マウンテンバイクを仕事としている、いやそれ以上に、マウンテンバイクが大好きだから、一人でも多くの人にこのすばらしい乗り物のファンになって欲しいと思っています。
 マウンテンバイクの素晴らしさを伝えるのに、言葉や文字や映像だけでは伝わらないものもいっぱいあります。だからなるべく体験してもらいたいと思っています。体験してみて、こんな笑顔が自然とこみあげてきたなら、きっとファンになったんだと思います。そしてファンになるためのお手伝いをしていきたいと思います。
 トレイルストアにあるマウンテンバイクは基本的にどれもお店のまわりで試乗できます(ご相談ください)。ハードテイルとフルサスペンションは乗ってみるとどう違うのか。7万円台のモデルと、上位グレードのものはどう違って、それぞれなにが長所なのか。実際に乗ってみることによって見えてくるものがたくさんあります。百聞は1ライドにしかず。体験は裏切ることはないと思います。試乗はお気軽に声をかけてください!


 そして昨日の日曜日はマーシーのガイドのもと極上トレイルツアーです。天気の影響で開始時間を1時間遅らせてのスタートとなります。かなりの雨が早朝まで降っていたので、去年の6月のツアー同様に、午前中は林道ルートを走りました。実はこの林道ルート、メッチャおもしろいんです。マーシーというとみんなシングルトラックに目が行きがちですが、マーシーの林道、侮れません。いやすごい!。林道と言っても車は入ってこないルートで、道幅はあってもラインは一本でシングルトラックを走っているのと変わりなかったりします。そして去年よりも走りやすくなっていました。ここでもマーシーイズムが炸裂してました。この林道ルート、初級者にもってこいかも。周りの景色も幻想的で、ゆるく下ってきます。それでも標高差は800m近くあるんじゃないかな。登りはクルマなので下り基調なのですが、たっぷり半日のライドとなります。で、わかる人にはわかるアイテムも満載な林道でもあるのでトレイルライドに慣れた人でも楽しく走れます。すごいなあ。
 ランチを挟んでメインディッシュへ。ピークまで行って頂上付近の周回ルートをまず走ります。南アルプスが目前にどーんと見えます。そしてひたすら、下る、下る、曲がる、曲がる、下る、下る、です。標高差1000m。もう、途中から一緒に走っているみなさんの顔つきが変わってきます。笑った状態に固定された顔。ただただ極上を味わえます。
 マーシーの管理するトレイルは、地主さん、自治体の方などとマーシーが協力していい関係を築きながら地域に根付いたトレイルとなっています。そんな極上の場所を末永く走ることができるようにルールを作り、それに基づいてマーシーはガイドを運営しています。ルールを守るだけで、これだけの極上なトレイルでライドできるということは、すばらしいことだと思うし、いつまでもマーシーに協力していきたいとおもいます。
 今回のKさんの格言どおり、「みんなのために」・・・ね。


 16日、17日とお店をお休みして、長野県伊那市でマウンテンバイクガイド兼トレイルビルディングをしているTRAIL CUTTER マーシーのガイドツアーに行ってきました。
 あいにくの天気予報、降水確率80%オーバー。(初の)開催が危ぶまれた2日間でしたが、結局ほぼ予定通りに開催できちゃったもん。晴れオトコとか晴れオンナとかじゃありません。ただただマウンテンバイクに乗りたいという「執念」のなせるワザです(笑)。
 土曜日はトレイルの整備をしました。最初は雨が降っていたので、土をいじるのではなくルート上にある倒木の除去や落ち葉払いをメインに行いました。少数部隊(マーシー含めて5名)だったのですが、いや~、みんな働き者です。KHさんは自分でもみかん山を持っているので山作業が手際よい。Kさんも体力にものを言わせてトーク炸裂しながら手も休めません。結局半日ぐらいで、マーシーが予定していた区間の作業を終えてしまいました。これにはマーシーもビックリ。
 最初はヤブだったルートも、倒木を除去して落ち葉を払っていくと、もう今にでもライドできるようなトレイルが出来上がったように見えます。実際走りたかったもん。でも、マーシーのすごいところはここからさらに刈払機(草刈機)でルート周りの小さな切り株や根っこなど障害物となるようなものをきれいにして、それからもう一度熊手などで払ってからしあげるという、想像を超えた作り込みをしていたんです。だからマーシーの整備しているトレイルは本当にスムーズだし安心して走れる。なんであんなにスムーズなのかは、やっぱり整備を体験しないとわからないかも。それほどすごい「仕事」をマーシーはしていました。脱帽。
 土曜日に整備したルートは、まだ途中がつながっていないらしいのですが、順調に進めば、マーシーの管理するトレイルの中では最長のルートになるそうです。しかも傾斜がやさしくてトレイルライドっぽく気持ちの良いアップダウンがあって・・・・たまりません。
 ということで、みなさんもライドだけじゃなく、トレイル整備も体験するといいですよ。トレイルに愛着が生まれますよ~。マーシーのところではよく整備ボランティア募集しているので、ぜひぜひ体験してみてください!


