京都市埋蔵文化財研究所は26日、村ノ内町遺跡(同市右京区常盤出口町)で飛鳥時代の竪穴住居跡10棟分が見つかったと発表した。近くの渡来系豪族・秦氏の氏寺とされる広隆寺が造営されたとみられる時期と重なっており、当時の集落がより広範囲だったことが明らかになったとしている。
見つかったのは一辺が3~5・5mの方形をした住居跡。7世紀前半ごろとみられ、住居を囲う溝の状況から、ほぼ同じ場所で1、2回建て替えられていたことが分かった。また3棟の内部に煮炊きにより土が焼けた跡があったが、据え付け式のかまど跡はなく、渡来人が持ち込んだとされる移動式かまどを使用していたとみられる。
同時代の住居跡は広隆寺周辺で多数見つかっているが、寺から北東約300mに位置する村ノ内町遺跡内で見つかったのは初めて。
現地説明会が29日(土)午前10時から11時までを行われる。
[参考:京都新聞、京都市埋蔵版家財研究所HP]
見つかったのは一辺が3~5・5mの方形をした住居跡。7世紀前半ごろとみられ、住居を囲う溝の状況から、ほぼ同じ場所で1、2回建て替えられていたことが分かった。また3棟の内部に煮炊きにより土が焼けた跡があったが、据え付け式のかまど跡はなく、渡来人が持ち込んだとされる移動式かまどを使用していたとみられる。
同時代の住居跡は広隆寺周辺で多数見つかっているが、寺から北東約300mに位置する村ノ内町遺跡内で見つかったのは初めて。
現地説明会が29日(土)午前10時から11時までを行われる。
[参考:京都新聞、京都市埋蔵版家財研究所HP]
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