マウンテンバイクとカラダが直にコンタクトするグリップ、サドル、ペダルってとても大事。この中でもライド中一番長くコンタクトしているのがグリップです。たかがグリップなのですが、されどグリップなのです。
 グリップは細い方がいいか太い方がいいか、硬い方がいいか柔らかい方がいいか、これは手の大きさにあわせるという理由以外でも、個人的な好み、そう、個人的な好みの方が強くなります。しっかりに握れる太さが好みだったり、手のひらの中でちょっと遊ばせることができるぐらい細いのが好みだったりと。
 でも、それぞれのグリップって、どれだけ太さが違うんだろうと思って実際に測ってみました。
 写真左から、ODI / SDG EDITION 30.5mm、RACEFACE / ODI SNIPER 30mm、FLV / BG GRIP 30mm、UN AUTHORIZED / FULL THROTTLE-2 29.2mm、ODI / RUFFIAN 29mm、SPECIALIZED / XC LOCK-ON 28.5mm、CHARGE BIKES / 27.5mmという結果でした(実測値です)。※今回はロックリング固定タイプのグリップのみを取り上げています。
 一番太かったグリップが30.5mmで、一番細かったグリップが27.5mm。直径わずか3mmしか違わないのに太さの好みが出るなんて、人間の感覚って鋭いですね。
 ロックリングタイプの元祖、大御所であるODI / RUFFIANが大体真ん中ぐらいの太さだったというのがオモシロイ。定番は真ん中なんですね!
 ワダもいろいろ使っていますが、どちらかというと手のひらの中でちょっと遊ばせることができるぐらいの太さが好きです。たかがグリップ、されどグリップ。