めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

処暑の心得

2007-08-23 | 二十四節気
今日からは「処暑」と言う時節になります

「処」には「終わる」と言う意味があり、暑さももうすぐに終わりますよ~と言う事です。

とは言え、今日以降も暑い日があり「あと18日は汗をかく」そうですが、それでも「その暑さは所詮夏の暑さには及ばない」と。 ふぅ~ やっとだ



この時期の自然界の様子は、「鷹が狩をして沢山の鳥を蓄える→天地の気が静寂をおびる→穀類が熟す」と言う風に移り変わっていきます。

「熱」→「涼」へと移り変わるなか、自然界の陽気は外へ発散していたものが収まり始め、人体内の陰陽の気の盛衰もこれに伴い変わります。

この流れに合わせて生活のリズムも調整する必要があり、先ず一番重要なのが「睡眠」で、秋に十分な睡眠時間をとることが「養生のポイント」でもあります。


そしてこの時期に食べたい食材には、白木耳、百合根、蓮の実、蜂蜜、黄魚(“石もち”と同じニベ科の魚で黄色い。日本の白い“石もち”じゃダメかな?)、干し貝柱、昆布、くらげ、セロリ、ホウレン草、もち米、白胡麻、豆類、牛乳があり、これらは「清熱安神」効果が期待でき、睡眠の質を高める事が出来ます。

精神が落ち着かなくて(脳が休まらなくて、神経が興奮したままで)良く眠れない人には特にオススメ

“ホウレン草の胡麻和え”なんていいですね

私は最近野菜の和え物にセロリの塩もみを加えて食感と僅かな香りを楽しむのを気に入っているので、このまま食べ続けようと思います




今日は朝から雨

久しぶりにヒンヤリした朝を迎えて気分爽快 

昨日暑い中用事を全部済ませておいてよかった~


暑くてジューシーな果物が食べたくなるけど、この時期はやっぱり梨!同じように暑くて咽が渇いても1ヶ月前なら「絶対西瓜!」な気分だったのに。

不思議なものです
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