 昨日は、栃木県にあるツインリンクもてぎに現在作成中のマウンテンバイクコースのチェックに、FRGの店長ズで行ってきました。ツインリンクもてぎといえば、国内唯一のオーバルコースをはじめとするサーキットが中心の施設ですが、キャンプ場やホテルなどを含めて総合的にだれもが楽しめるような場所になっています。プロダウンヒルレーサーの井手川直樹のプロデュースのもとで、この広大なエリアの中にマウンテンバイクコースを作っていることは井出川から聞いていたのですが、やっと基本となるコースが開通したとのことで、さっそくFRG店長ズにコースチェックの依頼がまわってきたのです。
 ツインリンクもてぎ自体は640ヘクタールって言ってたかな、とにかく気の遠くなるほど広大な敷地なのですが、まずはその敷地内の最高峰(といっても250m程度)の山を中心とするエリアに網の目のようにコースが設営されていました。また造成したばかりで、路面も安定していないのですが、ローラーコースターみたいなアップダウンや、チャレンジな登りや下りがあったりと楽しめます。井出川と店長ズで意見交換をしながら、結構がっつり登って、ドヒャ~っと下ってきました。今後はこの基本のコースを幹に枝道を作りこんだり、あらゆるレベルの方が楽しめ、上達できるようなスキルパークなどを作ったりしていけば、楽しい場所になるのは間違いなし。ほかのマウンテンバイクパークにはない、もてぎなりのパークができるような気がします。
 最後に、ホンダが以前ダウンヒルバイクを開発していたときに使っていたテストコースに行きました。ほんとのテストコースはしばらく使っていないためにはしりませんでしたが、その横にある比較的緩いコースを試走、ここはおもしろかった!。登りはちときついですが、1キロぐらいのちょうどいいコースでした。
 ツインリンクもてぎのマウンテンバイクコース、まだ正式オープンは決まっていませんが、次回はお客さんたちと一緒に行きたいです。

 明日6月16日(土)と明後日17日(日)はイベント開催のために臨時休業いたします。ただ、雨天でイベントが中止となった際は営業いたします。営業する場合はホームページのトップページのTWITTER上で発表いたします。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。


 2013モデルといえばやっぱりCTDです。C(CLIMB)、T(TRAIL)、D(DESCENND)の3モードに圧縮側減衰力を切り替えられます。走るシーンによってCTDのポジションを切り替えるとこにより最適の路面追従性、コントロール性、安定感などが得られます。また、FACTORYグレードでは、CTDレバーの下側に黒いダイアルが装備されていて、これはTRAILモードの時に3段階の圧縮側減衰力を切り替えることができます。ということは、全部で5通りのモードが選べるということ。実際に使ってみて、その違いをお伝えできればと思っています。発病。

6月14日(木)は、都合により臨時休業させていただきます。申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。


