、大湯温泉、交流センター『ユピオ』で一汗流しました。

登頂日:2011年10月9日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 快晴  標高:2,003m
標高差938m コースタイム:  8時間7分(コミコミタイム) 全長:14km
コース: 枝折峠→明神峠→道行山→小倉山→前駒→駒ノ小屋→越後駒ヶ岳(下山も同一ピストン)


2011,08,09北海道・利尻山

2011年10月08日 | 001.利尻山 002.斜里岳

アイヌ語で高い島の事を『リイ・シリ』、利尻の頂が北の空、天高く聳えています。

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8月8日午後、一路利尻島へ。

8月7日迄に北海道の日本百名山を6座(大雪山、十勝岳、トムラウシ山、雌阿寒岳、幌尻岳、後方羊蹄山)を終え、荷物をまとめて10日間借りていたレンタカーを返却して新千歳から飛行機に乗り込みました。

千歳に行くまでの間にいらないものを家に送り返すため、宅急便の営業所を探して立ち寄りました。それでもスーツケースとザック二つで物凄い重量となってます。

雲海の間から北海道本土の海岸線が覗いています。

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利尻島に到着するとペンションの人が空港迄迎えに来てくれます。利尻岳の宿泊先、マルゼンペンション・レラモシリです。新しい綺麗なペンションです。今回の北海道百名山登山は車中泊が多く、初めての宿での宿泊です。のびのび寝られそうです。前日に予約しました。利尻北野営場(鴛泊登山口)に最も近い地区にあり、ロケーションもサイコーです。

レラモシリ :  http://www.maruzen.com/tic/oyado/

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利尻島唯一のコンビニ『セイコーマート』です。鴛泊港近く、ペンションから歩いて5分くらいの海沿いにあります。散歩がてら明日の登山の為の飲み物や食料の買出しに歩いて行きます。

このセイコーマートは北海道ではメジャーなコンビニで、あっちこっちでお世話になりました。特におにぎりや惣菜が美味しいです。毎日の様におりぎりととうもろこしを買って食べていました。

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温泉もあり、目の前には利尻岳が丸見えでサイコーのロケーションです。裏には利尻富士温泉保養施設、湯元があります。

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夕食です。タコしゃぶ、縞ホッケ、ウニ、小鉢2品、グランプリで優勝した名物うにいくら飯、ビールです。ここは、他の旅館に比べて料金が安いですよ。

このぺンションには渡辺さんという山岳ガイドの方がいらっしゃって、山、海共にガイドをしてくれるそうです。また、夕食が終った後に利尻岳のスライドを見せてくれます。もちろん、渡辺さんが紹介してくれますよ。

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8月9日午前4時。 アイヌ語で高い山の事を『リイ・シリ』、利尻の頂が北の空、天高く聳えています。

利尻山の登山コースは2つのコースがあり、北側の鴛泊港の利尻北麓野営場からスタートする鴛泊(おしどまり)コースと西側の沓形港の見返台から登る沓形(くつがた)コースがあります。今日はもちろん鴛泊コースです。

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ペンションの車で登山口の野営場の駐車場迄、送迎してもらいます。今日、このペンションからの登山者は全員で5名です。駐車場で全員で写真を撮ってからスタートします(写真は多分、遭難時に使用するのでしょう、帰りも電話して車で迎えに来てもらえます)。

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野営場の事務所です。ここに入山届け、トイレ、ちょっと先に炊事場の水場などがあります。

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野営場のテントです。登山客というよりはツーリング客が多そうですね。まだ、造営中って感じの場所です。

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最初は舗装路からスタートします。

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甘露泉水です。名水100選に選定されています。鴛泊コース最後の水場となります。写真がぶれていてすいません。湧水なので煮沸しないでOKとの事。帰りにたくさん飲んじゃいました。

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三合目の標柱です。ポン山との分岐に立っています。

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分岐点から少し行ったところの乙女橋!?を渡ります。ちゃんと名前がついてます。

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このあたりは小石も無く、柔らかい土の上を登って行きます。

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四合目、『野鳥の森』に到着しました。利尻山は号目毎に名前が付いてますよ。

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北海道の他の山と同様に針葉樹林帯からだんだんとダケカンバ、最後はハイマツと変わって行きます。

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五合目、『雷鳥の道標』です。誰が付けたんですかね?

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簡易トイレブースです。利尻山はエコ活動が盛んで① 簡易トイレの使用、②ストックにはキャップを付ける、③植物の上には座らない、踏み込まない のルールを遵守しなければなりません。

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七合目、胸突き八丁。登るにつれて、だんだんガレて行きます。

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長官山山頂が見えてきました。ここは第二見晴台で、ここも迄来たら長官山山頂はもう少しです。

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第二見晴台です。

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第二見晴台から見た直下の風景です。

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チシマクモマグサです。

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八合目、長官山山頂です。この碑は佐上長官登山記念歌碑です。先日、佐上長官の孫にあたる人がこの長官山に登った際にガイドとして渡辺さんが登られたそうです。

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この長官山からの眺望の写真はよくありますね。 この後、避難小屋迄は軽いアップダウンで平坦な山道が続きます。

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さあ、ここからあの頂迄の後半戦が始まります。 

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長官山から少し下った木々の中に利尻岳避難小屋があります。中は見ていませんが、綺麗じゃないとどこかのブログに書いてありました。

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クルマユリです。

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リシリブシ(トリカブトの仲間)です。

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この様に色々な形で崩壊を防止しています。

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九合目から山頂直下迄はかなり崩壊が進んでます。

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九合目に到着しました。トイレブースもあります。

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ここからが正念場!です。

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崩壊がかなり進んでいる危険箇所です。

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ガレた箇所もありますが、ここを最後に以降はザレていきます。

