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2011,08,05北海道・幌尻岳 - 前半・渡渉編 - 

2011年09月25日 | 007.十勝岳 008.幌尻岳

午前3時。

真夜中の林道を一台のマイクロバスが駐車場(第一ゲート)に向かって走ります。

8月5日北海道百名山登山第五座目、幌尻岳登山。いよいよ北海道登山の佳境を迎えました。

2時過ぎにとよぬかに到着し、暗い中、準備を整えてマイクロに乗り込みます。本日の3時発のマイクロには5名が乗り込みました。

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午前4時第一ゲート到着。ずっと寝ていたので、どの様な風景だったかはわかりません。ここはただの広場ですが、トイレ、入山届ボックス、ビバーク小屋があります。

以前はここまでマイカーで入れたのですが、現在は乗り入れ、野営も禁止でとよぬか山荘から出発するシャトルバスに予約して乗らないとこの第一ゲートまで入れなくなりました。

とよぬかから約21.6kmあり、片道約1時間、料金は往復で¥3,500となってます。7-8月期の出発時間は3時、7時、10時、12時の4便となっています。

2013年度のシャトルバス利用についてはこちら

平取町オフィシャルホームページ

http://www2.town.biratori.hokkaido.jp/biratori/shisetsu/shi_spot01.html#spot02

シャトルバス利用PDF

http://www2.town.biratori.hokkaido.jp/biratori/shisetsu/image/spot/climb_02.pdf

 

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広場から林道へ向かい、長い林道歩きのスタートです。いや、幌尻岳登山のスタートです。既に明けているのでライトは使いませんでした。

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駐車場近くの林道です。まさか帰りのこの林道があんなに凄いとは。。。

(答えは後半にあります)

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この林道のスタートはかなり高いところにある様です。これは当然、額平川ですよね!?

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もし、夜明け前だったらいやですね。

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奥幌尻橋です。この橋を過ぎるとゲート間近です。

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ゲートに到着しました。だいたい35分くらいです。

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マイクロで同乗したグループは後を歩いています。前には若い単独者がいます。

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夏の朝、今日も暑くなりそうです。

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突然、何でこんなところに!?というところに日高山脈襟裳国定公園の標が現れます。ここまでで林道の半分位との事です。

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小さな滝がちらほら出てきます。

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滝の水量が少ないので川の水量も少なそうですね。

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北電の取水施設の建物を通過します。ここまでマイクロで入れて欲しいですね。マイクロの運転手から聞いたのですが、取水ゲート迄マイクロを入れるにはこの林道を整備しなければならず、特に崖崩れ対策に莫大な費用がかかるとかで実現出来ていないとの事。

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駐車場(仮ゲート)から約1時間50分位で北電の取水施設に到着しました。

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ちょっとここで休憩したいところですが通過して先を急ぎます。

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幌尻山荘を示す小さな案内があります。ここから先は川沿いを歩く事になり、渡渉が近づいている事を予感させます。

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強い陽射しが差し込み始めました。

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赤布を目印に川の脇を進んで行きます。

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今日は水量もご覧の通り少ないですね。

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ここはロープが張ってあります。

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ここはクサリ場です。ロープやクサリ場が現れると最初の渡渉点はもうすぐです。と言っても取水施設から渡渉点迄はいくらもありません。

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一度、山道に戻り巻き道を歩き、次に川と合流する場所が最初の渡渉点となります。

(この後、渡渉地点の写真を通過順にアップしますが、渡渉年月日、渡渉場所、渡渉のカウント、エスケープルート使用などにより渡渉回数が若干異なるものと思われます。あくまで参考ですが、渡渉箇所に番号を付けてみました。)

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第一渡渉点に到着しました。いよいよ渡渉が始まります。

バスの同乗者が先に一人いました。ここはまっすぐに突っ切って渡渉をするところですが(多分、今日の水量はものすごく少ないのでしょう)川に入らなくても渡れる水量の様です。

上流に向かって左手に流木を使った増水時エスケープルートが出来ている様で、幌尻山荘からの下山してくる昔の乙女達のグループと出会いました。 みなさんはシューズに藁を巻いていらっしゃいました。

