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2015,10,09 西丹沢 檜洞丸 紅葉の登山 最新情報!

2015年10月16日 | 24.関東/丹沢 檜洞丸

10月9日、ずっと晴れの日が続いているので、西丹沢・檜洞丸へ登って来ました。

5月末に膝を痛めて以来、8月に入笠山、9月に大雪山・旭岳の軽い山は登って来ましたが、

コースタイム5時間を越える本格的な登山は初めてです。

今年四回目の登山、檜洞丸へも8年振りのニ回目の登山となりました。

西丹沢でも山頂は既に紅葉が始まっていました。

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前日、突然決めて西丹沢の西丹沢自然教室へ。

今日はゴーラ沢出合経由で登り、犬越路経由で用木沢出合に降りて来る予定です。

この辺りはまだ紅葉は始まっていない様です。

準備をして舗装路の林道歩きからスタート。

舗装路の林道を歩いてキャンプ場のカンバンを過ぎるとゴーラ沢へのルートと道標が出て来ます

舗装路は更に奥に行くと、今日戻って来る用木沢出合があります。

最初は枯れ沢を通る急登となっています。

まずはゴーラ沢まで約1時間弱の道のりです。

急登を登り切るとブナの落葉樹林帯を巻いていきます。

落葉樹林帯なので、ドングリたちが落ちていました。

時期がもう少し遅くなると柔らかい落ち葉の絨毯の上が歩けそうですね。

1時間かからずにゴーラ沢出合に到着しました。

目の前の川とその支流の2回渡らなければなりません。

ここは以前は簡易の橋の様なものがあったのですが、何度も流されてしまってありません。

今は飛び石を利用して渡ります。

雨天時は増水する可能性がありますのでご注意を!

下の写真の中心より若干右側の紅葉している木の当たりに登山道があります。

渡っている様子です。

水量が少ないので安心です。

前回はもっと水量もあったし川幅もありましたね。

二回渡り、対岸へ到着。

ここからまた、急登が始まります。

ここからまた、急登、クサリ場と痩せ尾根が出て来ます。

ここは つづじ新道 と言うようです。

以前、登った時はこの山道の途中からガスってきて何も見えず、登るにつれ雨が降り出しました。

雨の中、立って休憩し、立って食事をしていました。

降りてみたら、ガスっていたのは山の上だけでした。

そんな記憶があります。

今回はリハビリ登山なので、スピードも出せませんし、無理もしない様にしています。

なので、数組の登山者に抜かされていきます。

チクショーッ! 普段ならあり得ない。。。

一つ目のベンチに到着。

しかし、先はまだ長いので休憩せずに通過。

ガレ場や

痩せ尾根を通過して

二つ目のベンチに到着しました。

先程、抜かれた2人組がベンチで休んでいました。

そのベンチの目の前には。。。

目の前の木々の間から富士山が見えていました。

ちょっと霞んでますかね。

この西丹沢は山道に杉林がほとんどなく、

紅葉の時期や新緑の時期の山登りがオススメです。

クサリとばしご場もありますが気をつけて登れば問題なし

木々の間から西丹沢の山々が広がっています。

ようやく次の展望園地(展望台)に到着しました。

この辺りからはご覧のように紅葉が始まってました。

急登で高度を稼いで稜線上に出たので、ここまで来ると眺望と明るさが変わりました。

稜線上に出ると階段、木道が始まります。

既にスタートから3時間近くが経過しているので、

睡眠不足と久々の長時間の登山でヘロヘロ状態でした。

本当ならこのあたりから山頂にかけて楽しい木道歩きとなるはずでしたが(前回はそうだった)、

とうとう足が動かなくなってきた。

見下ろすと紅葉が見事です。

階段が続きます。

既に体力が無くなっているので、階段でもつくらなってきました。

紅葉が鮮やかです。

この辺りからは傾斜も緩やかになってきています。

昔、気に入っていた木道です。

雰囲気が全然違います。

前回登ったのは9月だったので、まだ紅葉前でした。

太陽電池を過ぎるともう少し。

階段は山頂へ続きます。

後ろを振り返るとそこには絶景がありました

ここまで来ると最後のひと登り。

今日は青空が映えてます!

檜洞丸、標高1,601m登頂です。

前回はガスっていた古い記憶だけだったので昔の記憶と今回の風景がまるで違います。

ベンチでゆっくり食事を採ってから下る準備をします。

山頂に到着した時には単独の方が一人だけでしたが、

その後、数人の単独登山者、数組のグループが山頂へ上がって来ました。

さあ、下山開始です!

今日は犬越路経由で下山します。

最初は木の階段ですが、急な山道が下まで続いています。

途中からクサリ、ハシゴ、階段が出て来ます。

最初はゆるやかで紅葉時期は楽しい山歩きなのです。

ほどなくすると最初のベンチが現れます。

色づいた木をの横を通り過ぎます。

細い山道もあるので注意して通過します。

遠くに河原が見えています。

途中から登り以上に急な斜面を下って行きます。

以前もこのルートで降りているのですが、厳しかった記憶は特にありませんでした。

しかし、今回下って見るとかなり斜度がきついルートです。

このルートの下山は注意して降りましょう。

はしご場

急なクサリ場もいくつか続きます。

こんなに急でした!?

後方には今下ってきた山が壁のように聳え立っています。

ここは本当に急ですね。

この後もまだ急斜面の下りが続き、

徐々に緩やかな斜面に変わっていきます。

ここまで来るともうすぐ犬越路避難小屋です!

犬越路前のベンチの手前のすすきの穂が秋を感じさせます。

犬越路避難小屋前のベンチに到着。

やれやれと言う感じですかね。

先程抜かされたおばさんが休憩を取ってらっしゃいましたが、

お主の顔を見た途端、出発してしまいました。

抜かれるのが嫌そうに見えました。

今日は抜かしませんよ。

犬越路避難小屋です。

写真の通り、八畳ほどの板張りに土間にはテーブルがあります。

トイレは建物内にありますが、登山者に使い勝手が良いように入り口は外に設置されています。

以前から一度泊まって見たい避難小屋です。

犬越路をあとにして用木沢出合を目指します。

最初は涸れ沢、途中は落ち葉の山道を歩き、その後また沢の縁を歩きます。

最初は足場が悪いので要注意。

クサリ場もありました。

石ころのない山道を通ります。

まだ時期は早いですが、

落ち葉の上を歩くのは柔らかくて心地良いですよ。

また沢の縁を歩きます。

ここから下はある程度橋が整備されています。

本当の河原を歩くところもあります。

最後に長くて高い橋を越えるともうすぐ用木沢出合に到着します。

用木沢出合に到着しました。

ここからまた、舗装路で西丹沢自然教室まで歩いて戻ります。

所要時間は20分前後。

久しぶりの西丹沢、檜洞丸登山でした。

前から気になっていた山にようやく登る事が出来ました。

青空と紅葉を堪能した秋の一日でした。

膝もまずまず

久々に疲れた。。。

登頂日:2015年10月9日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴天  標高:1,601m 標高差約1,060m  距離: 約14.0km コースタイム: 7時間45分(コミコミタイム)
コース: 西丹沢自然教室⇒ゴーラ沢出合⇒檜洞丸山頂⇒犬越路避難小屋⇒用木沢出合⇒西丹沢自然教室