久しぶりの本降りデー。

 春の訪れなんでしょうね。こんな降り方するの。

 雨上がりの夕闇、空は透明感を持って澄み渡ってました。

 下弦の月も暗い部分も見えるぐらい。

 さて、かなり降った月曜日。

 水曜日はどこで乗れる、か。


 道路の白線とかだけでもかなり遊べます。

 初歩は一本橋。

 線をはみ出さないようにバランスを取りながら走る。

 目線はちょっと先を見た方がバランス取りやすいです。

 慣れてきたらスピードを落としていく。

 マウンテンバイクって低速で走ることが多いので低速バランス練習は実際のライドに必ず役立ちます。

 ステップアップは線を乗り越える。

 線の直角方向から進んで線を踏まないように前タイヤを持ち上げてクリアする。いろいろなスピードでチャレンジするとさらに効果的。

 慣れてきたら後タイヤも浮かす練習を。

 ブレーキを使わず、腰の位置もそのままでグリップの握り上げ操作と後輪荷重を抜くことで後タイヤを上げる練習します。

 薄っぺらい木の板とかを使うとちゃんと浮いているかわかりやすいです。

 次はチックタック。

 一本橋と同じように走って、走りながら前タイヤを持ち上げて線の左右に交互に着地させるテクニック。これも実際のライドでかなり使えるテクニックです。

 こちらも前タイヤができたら後タイヤでもチャレンジ。

 安全な場所で試してみてください。


 僕がマウンテンバイクに乗り始める前にドップリと浸かっていたBMX。

 BMXでバニーホップの練習をするときに段ボール箱やペットボトルを使っていました。

 バニーホップやホッピングは飛び越えるモノがあった方が踏切りのタイミングが取りやすいし、ちゃんと飛び越せているかもわかりやすいです。

 そして段ボール箱やペットボトルなら失敗して踏んづけても大丈夫。

 段ボール箱なら長方形がおすすめです。

 BMXでバニーホップの練習をしていた時は、缶ジュースが24本入っている段ボール箱をよく使っていました。

 まずは寝かせて短い辺を飛び越える練習。それができるようになったら長い辺を飛び越える。

 その次は箱を立てて短い辺の高さを飛び越える練習して、クリアできたら長い辺を飛ぶ。

 飛ぶ距離を伸ばしたいなら箱を2個使って箱の間隔を段々広げていく。

 高さは最終的には箱を縦に2個積み上げた高さはクリアできるようになりました。毎日バカみたいに練習してたな。

 マウンテンバイクでもバニーホップができるようになると乗り方のバリエーションがが広がります。

 2リットルのペットボトルや、これぐらいの大きさの箱からスタートすると感覚がつかみやすいと思います。

 安全な場所でチャレンジしてみてください。


 たとえばこのFOXのリアショック、ストロークを潤滑に行うためのオイルはFLOAT FLUIDという専用のサスペンションフルードを使っているのですが、

 一回のメンテナンスで入れる量は5cc。

 調べたらヤクルトは65cc(ml)、コーヒーフレッシュのスジャータがちょうど5cc(ml)でした。あれぐらいです。

 多いようで少ない。

 ストロークを潤滑にするためにオイルは常にシール類とインナースリーブに被膜を形成し、ストロークするたびに外部に少しずつ排出されます。

 インナースリーブのシットリ感というかオイリーな感じで、あ、まだオイルありそうだって想像はできるのですが、実際にどれぐらい減っているのかは分解しないとわかりません。

 オイルがすっからかんな状態でストロークすると、シール類とインナースリーブの摩擦が増えて動きはもちろん悪くなるし、キズ付きやすくなってそれがエア漏れの原因になったりします。

 なので定期メンテナンスが大切。

 サスペンションフォークも同様で、定期メンテナンスをすることによって気持ちよく使えます。

 このリアショックも外観からではオイリー感はあったのですが分解してみたら中のフルードはほぼなくなっていました。

 リアショックもフォークもメンテナンスしてサクサク動くようになりました。


 クオリティの高い製品をお手頃価格でリリースしているPNWコンポーネント。

 ドロッパーシートポストもインターナルケーブルルートからエクスターナルまでラインナップが豊富です。

 このレイニアはインターナルケーブルルートのモデル。

 125ミリ、150ミリ、170ミリドロップがあり、30.9ミリと31.6ミリのシートポスト径が用意されています。

 ルックスもよくてナイスなシートポストです。26,000円(税込)※リモートレバーは別売です。


 RACE FACEの新作グリップ。

 全体的に細身なのですが両端が28ミリ径、真ん中が30ミリ径と太さが変わります。

 シリコン製のボディは手にしっくりと馴染み、ドライでもウエットでもしっかりとグリップを確保できます。パターンは上部がウエーブで下部はヤスリ目です。

 グリップの端は大きめのツバになっているので小指が起きやすく逃げることがありません。

 両端のロックリングでハンドルバーに固定します。 2,800円(税別)


 人気のMAGURA MT TRAIL SPORT。

 上位モデルに引けを取らない性能。そしてこのレバー形状が絶妙でほんとにいい。

 みなさんもいっちゃいますか!?


 最近のマウンテンバイクは「後ろ乗り」気味にするとバイクの性能が発揮できるといわれることがありますが、僕はそんなでもないと思っています。

 基本は以前からと一緒でボトムブラケットの中心に芯を置く。

 で、バイクのモデルとかにもよるのだけれど、ほんの少し、わずか数センチだけ重心を後ろにするとバイクがさらによく走ってくれたり、カービングの切れがよくなったりします。

 これは後輪荷重とも腰を引くのとも違います。

 それよりかは、サドルを下げて身体の自由度を高めて、車体をしっかり寝かせられたり、縦の動きに対してヒジやヒザがしっかり使えるようにすることの方が重要だと思っています。


 最近のTRANSITIONのフレーム、トップチューブからリアスイングアーム(シートステイ)のこの直線がすごく気に入ってます。

 フレームのサイズが変わってもこの直線ラインはそのまま。

 モデルチェンジするとフォルムが変わってしまうこともあるけれど、このフォルムはしばらく続けてほしいなあ。

 と、山の中でバイクを立てかけてウットリ眺め思う変人。


 絶妙なコーンケーブ(球面)形状が施されているプラットフォームが特徴のCONTACTペダル。

 ピカイチの丈夫さなのにそんなに重くない。

 スタッドの位置や数は簡単に変えられるので好みのペダルに変身できます。

 CONTACTペダルのアルマイト処理は仕上げがとてもキレイで色褪せもしづらいです。そして頑丈。

 マウンテンバイクにとってカラダとコンタクトするハンドル(グリップ)、サドル、ペダルは重要なポイント。その中でもバイクをコントロールするペダルはとても重要なパーツなので、しっかりとしたものを選びましょう。

 CONTACTペダルはトレイルストアおすすめトップ3に入るペダルです。16,000円(税別)