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①回目                            

どちらにせよ、ここでシューズを履き替えます。

北海道登山の数日前、何かいい渡渉用のシューズが無いかと探したら、好日山荘に最近Keenから出た渓流用のシューズがありました。買おうかどうしようかさんざん迷った挙句、どうせ一回きりしか使わないしと買うのを止めて持っていた水陸両用シューズで行くことにしました。これはランニング用で渡渉には心許無いですが、これに靴下を履いて行くことにしました。別になければランニングシューズなどでもOKだと思いますが、間違ってもクロックスなどでは行かないでくださいね。

KEEN Gorege Boots

本格的なカヤッキングから、アウトドアフィールド、フィッシングでも活躍するジョージブーツ。ミッドソール側面の防滑性まで考慮されたラップドアウトソールデザイン&ラグパターンは水中でも高い防滑性を発揮。そのままトレイルランニングにも使用可能。足裏形状に合わせて立体成型された取り外し可能なフットベッドは、ライニングと同じく、洗っても落ちにくいAEGIS抗菌防臭加工が施されている。耐摩耗性に優れたシンセティックレザーと3mmのネオプレーン素材のアッパー。足型形状に合わせた、サポート性に優れるストラップデザイン。

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興味があれば。。。

 

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②回目

渡渉点は人により10数箇所とか20数箇所とかいろいろ言います。記憶を頼りに言う人や渡り方によっても数も変わりますし、豪雨の前と後では状況も一変します。また、陸地を登るより水の中の方がはるかに楽なところもあります。

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川の中は赤布が頼りです。この目印を頼り見失わない様に渡渉を進めます。

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川の中はどこも藻によりツルツル(ヌルヌル)ですので、滑ってバランスを崩さない様に気を付けて下さい。色々なブログを見てもあまり川の中がツルツルとはほとんど書いてないんですよね。晴れていたせいもあってかそれほど水は冷たくは感じませんでした。

ストックが効果的です。カメラも携帯も落としたらアウトです。

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③回目

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③の下(手前2)

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③の下(手前1)

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④回目 

幌尻山荘より下山してくるグループと出会いました。

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⑤回目

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⑤の向こう側(うら) 前の写真の人がいる辺り

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⑤の先 

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⑥回目

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⑦回目

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⑧回目

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⑧のあと

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⑨回目 

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⑩の前          

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⑩回目

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⑩の先 

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⑪回目

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赤布がそれなりに付いてますので目印になります。

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⑫回目

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⑫回目

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⑬回目

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⑭回目

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⑮回目

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⑮回目

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こんな感じで渡渉してました。

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⑯回目

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⑰回目

巻き道です。

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林の向こうにとうとう幌尻山荘が見えて来ました。

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⑱回目ラスト

渡渉も最後となると名残り惜しいですね。

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⑱回目ラスト 

幌尻山荘に到着しました。

今回の渡渉ですが、天気に恵まれ雨も降らず、かなり水量の少ない時に渡渉が出来ました。ソックス丈の20cm前後のところが多く、深いところでも膝丈の50cm位でした。

今回は最も水量の少ない状態であり、常にこの状態であると考えないで下さい。多い時は腰丈まであるといいます。

天候にはくれぐれも注意し、水量が増加した際は無理せずに勇気ある撤退、停滞をして下さい。その為の予備日を取る事も忘れずに!

とよぬかなどでは何方かが作成した各ポイント毎に水量を測る目安岩を記した資料がある様です。

全ての川の中、濡れた岩は滑ると考えて下さい。川の中は石の表面を覆った藻でツルツルですよ。シューズは沢登り用のフエルト底など苔や藻に強いシューズがお勧めです。転倒時のザックの防水対策(含むカメラ、携帯)も忘れずに!

また、帰りの林道はアブの大群に襲われます。止まると刺されるので渡渉終わった後に一休みと考えていましたが、アブに囲まれてとても一休みが出来る状態ではなく、結局一休みも出来ずにぶっ通しで仮ゲートまでノンストップで歩き続けることになりました。

効くかどうかわかりませんが、虫除けスプレーと腕に付けるベープマットがあったと思います。アブに襲われたくなければ是非、お試しを!