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頂上迄に急斜面のザレ場で滑ったり、踏み込むと沈み込んだりととても登りにくい場所がいくつかあります。

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お花が帯状に自生しています。

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崩壊地です。

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ちなみにここに見えているのは頂上ではありません。

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沓形登山口との分岐です。

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ここからこの写真に見えている上部迄が崩壊している為に最も歩きにくい箇所です。

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この間のザレ場を登ってきました。写真で見るより歩きにくく、危険でした。ロープも何もないので何か掴むロープがあった方がいいですね。

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ザレ場を過ぎるとようやく山頂が現れます。

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あと、ふた登りです。

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タカネナデシコ

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山頂の社が見えてきました。

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大した事はありませんが、 最後の登りは岩場で注意が必要ですね。

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ローソク岩が聳え立っています。

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利尻山登頂しました。山頂の社です。

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南峰です。崩落が激しく危険なのでお勧めしません。

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西ノ大空沢でしょうか?

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海の大漁、安全祈願の為、船のスクリューが社にたくさん取り付けられています。さすが、利尻山ですね。

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沓形稜です。こちらのコースの方が短時間で登れる様です。

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何とか晴れてくれました。

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山頂近くも崩落しています。

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鴛泊港側です。

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ミヤマアズマギク

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下山開始、本日もレラモシリ泊なので登山口に迎えに来てもらいます。

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そして翌日、朝一番のハートランドフェリーで稚内へ向かいます。

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鴛泊港のペシ岬です。10分くらいで登れる様です。

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鴛泊港の出港を大漁旗でお見送りです。

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残念ながら利尻島と礼文島の全景は見れませんでした。

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登頂日:2011年8月9日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴れ  標高:1,721m
標高差1,499m コースタイム: 7時間30分(コミコミタイム)
コース: 野営場→長官山→利尻山避難小屋→利尻岳(下山も同一ピストン)

北海道百名山登山第七座目


2011,08,07北海道・後方羊蹄山

2011年10月02日 | 009.後方羊蹄山 010.岩木山

北海道百名山登山、第六座目、後方羊蹄山です。

昨日の深夜に到着、仮眠をとってスタートします。北海道に来てから早朝の4:30のスタートが多くなりました。1日コースはともかく、半日コースでも午後を観光や移動に当てる為に早くスタートします。

この後方羊蹄山には今回の倶知安(比羅夫)コースの他、真狩コース、喜茂別コース、京極コースなど全部で四つのコースがあります。

登山口は野営場となっており、約20台位の駐車スペース、トイレ、水場などがあります。

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登山口になります。入山届もここで書きます。

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最初は静かな針葉樹林系の林の中を進みます。 石も転がっていないふかふかな土の上を歩きます。

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ほどなくすると、落葉樹系の明るい林に変わります。

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午前5時を回りました。 夜が明けて雲も取れ始めました。

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二合目を越えたあたりより、少しずつ傾斜がきつくなってきます。 この二合目の手前にはどうやら風穴がある様で、登山客以外にもハイキング姿でこの二合目迄は上がって来ます。

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この山は?

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三合目を通過します。尾根道を上がって行きます。

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三合目を過ぎると雲を抜けました。

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四合目を通過。

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ダケカンバの林を通過します。

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五合目を通過。

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この山はスキーで有名なニセコアンヌプリでしょうか?

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六合目を通過します。

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七合目を越えると急登となります。

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つづら折の登山道です。

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八合目を通過します。

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つづら折の登山道です。

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九合目の分岐点に到着しました。ここで山頂方面と避難小屋方面に分かれます。

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視界が開けてきました。気が付けば北海道の雄大な青空が広がっていました。

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この上が十合目なのでしょうか? 九合目も過ぎて佳境を迎えています。

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登り切るとケルンある分岐に到着しました。

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目の前にお釜があります。お釜には父釜と母釜があり、ここは小さい母釜側です。但し、お釜と言っても水ははありませんよ。

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ようやく火口の縁に到着しました。 火口の周囲は約2kmで一周約2時間かかるそうです。岩場があるので注意が必要です。

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記念写真を一枚。人と出会わないのでこれもセルフタイマーで撮りました。

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これから北山を経由して最高点迄のお鉢を巡ります。この羊蹄山はご来光を見る為に夜登る人もいるらしい。

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ケルンのある分岐点に到着しました。

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山頂から離れた火口の縁に一等三角点の標柱があります。三角点の向こうが山頂です。

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羊蹄山の山頂が近づいてきましたよ。

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もう少しで登頂です。

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後方羊蹄山、頂きました。

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今、来た道(お鉢)です。

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火口の底まで約200mの標高差がある様です。

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喜茂別コースとの合流点です。

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これは洞爺湖ですよね?

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羊蹄山の花々です。

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木々の間にエゾリスの尻尾が写っているのがわかりますか?

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登山口に戻って来ました。

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戻った時には既に駐車場も満杯でした。

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これで前半戦の六座が終了しました。明日、レンタカーを一旦返却して飛行機で新千歳より利尻島へ向かいます。

登頂日:2011年8月7日  形態:日帰り  メンバー: 単独  天候: 晴れ  標高:1,898m
標高差:1,273m コースタイム: 8時間30分(休憩、食事全てコミコミタイム)
コース: 羊蹄山登山口→二合目→六合目→九合目→後方羊蹄山(下山も同一ピストン)

北海道百名山登山第六座目