各務原市は、昨年度から始まった「坊の塚古墳」(同市鵜沼羽場町5丁目)の発掘調査の結果を発表した。
今年度は後円部の斜面に沿って約35mのトレンチを掘った。
その結果、後円部は3段の階段状であることが判明。昨年に続いて墳丘頂上に並べられていた埴輪の破片や斜面を覆っていた葺石が見つかったが、段差の境目には葺石を支える大型の「基底石」が確認された。
坊の塚古墳は古墳時代5世紀前半に造られた前方後円墳で、全長約120m、後円部の高さ約10mと県内で大垣市の「昼飯大塚古墳」の全長150mについで2番目の規模。
同古墳からは、以前、滑石製琴柱形石製品(恵解山型)1個が出土している。
[参考:朝日新聞、各務原市埋蔵文化財調査センターHP]
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琴柱形石製品
今年度は後円部の斜面に沿って約35mのトレンチを掘った。
その結果、後円部は3段の階段状であることが判明。昨年に続いて墳丘頂上に並べられていた埴輪の破片や斜面を覆っていた葺石が見つかったが、段差の境目には葺石を支える大型の「基底石」が確認された。
坊の塚古墳は古墳時代5世紀前半に造られた前方後円墳で、全長約120m、後円部の高さ約10mと県内で大垣市の「昼飯大塚古墳」の全長150mについで2番目の規模。
同古墳からは、以前、滑石製琴柱形石製品(恵解山型)1個が出土している。
[参考:朝日新聞、各務原市埋蔵文化財調査センターHP]
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