幌尻登山用の特別装備としては、

*渡渉用シューズ(沢登り用のフェルト底のシューズなどがお勧め)

*防水バック(貴重品、電話など電子機器、シュラフ、着替え、登山シューズなど防水が必要です、最悪は二重のゴミ袋などでもいいと思います。無いよりマシ)

*虫除けスプレー、虫除け機器など(林道のアブの大群対策)

*脚力の弱い方はストックの使用をお勧めします

などが上げられますよ。

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この後、シューズとソックスを山用に履き替え、アタックザックに換えて幌尻岳を目指します。一応、幌尻の予約はしてあるのですが、本日も一杯らしいので出来れば泊まりたくありません。水量が少ない今日中に下りの渡渉をしてしまいたいですね。

2011,08,05北海道・幌尻岳 - 後半・登山編 -はこちら 

http://yama-umi.blogzine.jp/blog/cat12043758/

登頂日:2011年8月5日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴れ  標高:2,052m
標高差:1,552m コースタイム: 14時間13分(全てコミコミタイム)
コース: 第一ゲート→取水施設→幌尻山荘→幌尻岳(下山も同一ピストン)

北海道百名山登山第五座目, 日本百名山第92座目

 

 


2011,08,05北海道・幌尻岳 - 後半・登山編 - 

2011年09月24日 | 007.十勝岳 008.幌尻岳

幌尻山荘に到着。

昨日泊まっていた登山客の姿も既になく、渡渉の時と違ってすごく静かでゆったりとした朝の時間が流れています。

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アタックザックに必要なものを詰め込み、背負ってきたザックを置いていきます。濡れた靴下とシューズを履き替え、朝ごはんを詰め込みそうそうにスタートします。仮ゲートをスタートしてから既に4時間が経過しています。一応、アタックザックにもベアベルも付けてますよ。

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スタートの取り付き部分は こんな感じです。結構、急登ですね。

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明るい針葉樹系、トドマツの林の中を登って行きます。

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だんだんとダケカンバがふえてきます。

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何かの頂上が見えてきますが、これは稜線上のピークです。

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北戸蔦別山、戸蔦別山が見えてきます。

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このピークを目指して進みます。

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水場、命の水です。ここから踏み跡をたどったところに湧き水があるらしい。涸れないのかな?

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北戸蔦別岳です。ここも縦走が出来ますよ。

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命の水を過ぎた頃より低背のハイマツなどが増えてきて視界が広がってきます。

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次は右側のピークを目指して稜線上を進みます。 

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上から見ても結構、急斜面を上がって来ていますね。

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カールを抱いた幌尻岳です。回り込んで山頂を目指します。

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花の種類が多いですね。

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幌尻岳山頂が望遠で寄れる様になりました。

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サツキ、ツツジ系でしょうか?

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中腹の山道にはお花畑が広がっていますよ。

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この頃より高層の雲が多くなって来ました。

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色とりどりのお花畑の脇を通過します。

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いくつものピークを越えてきます。

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山頂が近づいてきました。山頂に人がたくさんいるもの確認出来ます。

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あと一息です。

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幌尻岳登頂! 第92座目頂きました。

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団体客がいましたが、すぐに降りてきました。結局、また誰もいません。北海道の山の山頂にはあまり人がいませんね。

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また、この稜線を下っていきます。時間があるのなら七つ沼を見ながら戸蔦別岳を経由して幌尻山荘に下りたいですね。

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いろいろな花が咲いてます。

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振内コースと新冠コースの分岐です。

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風車の様です。

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この後、幌尻山荘に到着、ザックを換えて渡渉準備をします。この頃には既にたくさん登山客が上がって来ていて幌尻山荘は賑わっています。

登山客数名と言葉を交わします。昨日、とよぬかで話をした方とも話しました。『やっぱり幌尻山荘には泊まりたくないので、今から降りてシャトルバス乗り場のビバーク小屋に泊まります』と話すと『へぇー、今から降りるの?確かに幌尻山荘はいっぱいだからそっちの方が環境がいいかもね。』これから渡渉と林道歩きで4時間以上かかります。

