市教育委員会は26日、今年度から4年間で行う保存整備に先立つ発掘調査で、県内最大の前方後円墳・昼飯大塚古墳(同市昼飯町)の前方部1段目平坦面で、埴輪棺が見つかったことを発表した。子供用とみられ、石で囲まれていた。前方部西側と北側では葺石や埴輪列も確認された。埴輪棺(長さ1・2m、幅50cm)は、これまでくびれ部で見つかっていたが前方部では初めて。古墳に並べられていた埴輪を抜き取るなどして棺にしたもので、築造後に作られたという。2個体見つかり、いずれも周囲には固定したり、覆うための石があった。埴輪棺は地中に埋められていたとみられる。
前方部西側では、葺石と直径約50cmの基底石が約9mにわたり一直線に続いているのが見つかり、西側の復元ラインが確定した。
これまで分からなかった斜面の角度も明確になった。
埴輪列も新たに7個体が見つかった。3段築成の墳丘のうち、2段目(中段)と3段目(上段)の葺石そして2段目平坦面に並べられた埴輪列が確認できたという。
28日午前11時から現地説明会が開かれる。
[参考:毎日新聞、大垣市HP]
前方部西側では、葺石と直径約50cmの基底石が約9mにわたり一直線に続いているのが見つかり、西側の復元ラインが確定した。
これまで分からなかった斜面の角度も明確になった。
埴輪列も新たに7個体が見つかった。3段築成の墳丘のうち、2段目(中段)と3段目(上段)の葺石そして2段目平坦面に並べられた埴輪列が確認できたという。
28日午前11時から現地説明会が開かれる。
[参考:毎日新聞、大垣市HP]
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