南あわじ市教委は25日、湊地区を見渡す丘陵地に位置する里丸山古墳群(さとまるやまこふんぐん、同市湊里)から古墳時代後期(6世紀末~7世紀後半)の横穴式石室などを持つ古墳9基を新たに確認したと発表した。昨年度の発掘調査で古墳2基(1、2号墳)が見つかっており、計11基が確認された。
9基の古墳の規模は直径4、5m~11m。 古墳の形状は、開墾などで地表部が削られており、3号墳(直径6mの円墳)以外、判別できなかった。
時代が最も新しいのは6号墳で、この古墳だけ竪穴式石室(幅50~60cm、長さ90~95cm)が2つ残っていた。 被葬者の遺骨だけを埋葬した可能性が高いという。 他の8基は石を積み上げて「コの字形」の壁をつくる横穴式石室だった。
中でも、最大の7号墳(直径11m)は長さ3・5m、幅1・2mの横穴式石室を持ち、唯一、床面に石が敷き詰められていた。石室から銅製の耳環やガラス玉、鉄器、須恵器などの副葬品が出土した。土器の形状から6世紀末に築造した後、7世紀中ごろと同後半に追葬したとみられる。
現地説明会が27日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:毎日新聞、朝日新聞、読売新聞]
9基の古墳の規模は直径4、5m~11m。 古墳の形状は、開墾などで地表部が削られており、3号墳(直径6mの円墳)以外、判別できなかった。
時代が最も新しいのは6号墳で、この古墳だけ竪穴式石室(幅50~60cm、長さ90~95cm)が2つ残っていた。 被葬者の遺骨だけを埋葬した可能性が高いという。 他の8基は石を積み上げて「コの字形」の壁をつくる横穴式石室だった。
中でも、最大の7号墳(直径11m)は長さ3・5m、幅1・2mの横穴式石室を持ち、唯一、床面に石が敷き詰められていた。石室から銅製の耳環やガラス玉、鉄器、須恵器などの副葬品が出土した。土器の形状から6世紀末に築造した後、7世紀中ごろと同後半に追葬したとみられる。
現地説明会が27日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:毎日新聞、朝日新聞、読売新聞]
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