渡渉中は幌尻山荘に泊まる為に上がってくるグループとすれ違います。渡渉も終わり、林道歩きを開始すると物凄いアブの大群に襲われます。物凄い数でブンブンと周りを飛び回り、隙があれば『チクッ』と刺します。ウザイので足を止める事は出来ません。凄し! 渡渉の後、休憩も出来ずに約2時間歩き続ける事となります。(前篇の答えです)

ようやくシャトルバス乗り場に到着しました。アブを振り切り待合所に飛び込みます。本当ですよ。

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仮ゲート、シャトルバス待合所に到着しました。 普通の広場に待合所、ビバーク小屋、トイレがあります。

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シャトルバス待合所、ビバーク小屋です。

今日の幌尻山荘も満員だし、明日の天候もわからないので水量の少ない今日中に渡渉しておきたかったこともあり、ビバーク小屋ある仮ゲートまでに降りてきました。

既に本日のバスはないので今日はここに宿泊します。どうせバスに乗ったとしてもレンタカーでの車中となるので、今日はここでゆっくりして行こうと思います。小屋は約8-10畳ほどの広さで、中は薄手の化繊のカーペットが敷かれていて綺麗です。今日はこの小屋を独り占めです。ここなら一人で広くぐっすり寝られるでしょう。

もし、とよぬかまで当日の日帰りをしたいのであれば、写真はほとほどに先を急いでくださいね。2011年8月現在、第一ゲート発とよぬか山荘行きの最終バスは17時なので、正味13時間で林道歩き、渡渉、登山、食事をして戻ってこなければなりません。お主は急いでなくて14時間かかっていますので何とかなると思います。ただし、本日レベルの水量であればですが。。。

この後、ビバーク小屋に入った後、雨が降り出しました。ゆっくりご飯を食べ、朝までぐっすり寝ることが出来ました。 翌日の4時のバスでとよぬかへ戻りました。

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日高の山の中から日高の海へ出て来ました。

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このあたりはサラブレッドの牧場だらけです。

 

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海霧が出て来ました。

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襟裳岬に到着しました。

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アザラシで有名らしいのですが、結局、海霧が晴れる事はありませんでした。

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海霧が切れた束の間の風景です。

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街中もこんな感じです。

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この後、日帰り温泉・とねっこの湯に入って、苫小牧、新千歳を目指します。明日は後方羊蹄山です。

2011,08,05北海道・幌尻岳 - 前半・渡渉編 -はこちら

http://blog.goo.ne.jp/tis0728/d/20110919

登頂日:2011年8月5日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴れ  標高:2,052m
標高差:1,552m コースタイム: 14時間13分(全てコミコミタイム)
コース: 第一ゲート→取水施設→幌尻山荘→幌尻岳(下山も同一ピストン)

北海道百名山登山第五座目

 


2011,08,01北海道・十勝岳

2011年09月04日 | 007.十勝岳 008.幌尻岳

北海道百名山登山三日目、第二座目、十勝岳。

この山もかなり活発な火山で1900年初めより噴火を繰り返している様です。

十勝岳の直登コースはこの望岳台からのコースと反対の東南側にも一本あります。あとは美瑛岳、上ホロカメットク山を経由しての縦走登山となります。

そして望岳台コースの登りは雄大な富良野をバックに登って行く事となります。

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望岳台には数十台が駐車出来るスペースとレストハウス、トイレ、自販機などがあり、昼間は普通の観光客なども訪れて広大な十勝岳と富良野を満喫しています。

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朝早く、まだガスが抜けていない5時過ぎよりスタートします。

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何組かのグループや単独登山の方々もちょっと前にスタートしています。追いついてしまって抜かしにかかります。

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イワギキョウ

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だんだん雲が取れ始めましたが、下界はまだ雲の下。雲の下に富良野の町が広がっています。

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三段山、十勝岳温泉方面です。大雪山同様とても雄大な山ですね。

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雲の平分岐です。ここで十勝岳方面と美瑛岳方面に分かれます。

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分岐を十勝岳方面登って行くと避難小屋が見えてきます。

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十勝岳避難小屋です。以前、古い避難小屋があったらしいのですが、一時取り壊されて無かった時代があった様です。2008年に新しい小屋が出来ました。