 来ちゃいました。ついに来ちゃいましたよ~。パッと見の外見だけだと「2012モデルとどこが違うんだ?」なのですが、中身はまるっきり別物です。ここがFOXのすごいところだと思います。外見など、突き詰めて作られたすばらしいデザインは必要がなければ変更することなく(必要があれば変更されますが)、常に先進的に進化している中身。そして2013モデルはどかんと変えてきました。
 まずはトレイルストアでも一番人気な2モデル、32 FLOAT 15QRと32 TALAS 15QRが来ました。両方ともFOXのトップグレードのFACTORYモデル。FLOATはホワイト、TALASはブラックとなります。


 早い!、ついに、ついに来ます、みんな大好きなFOXのフォークの2013モデルです。CTDという新機能をひっさげて、さらなる革新を遂げた「魔物」たち。楽しみですね~。
 国内代理店のマムアンドポップスさんのブログに価格も公開されていますが・・・・や、ヤバい。やってくれました。メッチャナイスなプライスです。実物写真は明日のブログかな。いや~、楽しみだ。


 ダウンヒルだけじゃなく、トレイルライドでも使えると評判の薄型ボディアーマー、トロイリーのBP5850のSとMサイズが再入荷しました。着用率が増えたネックブレースとの相性もよいのもウケている理由です。
 薄手なので、ジャージーの下に着用しても、ごっつい!にならないのがいいです。薄型ながらも、脊椎、胸、肩、上腕など要所要所にショック・ドクターという衝撃緩和素材を装備しています。衝撃緩和パッドは取り外すことができるので、洗濯のときに便利です。
 Tシャツのようにぱっと被って装着します。人気のため欠品していましたが、SとMサイズが再入荷しました。13,125円


 ついにやってきました。FOXの可変シートポスト、D.O.S.Sでドス。フォークもリアショックも変革する2013年モデルにあわせて、同じコンセプトのもとにリリースされました。2013年のFOXのキーワードはCTD(CLIBM,TRAIL,DESCEND)。それぞれのモードに切り替えることによって最適なサスペンションのセッティングでライドすることができます。このシートポストもシートの高さを変えることにより、CLIMB(登り)、TRAIL(アップダウンのある通常のトレイルライド)、DESCEND(下り)のあらゆるシーンで最適の体重移動、フォームを得ることができるようになります。
 ワダ的に、このD.O.S.S.の優れていると思った点は、
1 シートを固定するヤグラが頑強にできていて、しかも角度の微調整ができること。
2 フレームのシートチューブに挿入するアウター側のシートポストの長さが163mmと短めで、最近多い途中で曲がったシートチューブでも深くまで入れられること。
3 エア圧で、シートポストが伸びる時のスピードが変えられること。
4 リモートレバーが操作しやすく、よく考えられている。
です。
可変幅は、100mmと125mmの2モデルが用意されています。それぞれ、最長CLIMBモード(100か125mm)- TRAILモードの40mmダウン - 最短DESCENDモード(100か125mmダウン)の3ポジションを選択できます。
 手元のリモートレバーには2つのレバーが装備されていて、黒くて短いレバーを押しながらシートに体重をかけていくとTRAILモードにセットでき、シルバーの長いレバーを押しながらシートに体重をかけていくとDESCENDモードにセットできます。
 リモートレバーの位置も、左右はもちろん、細かく位置変更できるようになっています。
 シートポストサイズは、30.0mmと31.6mm。重量は508g(100mmモデル、31.6mmシートポスト径、実測値)でした。お店には一番使い勝手のよい100mmモデルをストックしています。38,850円


 ZEEのリアディレーラーはフロントシングルギア用にSSケージ(スーパーショート)タイプのみ。DHとFRの2種類のリアディレーラーがあり、DHが28Tまで、FRが36Tまでのリアスプロケットに対応しています。XTRに搭載されて好評なスタビライザーがこのグレードにも採用されました。本体上部にあるゴールドのレバーがスタビライザーのON/OFFの切り替えレバーで、ONにするとテンションプーリーの動きが抑制されて、チェーンの暴れが劇的に少なくなるシステムです。見た目もかっこいいね! 各6,357円