先日COLNAGOのシクロバイクに、シマノのDURAACEのDi2コンポを投入したMさんより、Di2に組み替え後、はじめてのライドの詳細なリポートをいただきました。Mさん、いつもありがとうございます。

 Mさんは、僕と同年代。体力系でバリバリ走ります。

 ちょっと前から「シフトがすごく重い、そしてシフトミスが多い」とおっしゃっておられて、また、五十肩なのか、シフトするためにレバーを押し込もうとするのがつらいとおっしゃってましたので、Di2をすすめてみました。

 以前、KさんのロードバイクにもDi2を投入したところ、シフトがスムーズに、そしてストレスがなくなっただけで、同じルートでビックリするぐらいのタイム短縮ができたそうです。

 Mさんもまさにそう。

 変速がスムーズに、軽々とストレスなくできるようになったおかげで、ケイデンス(クランク回転数)を維持しやすくなった。変速の際にレバーを力で押し込む必要がなくなったおかげで、変速時にバイクがふらつかなくなった。どんな場面でも正確にシフトしてくれるので、最適なギアをこまめに選択できるようになった。

 シフティングという動作からストレスを軽減するだけで、ライドがまったく変わってしまったようです。もう、マニュアルには戻れない、と。


 ロードバイクではすでに受け入れられているDi2。シマノのマウンテンバイクのコンポーネントの最高峰であるXTRのDi2がいよいよこの秋発表。

 Di2(電動変速)化して、たぶん悪いところはまったくないと思います。

 マウンテンバイクがどんどんメカメカしくなって、本来の正統派?マウンテンバイクじゃない、と思われる方も多いかもしれないけれど、マウンテンバイキングの本質って、モノじゃなくて、ライドであって、そのライドがさらに楽しく、バイクが自分の身体の一部のように動かせるようになるんだったら、それは正しいことだと思います。

 そうやって、フレームだったり、ブレーキだったり、サスペンションだったり、タイヤだったりも進化してきた、だからこそ今のマウンテンバイキングがあるんじゃないかなと。

 これは僕の考えだから、みなさんはみなさんなりのマウンテンバイキングな考え方があり、スタイルがあると思うし、その自分のマウンテンバイキング道を進めばいいと思います。だって、遊びだもん。

 話はずれちゃったけれど、今より快適に、ストレスが減る分、ライディングに集中できて、バイクが今よりもコントロールしやすくなってハッピーなるんだったら、ワダは迷わず真っ先にXTR Di2を投入します。


 楽しみで仕方ありません。