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しっかりした小屋で縦走などで泊まるには十分ですね。

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イワブクロです。

避難小屋を過ぎると左側に直角にコースを誘導されます。沢を越えた辺りから岩も多くなり、少しガレて急登が始まります。

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ペンキの指示に従って登って行きます。

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雄大なだけに山道がちょっと単調で面白くないかもしれません。

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以前、ここから噴煙が上がっていた様ですが、今は上がっていません。

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前に先行している人がいます。火口跡までもうすこしです。

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火口跡迄上がって来ました。ケルンとも言えないような道標です。ガスったら間違いなく迷いそうな広いルートです。

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彼方に十勝岳の頂が見えてきました。距離も標高もまだまだです。一時間では到着出来そうもありません。以前出来た噴火口の縁の部分を歩いている様です。

また、このあたりは自生している植物はほとんどなく、遮るものが一切何もありませんので、天候が急変したり雲がかかったりした時は無理しない方が無難ですね。

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いろいろな年代の火口がある様です。これは昭和噴火口です。

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砂礫は固めでそれほどザレていないので歩きやすいですが、どこかの惑星に降り立った様なちょっと不思議な感覚です。

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泥流が流れた後がくっきりしています。

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本峰下迄来ました。ガレた最後の急登です。

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本邦急登途中からの風景ですが、ガスが出始めています。

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とうとう山頂が見えてきました。

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十勝岳登頂!

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十勝岳頂きました。第89座目の登頂となります。

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美瑛岳方面です。

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上ホロカメットク山方面です。

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火口から噴煙が上がっています。

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休憩後、下山を開始します。今日はピストンなのできた道を戻ります。

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かなりガスってきました。ここは一本道なので、トレースを外さないよう心がけなればいけません。

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急登場所からは富良野の広大な土地に向って下りて行きます。避難小屋を過ぎるとようやく望岳台が見えてきます。

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目の前には富良野大地が広がっています。

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望岳台に到着しました。観光客の車もかなり多いですね。

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観光客の車もかなり多いですね。登山道まで入り込んで望岳台と刻まれたケルンで写真を撮ったり、花ながめたりしています。

ダイナミックで雄大なロケーションをもつ十勝岳も何とか晴れ間の間に頂に上がる事が出来ました。

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吹上温泉、吹上露天の湯です。

『北の国から』のロケにも使われたところです。お主が入る前に外人を含む数名の若い女性たちが露天風呂を見学に来ていました。その前だったら恥ずかしいですね。

地元の方を含めて二名の先客がいました。上のお湯はすごく熱くて三分と入ってられませんでした。ちょっと注意です。*この露天の湯の写真は名湯・秘湯・立ち寄り湯500からお借りしました。

今日の午後は、明日のトムラウシ山日帰り登山に挑む為、帯広に移動します。

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<aimg title="Rimg0240" width="400" height="300" alt="Rimg0240" src="http://yama-umi.blogzine.jp/blog/images/2011/09/04/rimg0240.jpg" border="0"></aimg>

中富良野にあるポプラファームで『サンタのヒゲ』を食べてきました。メロンの甘さもソフトに負けてませんよ。ちょっとお高いですが、また食べたいですね。赤肉のメロンが終わると普通のメロンに変わるそうです。

ポプラファーム:  http://www8.ocn.ne.jp/~popura/

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帯広と言えば豚丼、豚丼と言えば『ぱんちょう』なのですが、この日、ぱんちょうは何と定休日でした。どうしても豚丼が食べたくて、駅ビルにある『ぶたはげ』の豚丼を食べました。甘辛のタレも追加できるし、胡椒をかけるとまた別の風味が出ておいしく食べさせて頂きましたよ。

豚丼の店:  http://www2s.biglobe.ne.jp/~n_kawa/butadon/butadon.htm

メロンも豚丼もご馳走様でした。

何かグルメブログになってきましたね。これじゃあ痩せないですね!

登頂日:2011年8月1日  形態:日帰り メンバー: 単独  天候: 晴れ 標高:2,077m
標高差:1,147m コースタイム:5時間45分(コミコミタイム)
コース: 望岳台→雲の平分岐→十勝岳(下山は同一ピストン)

北海道百名山登山第二座目