京都府向日市埋蔵文化財センターは16日、同市寺戸町芝山の五塚原(いつかはら)古墳(3世紀後半、全長約91mの前方後円墳)の前方部の構造が、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓説がある箸墓古墳(奈良県桜井市)と一致したと発表した。
2段で構成される古墳の前方部は、三味線の「ばち」型になっており、前方部を縁取る平たん面が先端に向かってせり上がっていることを確認した。前方部と後円部をつなぐくびれ部では途切れていた。
同センターは、全国約5200基の前方後円墳と前方後方墳の中で、この構造を持つのは箸墓と五塚原だけとしている。
北に約1kmの場所にある日本最古の3世紀前半の祭殿遺構があった中海道遺跡(同市物集女町)との関連も指摘される。
現地説明会が18日(土)に行われた。
過去の関連ニュース・情報
五塚原古墳
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同センターは、全国約5200基の前方後円墳と前方後方墳の中で、この構造を持つのは箸墓と五塚原だけとしている。
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